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人間と他の霊長類との違いは何でしょうか?昔から例に出される「火を使う、道具を使う、言葉を使う」こと以外で何かありますか?
(「生物学」という考え方もあるかも知れませんが、とりあえず「哲学」のカテゴリに投稿してみました。)

私は、「性」の行動様式に違いがあるような気がするのですが、漠然としていて、説明が出来ません。

A 回答 (14件中1~10件)

>「性」の行動様式に違いがあるような気がする



↑その通りだと思います

霊長類の中でも人間に近いとされてるボノボでさえオスもメスも「陰部(性器)」を隠そうとせず生活してます。

しかし、人間は古代から陰部を隠す「羞恥心」があり衣類を纏う生活をしてます。

このような感情を持ったからこそ、人間は様々な工夫をして文明を発展させることが出来たと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「羞恥心」というのが、人間の特徴だということですね。はじめて気づきました。

「羞恥心」が何故生まれたのか???大変興味深いですね。

「羞恥心」と「人間は様々な工夫をして文明を発展させることが出来た」ことと、結びつきませんが、少し考え見ます。

お礼日時:2014/02/14 11:44

特徴の一つではありますが、生物の規範を逸脱したものであるとは言い切れません。



同性愛も生殖を伴わない性交も他の生物に見られます。

人間の場合は確かに細分化・多様化してはいますが、分岐の枝の一つに過ぎないと考えられます。

大脳皮質の肥大化に伴う、オーバーコントロールによる理性の暴走が原因と考えられるので、生物の規範の中の現象でしょう。


他の霊長類との差異は

直立二足歩行とそれから来る手と足の分化

咽喉の拡張や瞳の誕生等から来る、コミュニケーションの細分化

それらの影響から、摂取カロリーの増加に支えられた大脳皮質の肥大化とさらなる高度な知識・思考能力

等でしょうか。


確かに特異な進化をしていますが、言ってしまえばそれだけであって、やはり生物の一つに過ぎません。

人間のとる行動の多くは他の何かしらの特異な進化をした生物において観察する事が可能であり、何も人間だけと言う事もありません。

言える事は、人間ほど多様な行動を一種で行う生物がいないという事だけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「同性愛も生殖を伴わない性交も他の生物に見られます。」……はじめて聞きました。本当ですか?動物行動学の成果なのですか?もし、よろしければ、その動物を教えて下さい。解説されている文献を教えていただければありがたいです。(画像添付でかまいません。)

人間の特徴は「多様な行動を一種で行う生物」ということで、それを支えているのは、「直立二足歩行と……コミュニケーションの細分化……大脳皮質の肥大化とさらなる高度な知識・思考能力」というだけの生物に過ぎないということであり、個別の行動を取り上げると、他の霊長類にも見られるということですかねぇ。

お礼日時:2014/02/14 12:04

人類の特徴は、工業化・機械文明にあります。


他の類人猿をはじめとした、幾つかの生き物に道具
の使用は見られるが、それを量産し、物流させ、
他の必要な物と交換する、といった意識的行動の
多様化による生産の分業は、脳を発達させ、環境の
客観的に認識(条件反射ではなく)できる、人類に
特有の行動である。
まさに「パンツ(製品)をはいた猿」である。

また『パンツ』は、性にも関わる。
人がパンツをはくのは、寒いからだけではない。
南洋の原住民でも、腰ミノは着ける。
多くの生物は、限られた発情期にのみ性的興味を
示すが、人類だけは、裸を見れば年がら年中発情
するので、パンツをはかせないと、生産に支障を
きたすのだ。
それだけではなく、誰もが持っている裸を卑猥な
ものとし、生物本来の目的であり夫婦が毎夜営む
性行為をワイセツだとして、表の文化から隠した
のである。
それは生物にとって存続のために最も重要な行為
であるにも関わらず、口にするのがはばかられ、
学校でまともに教えないという状況に、人類の
特異性がある。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「人類の特徴は、工業化・機械文明にあります。……人類に特有の行動である。」……まさにそのとおりだと思いました。

