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メルケル首相が日本も AIIBに参加するよう呼びかけていたが
日米が参加しない場合、ドイツは中国主導のAIIBをどう導ける?

中国は、

中国人民網から、国際世論はAIIBについて、「中国にとって大きな挑戦となる」と見なしている。さらには、中国の能力不足を疑う声も少なからず聞こえてくる。これらの疑問は、「今後のAIIBの運営において、透明性が保たれるのか?」「投資対象となるインフラプロジェクトは、環境保護の面で、厳しい融資条件を満たすことが可能なのか?」「管理能力を備え、合理的な制度設計や管理体制を実現し、リスク管理の水準を保つことができるのか?」

日米の戦略で、お家芸である賄賂と管理能力不足を嘆いているが

このメンバーで、
ドイツは、何処まで自国のため中国を管理できメリットがデメリットを上回る勝算が有るのか教えて下さい。

有る意味、地ならしで期待はしているのですが。

A 回答 (5件)

私は金融について(も)素人に過ぎないが、AIIB(アジアインフラ投資銀行)の性質として次の3点を考えてみた。



(1) まね

ぶっちゃけ、AIIBはADB(アジア開発銀行、1966年発足)などをまねしまくるだろう。AIIBの初代総裁と予想される金立群(ジン・リーチュン)は、ADBの副総裁を務めた経験がある。
そのADBのヒエラルキーを見ておくと、上から「総務会 - 理事会 - マネジメント(管理職) - 一般職員」の順になっている。総務会は各国財務相や中央銀行総裁で構成され、最高意思決定機関である。総裁も、総務会によって選出されるのだ。とは言え、各国財務相がADBの仕事にかかりきりになるわけがなく、年一回総会を開くくらいである。総務会は権限のほとんどを理事会に委譲している。
その理事会は常勤と非常勤から構成され、総裁が議長を務める。理事たちは、いわゆるお偉いさんであって、個別の融資案件の調査や折衝に駆けずり回るわけではない。それらの仕事が、開発銀行という商売の中核なのだが。
結局、実際の仕事を仕切っているのは、その下のマネジメント層(管理職)である。最近のニュースを見聞きしていると、AIIBの総裁と理事会の力関係について予想が飛び交っているが(まだAIIB設置協定はできあがっていない)、いずれにせよお偉いさんたちは、マネジメント層が取りまとめたペーパーを会議室で見て追認するのが関の山だろう。
中国ももちろんそれは知っていて、AIIBのマネジメントのために欧米の銀行などから有能な人をどんどん引き抜いているという。にもかかわらず、私たち一般人はニュースに煽られて、「日本政府が数千億円出資するかどうか、副総裁のポストを取れるか、理事を送り込めるか」などと大きなことばかり取り沙汰している。
しかし、AIIBの管理能力とやらを語るヒマがあったら、「マネジメント(管理職)に日本のバンカー(金融マン)を大挙して送り込んだれ」という話こそ、肝要だろう。ドイツについても同様だろう。それを採用するかどうかが、中国の度量の見せ所であり、採用されれば、日本も追い追い実利を取れる。
中国のバンカー、欧米のバンカー、日本のバンカーがしのぎを削り合いつつ、協力し合うのである。中国は、まねするために人材も引き抜く。

(2) 逆に

AIIBについては、まだ発足しないうちから、その透明性を疑う声が上がっている。
しかし、銀行は守秘義務があるから、先輩格のADBといえどもアカウンタビリティ(説明責任)を十分果たしているわけではない。開示が前提と言いつつも、理事会の議事録や事業運営の膨大な書類などを開示していない。

