国の借金を減らし、しかも景気回復をする方法を提案しますので、ご意見をお聞きしたいと思います。方法はアベノミクスと同じく、金融と財政の合わせ技です。まず財政をインフレ率が2~3%程度になるまで拡大します。どの程度拡大すればそのインフレ率に到達するかは、各種マクロモデルで徹底的に計算しておくべきでしょう。次の日経モデルでの試算はその一つです。
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post- …
財政拡大だけだと、金利が上がって効果が薄れてきますので、現状の金利水準を保つために金融緩和を続けます(金融抑圧)。大量の国債売りがあるかもしれませんが、日銀が無制限買い入れを続け対応します。2~3%のインフレ率であれば、国の借金は毎年2~3%(つまり20~30兆円)ずつ目減りしてきます。インフレ率が2~3%のレベルを明らかに超えそうになれば、預金準備率を上げ、増税を行いインフレ率がこの範囲に収まるようにします。これにより税収は増え、国の借金は急速に減っていきます。デフレの際の増税では、決して国の借金は減らないのと対照的です。
なおゼロ金利を続けることで預金金利は低いままで固定されますから、個人や法人の預金、そして0.1%の金利に固定された日銀当座預金にたまった資金は新しい投資先を求めて動かざるを得なくなり、それが経済活性化につながります。タンス預金が動き出すわけです。
このシナリオを、どのようにお考えか、ご意見をお聞かせ下さい。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
なるほど、これはスゴイ。
karaokepppさん、よく考えてらっしゃいますね。
未来産業、未来技術が大切だと僕は常々思っていますが、
ロボット産業は確かに一つの候補に上がるでしょうね。
ところで、今の時代、日本が迎えている経済の問題の中で、見て見ぬ振りが出来ないのは新しい需要市場の開拓だと観ています。ロボット産業と共に、需要市場を拡張していく産業の必要性を強く感じています。ただ、ロボット産業が未来技術であったり未来産業へと続いているイメージは個人的にはあるのですが、一方では既存産業の衰退や今までの生き方の衰退を促進させてしまうという観点もあると思うのですが、その点は如何お考えですか?
映画『MATRIX』の様な話もあります。
ロボット、そしてAIが盛んになるに連れて、あるいはそこまで盛んになっていない現在でも既に、人間の仕事は機械、ロボット、システムが担っています。
これは良い側面もありますが、まずい側面も同時に見なければなりません。即ち、雇用問題を深刻化させている一つの背景に、アメリカIT革命が、そしてイギリス産業革命が、大きな影響を与えている点です。
人間が作った機械、ロボット、システム、AIなどに、人間の仕事場が奪われて行き、人間の居場所までが少なくなっていきます。実際、大学の先生よりもスマホの方が仕事をしてくれます。子どもたちにとって、先生は先生ではなくなっていきます。
同様にして、
覚えて、
○×して、
繰り返す、
などでまかなえる仕事は全て、ロボットが手掛けることになります。
視覚による錯覚現象を及ぼすことを錯視といいますが、聴覚や味覚だけでなく、この頃は触覚までも錯覚現象を及ぼす研究や開発も随分と進んでいます。このことの意味は、一体どの様にしてロボットと人間を見分けるのかが難しくなってきているということでもあります。
人間がもし、
覚えて、
○×して、
繰り返す、
ことをして生きているのだったら、ロボットが代わりにやってしまい、人間としての居場所、人間としての生き方が、埋れてしまうし霞んでしまう。
今も、
人間の尊厳が日に日に失われ、
お金よりも下で見ることもしばしば。
話を戻しますが、
人間の尊厳が失われる危険性を、
ロボット産業は秘めているということをお伝えしたかったです。
ロボット産業の、
未来技術、未来産業という観点からは
僕は大賛成ですが、
それだとイギリス産業革命、アメリカIT革命が及ぼした中途半端な文明の発展を世界中に撒き散らすことと同じ様になり、その裏で起きている多くの不都合な理不尽な現象は、誰かが尻拭いしながら解消解決せねばならなくなり、
結果的に提唱者や提供者自己満足になります。
要するに、需要市場のないなかで、
無理やり供給しようとする世界。
供給者側の論理としての需要に過ぎません。
それは需要ではなく、供給!
何度もそう突っ込みたくなる気持ちを抑えながら、日本の次なる一手には慎重かつ、しかし大胆でありたいと思っています。
如何でございましょう?
ロボット産業の裏側に潜む課題点についてはどの様にお考えでしょうか?ロボット産業は、人間の仕事場をなくし、人間の居場所を一つずつ丁寧に、無くしていくものとは考えられないでしょうか?
