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「あ」で始まって「ん」で終わる50音。これっていつ頃作られたものなんでしょうか?作った人もわかっているのですか?阿吽なんて言葉もあるくらいだから相当昔から「あ」で始まって「ん」で終わる認識があったような気もするし・・・。

A 回答 (4件)

 


このサイトで過去に同様の質問があります。

「あかさたなはまやらわ」という順序の五十音表は、行と段が違っていますが、参考2の質問の回答者 No.5 の方の記していることからすれば、すでに、1075年頃の寛智の「悉曇要集記」に、そのような順序で出てきているようです。

サンスクリット語の音表である「悉曇」を元にしているので、十世紀頃から大体現在の形に似たものがあったのです。

一つに定着するのは、国民義務教育制度を取って、全国画一の教育を始めた明治時代になってからでしょう。(それまでは、教育の場合、「いろは」の順番で文字を教えていたのであり、「五十音表」は、日本語の音韻の研究者が使っていたのです)。

>参考1>No.654122 質問:五十音表が作られた由来
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=654122

>参考2>No.493211 質問:50音表は いつ頃・誰の 発案でしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=493211
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=654122,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=493211
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この回答へのお礼

過去の質問をよく見もしないで同様な質問をしてしまうとは・・・わざわざ答えていただきました皆様方、本当に有り難うございました。

お礼日時:2004/05/28 00:35

参考URLがいいと思います。



平安時代後期の五音図では
アカヤサタナラハマワ行の順で書かれています(図2)。

江戸時代の元禄年間に初めて五十音図が作られましたが、これでも
アカサマヤラワタナハ行の順です(図1)。

ところが、これより以前、鎌倉時代に宗から輸入された書にも、版を重ねるに従って五十音図が付けられるようになったといい、これはアカサタナハマヤラワの順となっています(図3)。

となると、元禄時代頃はいろんな配列順の五十音図があったということでしょうか。

結局、現在の表が確立するのは元禄以降、ひょっとして全国画一の教科書が作られた明治時代なのかもしれません。

参考URL:http://www.coe.lit.nagoya-u.ac.jp/japanese/pdf/0 …
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この回答へのお礼

有り難うございます。とても参考になりました。

お礼日時:2004/05/27 22:54

「阿吽」はサンスクリット文字の配列から来ているので、日本語の音


韻表とは無関係です。

奈良時代の日本語には8つの母音があったので、その頃に母音を5つと
する五十音表が成立するわけがありません。よって今のような五十音
表の成立は平安期以降のはずです。現存が確認されているのは鎌倉時
代のもので、平安末期の経典発音解説テキストの末尾に添付された日
本語の五十音表は今とは配列がかなり異なるそうです。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
50音の配列が現在の形になったのがいつ頃なのかも知りたい所です。ご存知の方よろしくお願いします。

お礼日時:2004/05/27 21:34

下記のURLをご覧下さい。



参考URL:http://homepage1.nifty.com/snap/room04/c01/nihon …
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この回答へのお礼

有り難うございました。とっても参考になりました。

お礼日時:2004/05/27 21:08

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