ADB公式サイト - 守秘義務の基準 - 開示前提の例外
http://www.adb.org/sites/default/files/instituti …

実際、「ADBの融資した開発事業で深刻な環境破壊が起きている」と、途上国支援のNGO(非政府組織)がADBに対して、その融資に関する文書の開示を求めたが、拒否されたことがあった。
中国は当然このような経緯を観察して学んでいるだろうから、AIIBにおいても、ADB程度の透明性(ほどほどの透明性)は確保しようとするはずだ。逆に、ADBの不透明さについて、改めて報道され掘り起こされることがあるかも知れない。
また、中国といえば「親方五星紅旗」気質と思われがちである。しかし、ファーウェイ(Huawei、華為技術)がアフリカのマサイ族居住地域に携帯電話の基地局を建てるなど、「あきんどのど根性」も発揮し始めている。つまり、日本などよりも逆に中国の方が、途上国のニーズ(needs)を汲み取って融資できる可能性が考えられる。それこそがADBやAIIBの仕事である。

(3) 合従連衡(がっしょうれんこう)

今回、EUは中国にユーロを買い支えてもらうことを期待して、ギブアンドテイクでAIIBに参加したという一面があるかもしれない。私はそれについてhttps://oshiete.goo.ne.jp/qa/8964402.htmlで述べた。ドイツはその経済力から「EUの金庫番」と言われている。イギリスはEUの一員でありながら、いまだにポンドである。ともにAIIBに参加した。
また、中国は一国二制度の考え方を採っている。AIIBについても、あたかも香港のように国際基準で運用して、その一方、シルクロード基金(昨年末創設)は共産党・人民解放軍の意向で運用する可能性がある。両金融機関をペアにして、その下にファンドをたくさんぶらさげるという、大掛かりな構想を持っているらしい。ファンドへの投資を、国内外の投資家(民間)に募るのだ。つまり、各国から政府資金も民間資金も引っ張ってくる目論見である。
シルクロード基金は中国人民銀行(中国の中央銀行)直轄で、中国政府のお金(400億ドル)で設立されたので、外国からのチェックは効かない。AIIBはおもに中進国(途上国上位)向けで、シルクロード基金は途上国下位の国向けらしい。
中国人は、私たち日本人がまだ原始人だった昔(春秋戦国時代)から、合従連衡の策をめぐらしてきた。
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この回答へのお礼

そうでしたか、EUの実利はユーロの買い支えでしたか
ユーロ安の起爆剤に、中国を頼ったんですね。

「中国が過大な外貨準備高をある程度減らす為に、AIIBの資本金に、これが使われる予定になっている」とは
資本金は、ユーロ意外の外貨で支払い
運営は、ユーロと元を両替し
ユーロは外貨準備として、元建てで運用するという事でしょうか。

さすが、過去に為替操作国に認定された国だけあって
放出した外貨準備分は、急激に元安になりませんね
とばっちりは、どの国になるか知らないけど。

中国一人勝ちの打開策は、中核のマネジメント層(管理職)ですか
ノウハウ知らくてよかった

現状は、表だって日米は無理でしょうが
ヘッドハンティングされる前に、欧州・日米が先手を打って送り込む事ですか。

中国が度量みせて、互いに実利をもらうか
度量をみせず、先進国の信用を下げるかは
中国の手の内に、有りですね。

合従連衡ですか、 蘇秦 と張儀の権謀術数の攻防ですね
楽 毅か孟嘗君の本で出てきたような気がします、ほとんど忘れてるけど

なかなか捉えどころが良いですね。

中国が、蘇秦なら日米は張儀に成れれば良いけど。

情報を捉えきれてない部分が有るのではと思いますが
ご勘弁をお願いします。

ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/19 18:07

中国の目的は金融面での世界支配を狙う足掛かりなのでしょう。


その為にAIIB等の様な物を設立し自らの出資率は下げつつも提唱国と言う事での発言力を高め様と言う根端にも思えます。
しかも、AIIBから融資を受けた発展途上国は中国の言う事を聞かないと融資を停止する圧力も掛けられると思っているのでしょう。
その様な「中国による中国の為の中国基準による金策銀行」にしない為に欧州にある先進諸国も参加を表明したとも思いたい。
しかも中国の経済成長は鈍ってきても居ますので、ここで主導的立場をとらないととも考えたのかもと勘ぐりますし。
中国の発言力を何処まで抑えられるかですが、中国の出方によっては参加はしたが撤退する先進諸国も出てくるかも知れません。
ドイツも中国を管理出来ないでしょう。
裏で何をしているのか判らない国ですからね、中国は。
ドイツのメリットはアジア進出での利益でしょうが、中国がそうそう自らの利益の野望を捨ててまで世界経済に貢献するとは
とてもとても思えませんし。
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この回答へのお礼

