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卑弥呼が率いたとされる邪馬台国の場所は未だ特定できず九州説と畿内説が対立していますよね。

そこで質問なんですが場所を特定してどうするんですか?
重要な資源が埋まってたりするんですか?みつけて喜ぶだけですか?
「過去を知ればより良い未来が作れる!」という考え方もいいと思いますが、今までに調べて来た歴史で十分統計は取れると思うんです。

その世界の人達に文句があるとかそういうのではなく純粋に気になりました。
どうか回答をよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

そもそもですが、歴史を学ぶ意味、て何でしょう。



未来への行動指針、という意味もありますが、
その他に、国民意識の醸成、という意味もあります。

国家というのは概念です。
月や太陽と異なり、存在するのは頭の中だけです。
だから、不断に国家を意識させておかないと、
人間は国民になれないのです。

奇異な感じを持たれるかもしれませんが、途上国が
何時までも途上国なのは、国民としてのまとまりが
ない、というのが最大の理由です。
まとまりが無いから政治的に不安定で、経済も
発展しないのです。

だから、どこの国も、国旗や国歌を造り、オリンピックを
誘致したりして、何とかして国民意識を植え付けようと
しているのです。

この国民意識醸成としてのツールには色々あります。
中韓などは反日をツールにしています。
伊達や酔狂で反日をやっている訳ではないのです。

一般には言語や人種、宗教などですが、歴史の共有というのも
重要なツールなのです。

俺たちは、同じ歴史を共有している日本人だ、という
意識です。

この国民意識の基礎になっている歴史が曖昧では、
何かと都合が悪いのです。
学術的な興味が本質でしょうが、歴史の真実を
探求するということにはこういう意味もあるのです。
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邪馬台国の場所を知ることは、日本の成り立ちの理解に大きく影響します。


つまり「私たちは何者なのか?」という答えのひとつがでる、ということです。

たとえば質問者様はDNAによる、人類の起源には興味がありますか?今では、アフリカを出て行った人類は最低2回程度に分けて大きな移動の波があり、最初はインドまで、2回目の移動でヨーロッパやさらに時間をかけて中国大陸まで進出しています。
また、ヨーロッパでは先に進出したネアンデルタール人との混血もあったようです。

このようなことを調べることはすべて「私たちは何者なのか?」という疑問に答えることにつながっていきます。

特に邪馬台国の卑弥呼の史実と、古事記や日本書紀に書かれている天の岩戸の伝説は一致することも多く、卑弥呼の邪馬台国(ヤマタイコク)が大和王朝(ヤマトオウチョウ)の直接的なつながりがあるかどうかで、日本という国がどのように発展したかが明らかになると期待されています。

ところで、世界的にみてもこのように史実を含めて、さかのぼれる国ってあまりないのですね。隣の韓国は戦乱も多く、王朝も変わっていますので国内に自国の歴史書がほとんどなく、どのような民族であったのか、今の韓国人と昔朝鮮にいた民族は同じなのか、すらよく分かっていません。

最近では韓国の一部に日本式の前方後円墳があることも分かってきていますので、それらの結びつきも、たとえば卑弥呼九州説が有力になれば解き明かされるかもしれません。


ということで、日本人ってなに?、という疑問に答えられるから、好きな人はワクワクするのです。
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 初めまして。

私見ですが
 邪馬台国が北九州なのか近畿なのかでは当時の「倭」の国の
統一に向けた進展度が大きく違ってくると思います。

 もし邪馬台国の中心が例えば佐賀県の吉野ヶ里遺跡だとすれば
中国の使者はせいぜい北部九州の小規模な連合国家と交流したに
すぎず日本列島にはそうした小国家が20コくらいあっても
不思議ではない。
もし女王卑弥呼の墓が奈良県の箸墓古墳なら
当時の「倭」の邪馬台国は近畿から北九州を
含む西日本の大規模な連合国家ということに
なります。
 4世紀に大和王権が日本をほぼ統一なんて
昔は覚えさせられましたが、
 そうとうゆるやかな連合王国であったことは
確かです。でも同時にこの王権に地方の王権が
次々と服していくのも確かです。

 邪馬台国が次の時代の大和王権の国になったのか
それとも邪馬台国は近畿の大和王権に飲み込まれた
のか?

 6世紀飛鳥時代に大和王権が百済を救出するため、
大軍を送ろうとしたところ、北九州の大豪族磐井が
2年にわたってそれを阻止しようと内戦をおこして
います。

 それでも邪馬台国がどのような規模であったのか
知りたくはないですか?
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歴史好きの自己満足


歴史なんてそんな物でしょ?
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登山家になぜ登るの?って聞くと、そこに山があるからだ。

で答えが返ってきますね。

古代の謎とロマンを追い求めることに、難しい理屈はいらないでしょう。
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はい、観光資源です。


つまり、地元経済がうるおい、自治体にはお金が入る。
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>どうするんですか?



一応、日本の古代史でそれなりに信頼に値する書物は
日本書紀くらいしかないんだそうです。

で、古事記など、その他の書物はもう神話なのか
創作なのかよくわかったようなわからないような話ばかりで。

縄文時代だの弥生時代だのから、大和朝廷に至る
歴史の流れがさっぱり見えてこないのは、
意図的に封印された説まである始末で、
その辺の歴史の流れを明確にする鍵があるのが
邪馬台国がどこにあるのか。ということだそうです。


>今までに調べて来た歴史で十分統計は取れると思うんです。

別にそんなことのために調べているんじゃないでしょう。
学問ってのはすべからくそうで、
iPS細胞とかでも、役に立つから立派な研究だと思われているだけで、
その前段階の何の役に立つかわからないような研究が山ほどあって、
初めてそういうものもでてきた。ということなんですから。

まずは知識欲。研究欲。なぜだ。不思議だ。
そういうところが始まりです。
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