天使と悪魔選手権

 サッカーの世界ではドラフト会議みたいなものがありませんよね
 昔は野球も自由に選手を獲得していましたが、戦力の均衡を目的にドラフト会議が必要になったわけですが、サッカーの世界では戦力の偏りなどの問題はないのでしょうか?

 サッカーの新人獲得の方法はクラブからオファーをして本人がOKすればそのまま選手獲得になるんでしょうか?

A 回答 (1件)

サッカーの世界にはドラフトはありませんが、アメリカの女子サッカーリーグだけはあるようです。



なぜ?ドラフトがないのかは、それがそれぞれのチームにとっての稼ぐポイントになっており、選手もまたレベルアップを目指すきっかけになっているからです。

収入のよいチームは強化費用がたくさんありますから下位のチームのスキルの高い選手をトレードします。この場合、選手が30歳を越えてなければ、獲得チームは放出チームに移籍金を支払わなければなりません。下位のチームは観客動員やスポンサー収入に見込みが立たないのでこの移籍金によってクラブ運営を円滑にします。従ってリーグは
ベストメンバーを目指す強豪チームと選手育成から稼ぎを出す育成チームとに
わかれます。
Jリーグで優秀な選手が
ドイツなどのリーグに
いきますが完全移籍の場合には移籍金が支払われるのでJリーグのチームにとっては戦力ダウンになるものの運営資金が稼げるということになります。
また、選手の方もチームで出番がない時にはレンタルを希望することができます。レンタルにより出番が増えるチームで選手は活躍を目指しますが移籍とは違うので選手との契約は元のチームにあります。

選手の契約が元のチームにあり、他のチームで出場する形をレンタル移籍

選手の契約がそのまま移籍先に移るのを完全移籍と呼んでいます

レンタル移籍は移籍先は
移籍金の支払いは必要ありませんがレンタル中の選手の年俸を負担するので
契約あるチームにとっても助かります。

このような仕組みがサッカー界であり、移籍はチームの希望のみならず選手も希望できるので

とりあえず、新人のうちのチームはどこにいようが
実力がつけばお気に入りのチームに移籍できるので
選手にはドラフトは不要です

またドラフトはアメリカが主に用いる制度で選手の自由の束縛になることから
ヨーロッパ主体のサッカーでは採用されていません

チームの均衡化は
リーグ全体を管理する場合には考えてもよいですが
サッカーはそもそもクラブが先にあって対抗戦から
リーグができたいきさつがあるからクラブが強化をはかることに歯止めはありません

あるのは外国人選手枠ぐらいなものです

ヨーロッパサッカーは
都市対抗から派生したんです。都市がそのまま、昔は国だったんです。ドイツもイタリアも小国の集まった国です

そこで都市対抗をするのにリーグ内のチーム戦力の均衡化をはかる意味がなかったのです

アメリカも日本もプロ野球はショービジネスです。
強化より人気を優先します。ならば戦力均衡が一番
面白い試合を見せられるということでドラフトがはじまりました。

またサッカーには強豪に対する弱小チームの戦い方があって必ずしも勝てないわけではないという選手の実力が結果に反映しないという特性もあるので均衡化をはからないのでしょう
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この回答へのお礼

サッカーの場合、移籍が活発でそれほど新人獲得が大きく感じないんですかね
そして、それほど戦力の均衡化を求めていない感じもしますね
クラブによっては勝つことよりも、掘り出し物の選手を獲得してビッグクラブに高値で売ることを第一にしているようなクラブもあるような印象があるのですが

お礼日時:2014/12/20 06:03

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