そうですか、中国による中国の為の中国基準による金策銀行で
世界経済貢献は、更々ないんですね。

中国の発言力を欧州に抑えてもらいたいものですが、
一癖ある国で、なかなか難しそうですか。

今の中国は、世界に向けて利益還元などする気はなさそうだし
利益還元できたら大したものだ
そんな精神が有れば、領土問題も前向きな話し合いができますね。

仮に中国の横暴があった場合は
被害が拡大しない内に、先進国が撤退できるといいのですが。

サンクコストの呪縛で、一度投資したからには元を取るまでと
ぬかるみに、はまらなけてばいいですね
首脳陣の判断に、期待しましょうか。

これは、完全に中国の術中に欧州が翻弄されてますね。

被害が拡大してから、日米に泣きつかないでほしいです

被害は小さい内に、
日米の巻き返しに期待したいものです。

ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/19 11:36

ドイツは日本に参加を呼びかけてはいません。

誤報です。
誤報例:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150415/k100100 …
正しいニュース:
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9 …

現在、ネット上ではNHK誤報で物議をかもし出しています。

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本題ですが、欧州の立場は地理的に中国が脅威でないから参加するだけのことで20~30%までの出資となります。(ドイツは何かをするわけではありません。)

AIIBを経済の課題として支持しているのは一部のマスコミとそのマスコミを支持する人たちのようですね。特に毎日新聞はAIIBを薦めています。

アメリカ・日本にとっては、経済問題であり軍事問題でもあります。

↓これみたらわかります。
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この回答へのお礼

誤報でしたか
ご指摘ありがとうございます。

AIIBは、中国の勢力圏拡大の為だけにあって
参加国は、おこぼれ頂戴の縮図ですか。

日本は、参加するメリットないんですね。

元石原都知事時代の新銀行東京による無担保融資焦げ付きみたいに成らないといいんですが、
チャイナ・ショックで、世界を巻き込まないように願います。

まぁ~ 人口多いから何とかなるか
共産の底力で税金徴収すれば。

当面は、中国人労働者とのトラブルが心配
ミャンマーやタイでの中国人労働者の悪評みたいに迷惑かけるかも。

ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/19 09:13

まだ気根が無い時代の国ですから、昔の日本のように生産力が無いのです。

当然の経緯で戦国時代で生きてゆく時代そして、後世に経験を伝えます。金の信者を増やしたい金貸しには、持ってこいだったのでしょう。ゼロサムもそこから発生してると考えます。自然現象ですね。生産力を伝える時代にならないと解決しません。日本とは、だいぶ時代が違うのです。
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この回答へのお礼

そうですね、解りやすいです。

日本の高度経済成長期は、全体の底上げが有り
方や中国は、富裕層だけで地方は貧しい張りぼてですね。

金の亡者が現れるのは必然で、中国の一人勝ちですか
幽霊船に乗った参加国の健闘を祈ります。

ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/19 07:35

失敗するの見えてるから、アメリカの日本も酸化しないんです。



まして$じゃなくて元でしょ?
もう無理。

だって、偽銀行が半年も営業し続けた国ですよ?

店舗も工員もATMもある偽銀行

■銀行もパクる中国 ニセ銀行摘発 制服姿ニセ行員まで配置…ネットも衝撃「俺がニセ交番開いて詐欺師捕まえる」
http://www.sankei.com/premium/news/150203/prm150 …
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この回答へのお礼

そうですか、騙し取られますか
中国はそれほど病んでるんですね。

無駄に、参加国の投資が行方不明になって
元建てだから、また元を買うんでしょうね
価値が無い元の債権国が増えそうに思えてきました。

ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/19 07:12

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