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人の大きさを測る際に最も重視される基準は、一般的には「身長」である場合も多い気がしますが、なぜ格闘技の階級は「体重」別なのでしょうか。

もし格闘技の階級を「身長」別にした場合、選手が試合前に無茶な減量をする必要がなくなるのに、という素朴な疑問が生まれました。

今のように階級が「体重」別になっている理由を自分で考えてみたところ:

(1)格闘技ではリーチ差よりも筋肉量の差が決定的。同じ身長でも筋肉が付きやすい人と付きにくい人がいるので、「体重」別の方が公平性を保てる。

(2)「身長」は変えられないが、「体重」はある程度調節できるので、同じ選手が複数の階級を制覇できる可能性がある。

といったことがあるのかな、と思ったのですが、いかがでしょうか?

ご意見、もしくは何かご存知のことがあれば教えてください。

A 回答 (3件)

格闘技においては身長差は試合の質を決める上で決定的な要素ではないからです。



多くの格闘技は腰を落として構えます。重心を低くしないと不利だからです。
身長が高くても腰を落として低く構えないと負けます。競技によっては身長が低い方が有利なことすらあります。

結果的に5cm高くても10cm高くても大して意味がありません。
身長差に基づいて階級をいくつにも分けたところで、試合の質に違いが生まれないのだったら意味がない。階級が違うだけで内容が変わらないというのでは、階級の存在意義がそもそもないということです。

一方、体重差に基づく階級なら試合の質が明らかに変ってきます。軽い階級は身体の軽さを生かしてスピーディな試合を売り物にする。重い階級は一撃の重さ、迫力を売りにする。そう行ったアピールが可能になります。

だから体重別で階級を設けているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>階級が違うだけで内容が変わらないというのでは、階級の存在意義がそもそもないということです。

これは目から鱗でした。確かに、どの階級でも同じような試合展開になるのであれば、見る側としては無差別級で十分な気がします。実際に、今の階級の分け方によって、重量級と軽量級のそれぞれの魅力が生まれていますね。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2014/06/08 17:53

私も身長制のほうが良いのではないかと考えたことがあるのですが



身長制にならないのはおそらくは、どの選手も体重を勝つために増やす方向に振りきれてしまってその競技特有の魅力や技術がなくなってしまうから、ではないかと思いつきました。

ボクシングは足を止めてただ殴り合うだけ、レスリングはタックルなどスピードが必要な技術のリスクが大きくなりすぎる、みたいな感じで。

まあ別競技になって構わないじゃないかって考え方もあるでしょうがとりあえずは誰もそちらの方向では判断しなかったということでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

同じ疑問を以前お持ちになったことがあるのですね。確かに、選手が技術の習得よりも体重を増やすことばかりに気を取られてしまうと、各競技特有の魅力が減るのでは、と競技発明者側が考えたのかもしれません。先見性のある発想ですね。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2014/06/08 17:52

初等物理学にF=maというのがある。

要は、膂力は
重量に比例するのです。ボクシングが何故あれだけ
階級が細かいのか。5kg違いでパンチ力は相当
異なりますから。

仮に柔道を身長別で階級を分けてしまうと、試合が
成り立たなくなったり、怪我が圧倒的に増えるでしょうね。

無茶な減量に関していえば、それは当人の問題です。
打撃系はともかくも、組み技系ならば無理な減量はしない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、階級を体重別に分けているのには、力学上の根拠があるんですね。ボクシングの階級が細かいのは、タイトルマッチを増やせるという商業上の理由が大きいと聞いたことがあったのですが、それ以外にも大きな理由があることに気づかされました。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2014/06/08 17:50

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