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 上場した場合の企業についてお尋ねしたいと思います。

 2003年4月から夫の勤務する企業が東証2部上場をしました。
その1年ほど前くらいから、社員の賞与を減らす傾向にありました。しかし上場し、1年を過ぎた今年の夏の賞与でも復活することはなく、ついには3,4年前の賞与の半額以下くらいまで落ち込みそうです。

 加えて、今年から「確定拠出型年金制度」を会社が取り入れ、これまでの全社員の退職金の精算をする(金額を提示して、これからの運用方法に組み入れるらしい)ことになったのです。
しかしこれも一度に精算されることもなく、向こう3年の間にするそうです。

 以上の2点「2部上場」と「確定拠出型年金制度導入」が社員の賞与の減額に与える影響として考えられるでしょうか?
素人的にはすごく関係があるように思えるのですが、どうでしょうか?
会社自体は黒字経営らしいので、今のまま数年辛抱すれば、回復の期待はあるでしょうか?

よろしくご回答をお願いします。

A 回答 (2件)

2部上場が賞与に影響するかどうかですが、2部上場により一般に多く人がその会社の株を取得できるようになったことにより、会社が得た利益の配分について、広く多くの株主がその妥当性について株主総会などで議論をし、結果、利益の使い道は株主に有利なように働くことになる傾向があります。

今まで利益が賞与に廻っていたのだとしたら、その分が株主への配当などにまわされる可能性はあります。
対策としてはあなたや、ご主人が会社株主になられることです。持ち株会や個人的に株を購入されることで、あなたは株主としての権利も得られますので、配当の権利を得ることが出来ます。
確定拠出型年金制度の導入や退職金の精算が賞与に影響を与えることはあまりないと思います。むしろそれにより(そうしなければ)会社は利益を残せない経営状態であると考えた方がいいでしょう。利益がなければ賞与もありません。
賞与の減少についてはあなたが考えられている原因よりも、会社の利益(経常利益、税金確定後の純利益)が減少してきているからではないでしょうか。2部上場であれば四季報などで会社の財務状況が確認できると思いますので確認されてはいかがですか。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました。
上場も年金制度導入も賞与減額への直接の影響ではないことは、これからを考えないといけないことと思いました。会社の株主については、是非とも考えてみたいと思います。加えて、四季報も是非確認したいと思います。分かりやすいご回答で大変に助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/05 23:16

2部上場については、直接には関係ありません。


上場することによって、
・知名度が増す
・資金調達の機会が広がる
ということがありますが、これを業績や収益向上につなげられるかどうかは別問題ですから、
結局賞与も別問題です。

また、確定拠出型年金については、これも関係ありません。
単に年金制度の一つの選択肢であるだけで、基本的には今後の業績などには関係ありません。
ただ、この制度に移行することによって、企業の負う年金債務が減少することになりますが、
それが賞与に回されるかどうかは?ですね。

結果、この2つの要因は影響をもたらさないと思います。

どんな大企業でも、もう数年先のことはわかりませんから。大変な世の中です。
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この回答へのお礼

早速のご回答でありがとうございました。
上場も、年金制度導入問題も結局は賞与減額については問題がないということは、これまで「てっきり関係がある」とばかり思っていたので、これからを考えるきっかけになりました。
夫も社員として詳しく知ろうとしなかったせいか、社内ではもっぱら「上場するからしばらくは賞与は少なくなるから」というような噂が出回っていたようで、信じていたらしいです。
組合も急激に弱くなったという不評も出ているようです。
いずれにしても冷静に考える時が来たようです。
分かりやすいご回答で大変に助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/05 23:21

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