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閲覧ありがとうございます。
人口呼吸器についてお伺いしたい事があります。

今週の水曜日に祖父が脳梗塞で倒れました。
梗塞は広範囲で、これから脳が腫れた時に脳幹を圧迫する可能性があると先生がおっしゃっていました。
それに伴い、延命の有無を家族で良く話し合ってくださいと…

祖父の場合脳幹を圧迫しているので、もし人口呼吸器を付けたら今後外す事はできないですよね?

また他の患者様で人口呼吸器の延命により状態が良くなり人口呼吸器から離脱出来たりする場合はあるのでしょうか?

人口呼吸器を付けても外せる場合も有るという事なのですが、
人口呼吸器=延命
と言うわけではないのでしょうか?

最後に、挿管して人口呼吸器を付けるのと
喉を切開して付けるのでは何がちがうのでしょうか?

質問ばかりですいません。
わかる事がひとつでもあればご回答宜しくお願い致します。
最後まで閲覧ありがとうございました。

A 回答 (2件)

>祖父の場合脳幹を圧迫しているので、もし人口呼吸器を付けたら今後外す事はできないですよね?



決して、「今後外す事はできない」と言うわけではありません。
脳梗塞で腫れた場所は、ある程度時間が経てば腫れは引いてきますので、その間、脳幹がもてば、脳幹の機能も戻ってきて、呼吸も復活、人工呼吸器からの離脱は可能です。
しかし、実際には腫れで脳幹が圧迫されている間に、脳幹が強い障害を受けていることが多く、人工呼吸器から外れることが困難なことの方が多くあります。
人工呼吸器ははずれないものと考えておき、もしはずれればラッキーぐらいに思っておくのが現実的でしょう。

>また他の患者様で人口呼吸器の延命により状態が良くなり人口呼吸器から離脱出来たりする場合はあるのでしょうか?

これは、当然いくらでもあります。
人工呼吸器使用の主たる目的は、単なる延命のみではありません。
人工呼吸器使用で、延命することで、肺炎・てんかん重積・肺水腫など、元にある病気が治せれば当然人工呼吸器から離脱できます。

>人口呼吸器を付けても外せる場合も有るという事なのですが、
>人口呼吸器=延命
>と言うわけではないのでしょうか?

人工呼吸器が必要となった病態によります。

上述のように、死にさえしなければ元に戻るものであれば、「人工呼吸器=延命」とは言えないでしょう。
しかし、肺ガンの末期や脳幹梗塞などで、自力での呼吸ができず、しかもその自力での呼吸ができないということに回復の見込みが無いのであれば、「人工呼吸器=延命」と言っても良いでしょう。

>最後に、挿管して人口呼吸器を付けるのと
>喉を切開して付けるのでは何がちがうのでしょうか?

一番の違いは、(まあそのまんまですが)喉に切開して穴を開けるかどうかです。
喉に切開を行なうと言うことは、身体に傷をつけると言うことで、出血・感染など、様々なトラブルの元となります。
ただ逆に、喉に切開することで、空気の通り道を分けて、短距離にできますので、長期的なトラブルは減ってきます。
また、挿管は口あるいは鼻から喉の奥までチューブを入れるわけで、本人にはけっこうつらいものです。
通常、10日間(施設・病態によって5日~2週間等多少の差はあります)以内に、人工呼吸器からの離脱ができるのであれば、手術の危険性・傷跡が残るのを避ける等の理由から、喉の切開は行ないません。
さらに長期間の人工呼吸器使用になるのであれば、本人の苦痛や挿管に伴うトラブルを避ける目的で、喉の切開による人工呼吸器使用をお勧めすることになります。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました!
大変分かりやすく今後役に立つ知識を提供して頂き感謝致します。
祖父の延命は断りました。
そして昨日の夕方に静かに旅立ちました。
悲しいですが、元気な頃のままの顔とほとんど変わらず眠っているかのような姿に
やはり延命はしなくて正解だったと思っております。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/04/18 02:25

拝見しました、



ご家族には非常に難しく悩ましい選択ですね、

基本的に人工呼吸器は時間を置くことなく自発呼吸が出来なくなるであろうから装着するわけです、

言葉は選びません、

今後は自身の心臓の鼓動が自然に停止する時までの時間(一日なのか?五年なのか?八年なのか?誰にも判りません)、呼吸機械によって強制的に呼吸回路が確保され生かされるに過ぎません、
どんな形態の装着方法を取ろうともです、

個人的には人工呼吸器(に限らず)の装着後に生還した人の話は聞いたことが有りません、

事、終末期を迎えつつ有る患者にパイプなりチューブなりが目的を問わず繋がれるのは100%延命治療です、

それ以外の何物でも有りません、

繋いだが最後二度と外される事は有りません、外されるのは臨終を迎えた後です、

回答者としてはご家族の皆さんがどんな死生観をお持ちかは存じませんが、ご家族を代表される立場に質問者様が居られるならば、厳然と延命措置を拒絶なさるのが良いと思います、

辛いですよ、
この先どれ位の期間、生ける屍状態の患者を見続けるのは、

大部分のご家族は一時の感情から延命を望まれますが、中心になって世話をする立場の者にはたまったものでは有りません、脇になるであろう者程声高に延命延命と声を上げます、

お幾つの方かは判りませんが、ご本人はある意味判らないまでも無意識下でも辛く苦しいはずです、
いや、
間違いなく苦しんでおられます、

繰り返しますが、少しでも事の決定権をお持ちなら周囲の雑音に耳を傾ける事無く、毅然と拒否されるのが、
ベストな選択だと考えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
祖父の延命は断りました。
そして昨日の夕方に静かに旅立ちました。
生前元気な頃とほとんど変わらない顔立ちで眠っているような穏やかな顔の祖父を見ると、延命を断り正解だったと思っております。
きっと延命をした後の最期はこんなに穏やかには逝け無かったかな。と自分では思っています。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/04/18 02:29

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