「人類だけは、裸を見れば年がら年中発情するので、パンツをはかせないと、生産に支障を
きたすのだ。」……まさにそのとおりだと思いました。

「誰もが持っている裸を卑猥なものとし、生物本来の目的であり夫婦が毎夜営む性行為をワイセツだとして、表の文化から隠したのである。それは生物にとって存続のために最も重要な行為であるにも関わらず、口にするのがはばかられ、学校でまともに教えないという状況に、人類の特異性がある。」……そうでしょうか?
本来の「性」は、「存続のために最も重要な行為」であるかも知れませんが、人間は、「性」に生殖以外の他の意義を獲得したということではないでしょうか?
「学校でまともに教えない」……「性」というのは、こと「生殖」ということに関しては、教育の問題ではなく、本能に管理される問題では?

お礼日時:2014/02/14 12:23

>人間と他の霊長類との違い



人間は他の霊長類と比較して、大脳の言語野が発達しています。
それ以外は大した相違がないと考えております。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

私は、素人ですから、大脳のことはよく分かりませんが、「大脳の言語野が発達しています」ということは、コミュニケーションや意思疎通の手段としてのボキャブラリーだとか、発声・発音などの言語の多様化によってのみ、他の霊長類と区別されるだけだということですね。

お礼日時:2014/02/14 12:34

MRIで見ると、言語野が活性化しているのは、コミュニケーションをしている時だけではありません。



沈思黙考しているときにも言語野が活性化している事実が確認されています。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/14 16:33

ウィキより、「動物の同性愛」


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9% …

ついでにペンギンカップルのニュース
http://rocketnews24.com/2011/11/09/150679/

>個別の行動を取り上げると、他の霊長類にも見られるということですかねぇ

一例を挙げるなら、ご質問の内容とは無関係ですが、農業をするアリの「ハキリアリ」とか、道具を加工して虫を取る鳥の「キツツキフィンチ」とかが挙げられます。

性に関する事だけでも、霊長類に限ってはいませんが。


動物の同性愛行動の理由は解明されてはおりません。

人間とは違うのか?または人間はその延長線上の行動なのか?(勿論私は延長線上だと信じていますが、脳生理学等が大きく発展するまでは証明は不可能です)

性の行動様式でしたら、他の霊長類で大方揃っていますし、逆に人間だけと思われているものは、民族や社会習慣で無い民族がいるので、後天的に学習する段階で発生するものだと結論付けられます。

必要性が・若しくは欲求があり、それを許容する環境があれば発現する(もしくは環境が先にあり、そこに欲求が生じた時か)、と言う程度のものです。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
もう、40年以上も前のことですが、学生時代に、私のまったく専門外なのですが、ローレンツの「ソロモンの指輪」という本を読んで、強烈な印象を受けました。それから、多少動物行動学に興味を持って、いわゆる一般教養程度に本を読んでいたのですが、「単なる興味」程度のレベルですから、今回、あなたのご回答をいただいて、正直言って、かなりショックでした。(*^_^*)
もう、爺さんですから、今更、熱心に勉強する気力も残ってはいませんが、これまでの先入観は捨てる必要はありそうです。

『必要性が・若しくは欲求があり、それを許容する環境があれば発現する(もしくは環境が先にあり、そこに欲求が生じた時か)、と言う程度のものです。』ということですね。

お礼日時:2014/02/14 17:58

前頭葉の発達により思考の複雑化が可能で、経験則によって新たなものを生み出す力を持つ。



物を道具として使う生き物は、それなりに居ますが
道具を作り出す者、例えば工具など何かを作り出すために必要なものを開発したりするのは人間だけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
昔から例に出される「火を使う、道具を使う、言葉を使う」ことは、除くとしたのですが、道具限らず、「開発したり」、「創造したり」する能力というのは、あるかも知れませんね。

