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世界有数の長時間労働で余暇や家族サービス、介護などに充てる時間すらなかなか取れない日本人は、働く過ぎと言われて久しいですが、なかなかこのような傾向を脱することができません。
過労死やブラック企業の問題も、改善しているとは言い切れないですね。
そんなに日本の労働者は働いているのに、なぜ先進国の中では生産性が低いのでしょう?
産業別に見ても、自動車などごく一部の業種だけが生産性が高く、他は総じて低いようです。

ワークシェアリングがあまり普及していないからでしょうか?
少ない従業員にあれもこれもやらせて、ナイトスタッフを別に雇うこともなくサービス残業やわずかな残業代で済ませる経営は、一見生産性が高くなりそうでもありますが、なぜ低くなるのでしょう?

A 回答 (6件)

わかりやすいところで、たとえば、コンビニとかスーパーを見るとわかるかと思います。


日本は、コンビニは24時間営業が多いです。海外は、深夜はほとんどというかめったに空いてません。深夜にコンビニが空いていれば確かに便利ですが、空いてなければ、前日に利用するか同日の朝に利用すればいいだけです。つまり深夜に空いてなくても、売上はあまり変わりません。
そうすると24時間営業のコンビニと仮に12時間営業のコンビニがあれば、12時間営業のコンビニの生産性は、24時間営業にコンビニの2倍になります。
スーパーも海外は、日曜日はかなり休業のところが多いです。日本は、ほとんど毎日営業してますよね。これも休日の前後の日にたくさん買い物すればいいだけなので、売上にあまり影響しないので、生産性が違ってきます。
オランダでは、新聞も週一回休刊になるそうです。

欧州は、多少の不便さはあっても、家族で過ごしたりすることを優先しているのです。一方、日本は、お客様のためという理屈のもと、犠牲を払って働いています。こういう価値観が一番の違いだと思っています。
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同じ業界にたくさんの会社が存在していることです。

一社で生産する量が少ないのです。自動車や家電・・・・・・。それ以外に中小企業が多すぎるのです。これも生産する量が少ないのです。生産性とはいかに大量生産するかです。
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> 生産性の高い国々は、より厳しく真剣に失業問題を捉え、より真剣に対処しているのではないでしょうか?



イギリスは確かにそのようです。ドイツとフランスの失業保険は1~2年の期限付きで、日本とそんなに変わらない感じがします。
「ヨーロッパ各国の失業保険について」
http://blog.archiphoto.info/?eid=1170522

> いわゆるブラック企業のおかげで失業率が低くなっているという意見もあります。
> こうした人たちは、まともな就業者として計上されるべきなのかどうなのか、甚だ疑問の残るところでもありますね。

失業率はあくまでそういった見方ができるというものです。私自身、興味深かった話だったので。

> 韓国の失業率の計算方法よりはマシなのではと信じたいところですが、日本公式発表している失業率の数値も怪しくありませんか?

日本もそういったところはあるでしょう。10%かもしれません。それでも、アメリカにもそういった面はあると思います。
https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/374 …
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-date-201211 …

http://www.shadowstats.com/alternate_data/unempl …
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こんなサイトがありました。


http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-1122975511 …
失業率も関係あるかもしれないです。