この回答への補足
どんどんハイレベルな議論に持ち込んで頂きまして有り難うございます。私の目標は『労働はロボットに、人間は貴族に』という究極の未来の実現です。
十分な投資をすれば、ロボット技術もどんどん進歩させることができる。将来はロボットが、ほとんどの能力において、人間を上回るようになる。そうなった場合には、ロボットが人間の替わりに労働を行うようになる。ロボットは高価だと思っているかもしれないが、ロボットの製造はロボット自身が行うようになるから、人手は掛からない。ある意味でタダで何台でもロボットができてしまう。原料の調達から製品の完成までロボットがすべてを行うようになる。そうすると、ロボットは優秀でしかも安い労働力を提供するので、ロボットがほとんどの職場を人間から奪ってしまう。
そのような時代に、「働かざる者、食うべからず」などと言っていたら、人間は働き場を失い、「人間は食うべからず」ということになってしまう。このような時代に人間は何をすべきかということだが、そのときは物やサービスはあるのだから、その分配だけを考えればよい。お金はいくら刷っても良い。十分お金を人間に配っておけば無制限供給に近い状態が生まれる。そのとき、人間は好きなことをやっていればよく、貴族のような生活ができる。
究極の世界ですが、ロボットだけが働いている大企業ができたとしそれが人間が必要なすべてをつくり出せるとします。これを国営にすれば、国は莫大な資金を得ることができます。その資金を使って国民全員を公務員として国は雇うことができる。その公務員は、上から押しつけられた仕事ではなく、自分に相応しい、自分を最も輝かせることができる「仕事」をし、それにより報酬を得ることができる。その仕事はスポーツでも音楽でも芸術でも研究でも教師でも陶芸でも趣味の園芸でも旅行でも何でもよいわけです。税金も社会保険料も払う必要はなし。
これは究極の世界ですが、その世界に一刻も早く到達できるよう、我々は努力すべきだと思います。
Matrixですか。ナンセンスですよね。ロボットは人間がより快適な生活を送れるようにするために作ります。人間に反乱を起こすようなロボットは作りません。ただし、犯罪者はどの世界でもいます。ロボットを使って悪巧みをしようとする人間はいるでしょう。それを阻止しようとする努力は常に必要です。でも犯罪で死ぬ人の人数は年間1000名程度。悪い人って意外と少ないです。風呂に入って脳卒中や心筋梗塞・血栓で死ぬ人が1万4千人もいますからその10分の1以下ですね。人間の知恵は犯罪を防ぐのにも有効です。必ず犯罪者に勝てます。
No.3
- 回答日時:
通貨政策、
財政政策、
金融政策、
のみの考え方では、国の借金も景気もよくはならないと想います。
これらの政策がダメだというのではなくて、これ以外の動きと共に抱き合わせていかなければならないと想うのです。特に、未来産業、未来技術が国内に生まれていることに着目していかねばならないと想います。
お金は、欲しい商品が手元に来る様にするための交換の手段として使う道具ですが、欲しい商品が無い場合のお金は、お金本来の機能を果たしませんし、それをもってお金ということは出来ません。
ですので、ニーズと全く切り離されている商品は、商品でもないですし、その商品を買うときに使っている道具もお金ではありません(1万円札であったとしても)。
今の時代、
特に日本では、
お金本来の動きを取り戻すことに取り組まねば、
借金も景気もよくならないのではないでしょうか?
karaokepppさんの方法に加えなくてはいけないのは、
新しい産業、新しい技術との出会いが必須ですし、
今の時代、日本人1人ひとりにとって、最も欲しいという心の動きを爆発させていくことや、このように生きたいんだという意欲を膨らませていくことが、とても大切なんやろうと想います。
如何でしょうか?
この回答への補足
全く同感です。新しい産業、新しい技術との出会いが必須ですね。ここでは書いていませんが、私もその事に関して様々な提案をしております。例えば次のサイトをご覧下さい。
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/no-d2 …
何が必要かに関して理解する必要があるでしょう。少子高齢化に伴い、将来を不安視する人に対して、人間に替わって働いてくれるロボットの開発に巨額の投資をすべきだと思っています。ロボットが活躍できるように規制緩和も必要になるでしょう。
「国の借金の返済」のために増税して、全国民が一生の間苦しみながらどんなに頑張っても、1000兆円の借金は返せません。しかし、ここで提案した方法なら、苦も無く、瞬く間に借金返済は可能ですし、しかも高度な技術開発で日本の製造業が国際競争力を取り戻し、豊かな日本を取り戻すことができます。
素晴らしい回答を有り難うございました。
No.1
- 回答日時:
国債の借金は多すぎると思います。
せめて国家予算の5年分ぐらいにするべきだと思います。そのために緊縮財政、ただし所得税の減税はする。そして企業の内部留保には1%程度の税金を掛ける。
その上で毎年消費税を1%ずつ上げる。これを国債の発行高が今の半分になるまで続ける。
この回答への補足
増税・緊縮財政を行えばデフレは悪化します。物価が下がれば1000兆円の借金は重みを増します。名目GDPが今後400兆円、300兆円、200兆円と下がっていけば、1000兆円の借金の返せる見通しがどんどん下がっていきますし、国家予算の割合も増していきます。
補足日時:2014/02/28 11:01お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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