お礼日時:2014/02/14 16:49

人間の特徴は文字を発明して経験がもたらす知識を蓄積して仲間や子孫と共用化し、高度な文化を作り上げたことでしょう。

身体的には性を含めてむしろ堕落(後退)しているとしかいえないとおもいます。堕落も人間の特徴だといわれるならそうかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
他の方のご回答にもありますが、言語の発達、そして、あなたのご回答にある「文字の発明」も同じ大脳の働きに属するものではないか?と思いますが、「文字」というのは大きな要素のような気がします。

私が、「性」の行動様式に違いがあるような気がするのですが、……と記述したのは、人間の「性」だけが、「繁殖」だけでなく、長い期間をかけて、別の目的を獲得したのではないか?……しかし、専門家ではありませんので、「漠然としていて、説明が出来ません。」としたのです。

現代の人間の「性」には、いろいろな見方があると思いますし、あなたも、すべてが「堕落(後退)している」と言っているわけではないと思います。道徳規範の観点から見るか、人間も動物という観点から見るかによっても異なるし、今、ふと思ったのですが、「性」に「道徳規範」を持ち出すことが、人間の特徴とも言えるかも知れませんね。

お礼日時:2014/02/14 17:32

人間が他の動物と異なる点は多々ありますが


最も基本的なものは脳の構造です。

脳は、大ざっぱに分けて、理性などを司る
大脳新皮質と、本能などを司る大脳旧皮質
とから構成されています。

人間は、この大脳新皮質が発達しているのが
他の動物と異なるとろこです。

だから、人間は文化文明を発達させることが
出来たのです。
火、道具、言葉を遣うなどというのは、総てこの
新皮質のなせる技です。

尚、チンパンジーにもこの部分はあり、従って
道具を使うチンパンジーも、夕日を観て物思いに沈む
チンパンジーも報告されています。
簡単な言語を持つ動物も多いです。

性は、旧皮質に属しますので本質的とは言えないと
思います。
しかし、人間は文化文明を発達させ、本能が崩れて
いますから、この旧皮質も新皮質に影響を受け、
従って、性も年がら年中発情しているような
状態になりました。

フロムは、こうした人間を「本能が壊れている」
と称しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

前にご回答いただいた方にも、お詫びしたのですが、私は、「脳」のことはまったく分かりません。m(_ _)m
私の、質問の内容が、「脳」にまで及ぶと思っていませんでした。<(_ _)><(_ _)>
正直言うと、質問した浅はかさを反省しています。<(_ _)><(_ _)>

しかし、せっかくの機会ですから、教えて欲しいのは、「人間が他の動物と異なる点」というのは、「脳の構造」なのですか?私は、昔から、「社会」か、「理科」の教科書か、どちらか覚えていませんが、脳の「大きさ」が、比較されていたように覚えています。だから、脳なんて、大きければ良い、しわは、考えるほど出来るものだと思っていました。半世紀前というのは、脳の構造なんて分かっていなかったのでしょうか?

あなたのご回答にあるように、「人間は、この大脳新皮質が発達しているのが、他の動物と異なるとろこです。」というのは、やはり、人間の特徴を理解する上で重要な要素なのでしょうか?ということも疑問なのですが、それが、見かけ上、どのように現れるのかということに関心があります。

前の方の「お礼」にも、書きましたが、先入観は捨てなければなりませんが、「夕日を観て物思いに沈むチンパンジー」……すでに現代のお粗末な人間の感性を超えていますよね。昔、映画であった「猿の惑星」の時代が来るかも。

「簡単な言語を持つ動物も多いです。」……わかります。私に、わからないのは、「それが、本当に、簡単な言語」と言って良いのか、どうかということです。人間よりも、高度な言語を使っているということはないのでしょうか?

「性は、旧皮質に属しますので本質的とは言えないと思います。」……???「性」というのは、本来「本質的???」なものというよりも、「本能的」なものではないでしょうか?