この回答への補足

なるほど、失業率は確かに関係るかもしれませんね。
但し、日本の失業率の数値も鵜呑みにできないという意見もあります。
添付いただいたリンクでは、韓国の失業率の元となるデータの採り方に問題がある事が指摘されていますが、日本の場合はどうなのでしょう?
ヨーロッパでは、就業者とは自活できるレベルの収入を得られる仕事に就いている人を指し、超短時間のパートやアルバイト、週の大半が休みで、たまの出勤日だけの稼ぎだけではとても暮らしていけないような人は、就業者ではなく、失業者として計算されていると聞いています。
また、失業保険から出る手当なども、日本とは比べ物にならないほど手厚いそうです。
生産性の高い国々は、より厳しく真剣に失業問題を捉え、より真剣に対処しているのではないでしょうか?
そのためのコストも社会が負担できているからこそ、生産性が高くなっているとも考えられませんか?
一方で日本は、
いわゆるブラック企業のおかげで失業率が低くなっているという意見もあります。
ブラック企業は、真の意味でまともな人間生活を送れないワーキングプアの量産工場でもあります。
こうした人たちは、まともな就業者として計上されるべきなのかどうなのか、甚だ疑問の残るところでもありますね。
韓国の失業率の計算方法よりはマシなのではと信じたいところですが、日本公式発表している失業率の数値も怪しくありませんか?
ILO加盟国なのに、労働関係の最重要条約をいくつも未批准の不思議な国でもありますからね、日本は。

補足日時:2014/09/22 10:12
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/22 10:12

生産性という言葉で勘違いされる方も多いのではないかと思いますが、生産性を高めるということはいかに効率よく儲けるか、ということになります。

つまり、生産性が低いということは利益が取れていないということです。

これは消費者の行き過ぎた低価格志向によりあるべき価格より実際の価格が低くなりすぎたことによります。競争がないからというより、競争による弊害によってとるべき利益が取れなくなってしまっているのが原因です。

この回答への補足

>生産性が低いということは、利益が取れていないということ

なるほど、非常に明快な捉え方ですね。
わかりやすくて大変参考になります。
確かに日本は薄利多売商品が多いような気がします。
私は職業柄、いろいろなハイテク工業製品を扱うことがあったのですが、本当に付加価値が高く高収益が見込めそうな製品は、ほとんど欧米メーカーやイスラエルなどで作られたものばかりで、いつも日本の製造業はなぜこのような高付加価値製品の国際市場で存在感があまりないのだろうかと疑問に思っていました。
はっきり言って、このような分野ではイスラエルにも遅れを取っているのではないでしょうか?
ちなみに、ここで取り上げたのは軍需品ではなくて、民需品です。
結局、製品を生み出す分野でも売りさばくマーケティングの分野でも、日本人の国民性が影響しているのだろうかとも思っています。
オリジナリティーが少なく、他人と同じようなことばかり考えているから、
結局薄利多売しかできないのではないかと。
他人のマネではなく、真のイノベーションや独創性があまりないのでしょうか?
頭を使わずに体力だけで商売してしまう結果なのでしょうか?

補足日時:2014/09/21 23:34
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/21 23:35

根本的な原因は、競争をしていないからです。



生産力を高めざるを得ない多くの国は、他国との競争を強いられ、当然それは末端の労働者まで作用します。

日本は、競争力を高めるのではなく、国内の巨大な内需を融通しあってのんびり仕事をしてきたため、生産性を向上させる動機がないのです。

サービス残業をして長時間働いているのも、働いているふりをしているだけで、実際はそんなに働いていないのです。本人は働いているつもりかもしれませんが、長時間労働をしても時間あたりの生産高は変わりませんので、生産性は全く向上しておりません。それどころかサービス残業をさせることでより生産性は低下すると思います。

この回答への補足

ダラダラ仕事をして残業代を稼いでいる人も確かにいるようですが、ようやく長時間労働が蔓延している本当の理由にメスが入れられるようになってきました。
そこからわかったことは、
まず第一に、人員に対して仕事の量が多すぎること
次に、管理職や上司が部下に適正に仕事を割り振っていないこと、つまりマネージメントができていないこと
そして、その管理職たちも、自分の仕事量が多く、部下に対する適正なマネージメントをする余裕がないこと
職場の上層部が長時間労働が発生する責任を部下に転嫁したり、自らが率先して残業を減らさないこと
そんなところが見えてきましたね。

こうなってくると、日本型のビジネスモデルそのものの問題と言えそうですね。

補足日時:2014/09/21 23:18
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/21 23:18

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