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気象予報士のテキストに、暖かい雨の成長は「拡散過程」「併合過程」である旨書かれています。
併合過程は理解できますが、「拡散過程」の方ほうは、水滴に向かって水蒸気が集まっていくのに、何故「拡散」過程なのでしょうか?

A 回答 (3件)

> 何故「拡散」過程なのでしょうか?


私は単に、説明するためにそのテキストの著者が言い換えているだけと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%8D%E6%B0%B4% …
のウイキの説明にも、「凝結過程(ぎょうけつかてい、condensation process)または拡散過程(かくさんかてい、spreading process)」と書かれていますが、凝結過程とどちらでもいいのです。

ただ、凝結過程というと、エアロゾルに凝結して雲が出来る過程とかぶりますので、雨の説明として判りやすいように説明を変えているだけと思います。

一つの現象でも色々な言い方がありますから、自分の理解しやすい言葉で覚えるのもいいですし、色々こじつけて覚えるやり方も有りますから、著者の記述もその様なものでしょう。

この事も覚える一助になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/12/26 22:41

雨域が「広がる」ことを「暖かい雨の成長」と表現すれば、正に拡散現象そのものです。


寒気と暖気の接触域では、暖気に含まれる水蒸気が凝結(併合)し、水蒸気の補給量が凝結量を超えれば、湿潤域も雨域も拡散します。
偏西風などで暖気の上に寒気が覆い被さると、寒気の急降下と暖気の急上昇の運動に加えて、コリオリ力が働き、強力な渦巻きを生じます。渦巻きの中には上昇気流の領域と下降気流の領域が共存していて、発達中であればそのエネギーも拡散されます。
ミクロで見れば併合過程、マクロで見れば拡散過程です。
「暖かい雨」と「冷たい雨」があるとしたら、どのように区分するのかの方が気掛かりです。
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> 「暖かい雨」と「冷たい雨」があるとしたら、どのように区分するのかの方が気掛かりです。


気象予報士の試験勉強をする時は、かなり初期に覚えなければならない事柄の一つですね。


「暖かい雨」
一般に雲の中の温度がどこも0℃より高く、氷粒を含んでいないような雲を「暖かい雲」(Warm Cloud)といいます。
そのような暖かい雲からでも雨は降り、これを「暖かい雨(Warm Rain)」といいます。
熱帯地方などで降る雨が代表例。

「冷たい雨」
一般に雲の中の温度が0℃より低く、氷粒を含んでいるような雲を「冷たい雲 (Cool Cloud)」と言い、 雲粒から雨滴が出来る過程の途中で氷が現れて降る雨を「冷たい雨(Cool Rain) 」といいます。
日本で降る雨のほとんどは、この「冷たい雲」から降る「冷たい雨」である。
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