プロが教えるわが家の防犯対策術!

Michelle Westという人が書いた、The Hidden Cityという本で出てきた英文です。

初めの1ページ目の主人公の紹介文の中で、商人の主人公が剣を持ち歩かない理由について解説している文です。itはswordです。

The fact that he had not seen fit to sell it said something about him; what, he was not inclined to examine more closely.

これを自分で訳すと、

彼が剣を売るのに適任でないという事実が彼の人柄を表している。 それは何かというと、彼はより詳しく剣を調べる気がないということだ。

なんか聞き心地がわるい文ですよね?

何がおかしいのでしょうか? 自分でも問題がよく分からなくて、教えていただけたらと思います。

よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

意味を把握したいとか、入試で通用する訳し方を知りたいのではなく、「聞き心地がわる」くない文にしたいのですか? 日本語らしくしたいということでしょうか?



質問者さんは、日本語をきれいに作文できますでしょうか? 一方で、英文の意味はおわかりになりましたか? でしたら、英文は一度忘れてください。

剣を売る商人がいる。でも剣を売るには適任ではない。そこがまた彼の人柄を何らかの形で表している。でも、どういう形で表しているのかというと、それを彼は詳しく検証しようとしていない。事実関係は以上のようなことですよね。では、そういう事実関係を、日本語でどう表現しますか?

「剣の売り手としては失格だ。しかし、そこが彼らしくもある。では、どう彼らしいのかというと、自分ではあまりわかっていなかったし、どうでもいいと思っていた」とかね。

ただ、この小説の最初のページを、ネット上で冒頭から少し読んでみましたが、こういうタイミングで出てくる文って、たいてい本全体を表す主題を秘めていたりしますよね。日本語の小説でもそうだと思うんです。

つまり、書き手としては、敢えて少しわかりにくくすることで、読者に「ん? ここは何を言いたいの? 気になるなあ」と思わせて、頭の片隅に引っかけとかせるわけですよね。やがて読者は読み進むうちに「ははーん、冒頭の一文はそういうことだったのか」と気づいて、場合によっては壮大な主題が目の前にぱあーっと広がったりするわけです。
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この回答へのお礼

なんだか、久しぶりにキレイな日本語を読みました、ありがとうございます。 

「~という事実は」とか、「~を表している」という表現はなにか引っかかる表現で、洋書を読んでいて、なにか不快感を感じていました。 キレイな訳をどうしても教えて欲しくなり、質問してしまいました。「~彼らしくもある」という表現大好きです。 今回はどうも、自分の訳自体も間違っていて、正しい訳も教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2015/03/22 14:45

whatは、あくまで「なに」であって、「なぜ」ではありません。



この文脈だと
what the fact said about him (その事実が彼について何を語ったか)
あるいは、前の文章全体を受けて
what it was(それが何だったのか)
のような意味に取るのが素直な解釈でしょう。

what, he was not inclined to examine more closely.
この文章は、一種の倒置というか、話者の頭の中でフォーカスが当たっている語(ここではwhat)が、文頭に出てきた形です。(whatの後のコンマからも、それが窺われます ー 文法的な解説はわたしには荷が重いですが…)

要するに
He was not inclined to examine more closely what it was.
「それが何なのか、詳しく吟味する気は彼にはなかったが」
のようなことです。
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この回答へのお礼

くわしいご解説ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/22 15:47

剣を売りたいと思わない、ということは彼の人柄を表しているが


なぜ売りたくないのか、彼は考えようとしなかった


what は fact を指すのでは?
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この回答へのお礼

その通りですね。 what以下は読み間違えていました。 ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/22 08:28

see fit to 〜は「〜するのが良いと思う」のような意味。


http://ejje.weblio.jp/content/see+fit+to+do

whatは、something about himを指していると思います。

彼が剣を売らない方が良いと思ったという事実は、彼の人柄について何か語るものがあったが、それについては、彼はより詳しく調べようとは思わなかった。

examineは学校のテストなら「調べる」と訳すしかありませんが、ここでは、「(他人に対して)吟味してみせる = (他人に対して)詳しく説明する」のようなニュアンスだと考えれば分かりやすいと思います。
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この回答へのお礼

ご解説ありがとうございます。 より文意が深く理解できました。

お礼日時:2015/03/22 08:18

『彼が剣を売るのをよしとしなかった事実は彼について何かを語った;何を、彼はより詳しく考えてみる気はなかった。



ポイントは『剣を売ること』を not see fit (適切なこととと思わない)、examineするのは『どうして剣を売るのを適切なこととは思わない』のかということです。
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この回答へのお礼

いや~、意味も取り違えてましたね。 ご指摘ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/22 07:29

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