「人間は文化文明を発達させ、本能が崩れていますから、この旧皮質も新皮質に影響を受け、
従って、性も年がら年中発情しているような状態になりました。」、フロムは、こうした人間を「本能が壊れている」と称しました。……ほとんど、私には理解できません。本当に「本能が壊れた」のでしょうか?

お礼日時:2014/02/14 21:02

アメリカの脳科学者ラマチァンドランの「脳の中の幽霊」とか最近の「脳の中の天使」を読んで思ったのは、人間は神と動物の中間の存在だということです。


だから一面から見れば他の動物と変わらない面があるけれど、他の動物とはまったく違う面もあります。
つまり霊的な「英知的世界」を持っています。
その点からいえば人間は神に近い存在です。
人間は他の動物とは違って環境に拘束されません。
他の動物は環境に順応しないと生きていられないけど、人間は自然を自分の生息に都合の良いように改造します。
たとえ月や火星のような環境だろうと、人工的にバリアーを作れば生きてゆける。
おそらく人間を除いてはそんなことができる動物はいないでしょう。
そして内面に霊的なものを持っているから、宗教もあったし、動物が宗教を持ったということを聞いたことがありません。
それに人間は道徳律で自分を律することができます。
人間以外の他の動物が道徳律をもって自らの行動を律しているとも思えません。
それに人間は自分が将来死ぬことも知っていて、それに向かって人生を計画的に作って行くことができます。
人間以外の他の動物が、将来自分が死ぬということを意識しているとは思えません。
こうした点から、人間はただの動物ではなく、自らを乗り越える、あるいは環境を乗り越える、という意味で動物よりも神に近い存在だと思います。
人間は宇宙が存在していることに驚くことができるけど、宇宙は自分が存在していることに驚くことはありません。
その点からいっても、人間は宇宙よりも偉大です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

たいした考え方も知識もないのに、いろいろな方のご回答をいただいて、少し、質問したことを反省していたところでしたが、ついに「神」まで出てきました。全く予想していませんでしたが、冷静に考えてみると、「神の存在が生きる糧になっている」という人間がいるということは、人間と他の霊長類の根本的な違いかも知れません。ありがとうございました。

『アメリカの脳科学者ラマチァンドランの「脳の中の幽霊」とか最近の「脳の中の天使」を読んで思ったのは、人間は神と動物の中間の存在だということです。』……私は、その本を読んでいないので、何とも言えませんが、キリスト教徒に内在する考え方ではないでしょうか?
この次は「脳の中の悪魔」なんて本を出したりして。m(_ _)m

「その点からいえば人間は神に近い存在です。」……???どのようなことが、「人間は神に近い存在」といえるのか???人間が造った神だから、他の動物よりも神に近いというのであれば、宗教者の都合として理解できます。

「人間は他の動物とは違って環境に拘束されません。」……一見、そのように感じるかも知れませんが、果たしてそうでしょうか?人間も十分に環境に拘束されながら生きています。

「他の動物は環境に順応しないと生きていられないけど、人間は自然を自分の生息に都合の良いように改造します。」……確かに、人間の特徴の一つですね。その結果どうなったのでしょうか?という問題を除けば。(*^_^*)
たとえ月や火星のような環境だろうと、人工的にバリアーを作れば生きてゆける。
おそらく人間を除いてはそんなことができる動物はいないでしょう。

「宗教」というのは、たしかに、人間の特徴かなぁという気はします。

「それに人間は道徳律で自分を律することができます。」……道徳律って何だろう。すべての人間が道徳律に従って生きているだろうか?そして、動物が「生きる」って何だろう?「死ぬ」って何だろう?人間の生死と違うのだろうか?「宇宙」って何だろう?

地球の歴史、人類の歴史、そして、宇宙の137億年の歴史とその想像を絶する広大さからすれば、人間も、他の動物も、違いを求めるほどの違いはないと思います。

「人間は宇宙よりも偉大です」というよりも、私は、どちらが偉大ではなくて、「人間も宇宙と同じほど、あるいはそれ以上に分からないことが多い」ということだと思います。

お礼日時:2014/02/14 22:00

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