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ODAの原資について。ネット情報などを見てもなかなか明確なところが分かりにくいように思います。

一応本で正確なデータらしきものを見かけましたが、古いです。

01年のODA事業予算1兆8196円の財源構成をみると、一般会計は55.8%、財政投融資(郵便貯金や簡易保険からなる)などが35.0%、出資国債が8.5%、特別会計が0.7%、とのことです。

ネット議論を見るとODAの財源はほとんど一般会計とは別のところから出ていて、税収が海外へ流れていくわけじゃない、特別会計などの割合が大きい、などの書き込みもいくつかあるようでしたが、このデータを見るとほとんど逆じゃないですか?堂々と一般会計から大きく拠出されてますよね?

それともこの10数年でODAの財源構成が変化したのでしょうか?

去年のミャンマーに対する3000億円の債権帳消しを始め、安倍政権は対外援助はもう何度か大盤振る舞いしているはずです。外交に精力的なのはいいのですが実弾がいくら飛ぶかとなると…

政権を国民がちゃんとチェックすべきだとしたら、対外援助に税金がどれほど投入されているのか、ここは結構重要なポイントじゃないですか?

A 回答 (1件)

> それともこの10数年でODAの財源構成が変化したのでしょうか?



最近は少し変化しています。
一般会計が1/3程度、財投が1/2程度で、財投と特会は合わせて1割強でしかありません。
25年の予算は
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/yos …
を参照してください。

いずれにせよ、一般会計から大体33%~50%程度は出ています。
ただし、一般会計の中からは技術協力、つまりお金を渡したわけではないものも含まれています。


> 政権を国民がちゃんとチェックすべきだとしたら、対外援助に税金がどれほど投入されているのか、ここは結構重要なポイントじゃないですか?

資料は提示されています。
不勉強なのか、視聴率などの数字にならないからなのか、マスコミもエコノミストも何も言いません(学者が言っても一般にはあまり出ませんし)から、なかなか。

また「税金が投入された」という場合の範囲をどこまで取るのかも難しいですね。
例えば現金等の資金を相手国に渡しているのは、ODAのうち円借款等が中心で、技術支援等では日本での受け入れや技術者の派遣だったりしますし、国連等への拠出金もここに入っています。


> ネット議論を見るとODAの財源はほとんど一般会計とは別のところから出ていて、税収が海外へ流れていくわけじゃない、特別会計などの割合が大きい、などの書き込みもいくつかあるようでした

ネットの議論は基本的には玉石混交なので、根拠を調べて正しいかどうかを自分で判断すべきもの、位のスタンスでいた方が良いです。


> 去年のミャンマーに対する3000億円の債権帳消しを始め

とありますが、2002年に既に債権放棄が合意されていましたが、軍事政権のごたつきによって手続きが止まっており、民主化したことによって野田政権の時に段階的放棄の合意が改めてなされ、安倍政権発足後に、一括での放棄として実行されたものです。

因みに、3000億円のうち1700億円強は金利+延滞金です。
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201204190 …
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この回答へのお礼

なるほど、様々な角度からチェックいただき、ありがとうございます!勉強になりました!

お礼日時:2014/02/27 00:09

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