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呼吸筋は侵されますか。初期、中期、末期とあるとすると一般に

どのくらいの時期に顕著に現れますか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

パーキンソン病は、筋ジスのような筋肉の疾患ではありません。

骨格筋に関して言えば、錐体外路障害によって拮抗筋反射が阻害されることで動きが障害される訳ですよね。
ですから、寝たきりになったことが原因で廃用性萎縮を生じ、筋繊維が減少する事はありますが、呼吸筋自体が病気によって侵される(破壊される)事は無いです。

パーキンソン病の場合、呼吸障害は徐々に進行します。(障害されていることが素人目にも顕著に判る時期はやはり末期でしょう。)

予後的に、
肋椎関節可動域や呼吸筋群柔軟性や収縮力低下 →胸郭の可動性が低下 →1回換気量の低下(+嚥下障害) →誤嚥したものの喀出困難→ 沈下性肺炎あるいは窒息で死亡 というパターンが多いです。

筋固縮は、薬でコントロールする以外にも、痙性の場合と同様ポジショニング等の手法で、抑制をかけることもある程度は可能です。

早期から「適切な摂食介助」と合わせ、リブケージに対する「呼吸訓練や排痰訓練」をおこない続けることで、予後はかなり改善出来ます。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2006/11/05 13:16

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