プロが教えるわが家の防犯対策術!

池田小事件で、宅間守は 自分が死刑になるために児童を何人も殺すという ふざけたことをしました。

しかし、死刑制度を愚弄し、法廷でとんでもない悪態を
つき 強烈なメッセージを残し、遺族を侮辱する
ことに大きな意味なかったでしょう。
遺族を侮辱するために殺人を犯したというのでしょうか?
さんぜん悪態をつこうが、結局順調に裁判が進行
して死刑になったのでは、何も一石を投じた事に
なっていません。

死刑囚自身がどう思って
いるかなど体制は感知せず、普通の人は自由を
束縛される禁固や、それ以上喜びを感じられなく
なる死刑を忌避する以上、死刑の有効性(抑止効果)
に何の影響も与えていません。
むしろ犯行後自殺して、裁判も開かせない
(うやむやになる)方が、体制にとって痛手だ。
死刑制度に反対するのに、死刑に値する犯罪を
犯すのは逆効果でしかない(この結果から彼を
死刑にせず生かしたいと思う人はいない)。

みなさんは どう思いますか?

A 回答 (2件)

”死刑制度を愚弄し、法廷でとんでもない悪態を


つき 強烈なメッセージを残し、遺族を侮辱する
ことに大きな意味なかったでしょう。”
    ↑
小さな意味もなかったんじゃないですか。


”死刑囚自身がどう思っているかなど体制は感知せず”
     ↑
それがそうでもないんです。
例えば、死刑は死刑囚が心神喪失の時は執行できません。
これは死を自覚させ反省と悔悟の中で死なせるためだと言われています。
だから、死刑囚がどう思っているかは、この限度で
関知しているわけです。

(死刑執行の停止)
刑訴法 第479条
1.死刑の言渡を受けた者が心神喪失の状態に在るときは、
 法務大臣の命令によって執行を停止する。


”普通の人は自由を・・・・
死刑の有効性(抑止効果)に何の影響も与えていません。”
   ↑
そうですね。


”むしろ犯行後自殺して、裁判も開かせない
(うやむやになる)方が、体制にとって痛手だ。”
    ↑
これは全くその通りです。
山口二矢などはその例ですね。


”こういうのは 宅間と遺族の思惑が一致して めでたしめでたしなのか”
    ↑
不謹慎ですが笑ってしまいました。
めでたしめでたしはないでしょう。
遺族としてみれば、恐怖と悔恨にさいなまれて死刑になって
欲しかったんじゃないでしょうか。


”宅間の場合は ただ自殺して自分の命をどぶに捨てる人とは違って、
最後の悪あがきをしただけに、この世に未練や悔いや無念を残さず
あの世に行っただろうとは思います。”
    ↑
これは鋭いですね。
真面目に考えているんですね。

この回答への補足

蛇足ですが、#1の御礼で書いたベクトルの話の続きです。
ケースは違いますが、検察も本来は 真実を追求し 犯人を懲らしめるのと、刑事裁判で勝つのは ベクトルは同じ向きを向いています。しかし、この場合も検察が見立て違いに気付くと、両方のベクトルの向きが違ってしまい、非常に困惑します。でも、後者を優先する検察官が多いだろうと推測します。
宅間の事件も ケースは全く違いますが、これと似たような構図のような気がします。

補足日時:2014/05/01 13:22
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>小さな意味もなかったんじゃないですか。
でも、宅間にとっては言いたいことを全部ぶちまけてスッキリしたでしょうね。
遺書を書いて首を吊る人よりは ずっとわだかまりも解消されたでしょうね。

>そうですね。
でも、死刑になるような殺人を犯す奴は そもそも普通じゃありませんからね。

>これは全くその通りです。
宅間にとっては 死刑制度への抗議の意味は皆無に近いでしょう。


>遺族としてみれば、恐怖と悔恨にさいなまれて死刑になって
欲しかったんじゃないでしょうか。
遺族の意に反して死刑になるのが宅間の目的だったでしょうから。これでは宅間の負けになるだろうし。もっとも この考えを突き詰めると 死刑が正しかったのか疑問です。

>これは鋭いですね。
真面目に考えているんですね。
人間って、生きていて楽しいことばかりじゃないんですよ。辛いことの方が多いかもしれません。
日本には年間、3万人近くが自殺しますが、これは単純に考えて 世の中には塀の外にいても 死刑より辛いことが沢山あるということになるかと思います。自殺しないまでも、死にたいと思ったことのある人は少なくないかもしれません。 また、安楽死の問題もありますし。そう考えると、死刑が最高の刑罰として機能しているかも疑問です。

お礼日時:2014/04/30 23:13

Erdbeerkegelsさんが書いている通りです。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

宅間守は死刑制度を愚弄して実にふざけた奴でしたね。
宅間守は 法廷で遺族に向かって
“おい、くそガキの親!
おまえらのガキの8人分の命は
ワシ一人を殺して終わりの程度の価値やったんやぞ!
エエ学校に行かせて偉そうにしとったから死んだんや!
ガキどもが死んだ原因はおまえらあるんや!
せいぜい一生反省せいよ!
あの世でもおまえらの子供しばき倒したるからな!
あははははは!あははは!こらおもろい!”
と言ったそうです。
こういった輩に対しては無感情・無表情で処分するのが一番かもしれません。
しかし、普通は 殺人事件が起きると 被害者遺族としては「加害者の思い通りにさせないぞ。」という気持ちと「加害者には死んでほしい。」という二つの気持ちが起こります。そして、普通は ベクトル的には同じ方向を向きます。ところが、宅間の事件では ベクトルが正反対になってしまいました。でも、そういう場合でも後者の方が強いというのが はっきりしました。ただ、遺族の中には 宅間から反省の言葉を聞きたいという人もいたようです。
それにしても、こういうのは 宅間と遺族の思惑が一致して めでたしめでたしなのか。そうだとすれば、亡くなった児童たちを貶めるようで、なんかやるせない話だし、宅間がある意味 かっこよくさえ見え、遺族感情の醜さと惨めさを浮き立たせた ショッキングな事件でした。
少なくとも 宅間の場合は ただ自殺して自分の命をどぶに捨てる人とは違って、最後の悪あがきをしただけに、この世に未練や悔いや無念を残さず あの世に行っただろうとは思います。

お礼日時:2014/04/30 17:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!