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絶対音感があります。20年ほど前は、聞いたら譜面無しで(ピアノ)弾けていました。

20年まえから一緒にいる同居人がクラッシックが大嫌い(その時点で排除すべき人間だったと思っています、これは余談です)だったため、15年ほどは弾くのも聴くのも我慢していました。
居ないときに聴けばいいのですが、聴いていると弾きたくなって哀しく辛いため、聴くのもやめてしまったのです。

10年前大病をしなんとか生還し、5年前交通事故にあい、死ぬことを具体的に考える場面が何度かありました。
身体の麻痺が右半身に残り、生きる目的を失っていたときに、たまたま耳に入ってきた音楽に救われました。それから前向きにリハビリし、今は以前よりは劣るものの、正常の範囲に治っています。

その経験から、余生はそう長くない、大好きなことをしておきたいと思い、頼み込んでピアノを置きましたもちろん、アップライトです。これでもものすごく冒険しました。
いつか叩き壊される?!と、毎日今も不安はあります。

一度、弾いているときに帰宅してきて、激昂されました。
それ以来、絶対に帰らないときにしか弾いていません。

そんな経緯で、精神的にだと思うのですが、ピアノの音が異常に聴こえます。

CD等の音は異常ありません。自分で弾いていると、どうしても、ドがレに聴こえるのです。
違和感で手が止まってしまいます。なんでもなくドのまま通り過ぎられるときもありますが、途中でドがレに変わってしまったらもうその日はずっとレになってしまいます。

再開してから、個人の先生について習っていたのですが、講師宅のピアノでまずその症状がでました。
家のピアノは平気でした。講師は、そろそろ調律の時期だから、と、なんとなくごまかしピアノのせいにしてくれました。が、やはり調律直後もおなじでした。

その後、家のアップライトでも同じことが起きます。
イップスのようなものなんでしょうか。
耳鼻科にいってももちろん耳の異常はないです。当然ですが。

他の音は正しいのに、一音だけ狂い、そうなると全部がずれて行きます。音を聴いて違和感が湧くともう演奏はできません。

今までそういう話を聞いたことがないし、自分でも治し方がわかりません。
どう思いますか。
また、治す方法を試行錯誤しています。いろいろ試してみたいので、教えてください。

A 回答 (5件)

同居人っていったいどんな関係なのでしょうか。


そんなにクラシックやピアノを忌み嫌う人も逆に言えば珍しいです。
ご自分でおっしゃる通り、その人との関係性からくる精神的なストレスとしか思えないのですが。
その方もある意味、病んでませんかね?
病んでる人と一緒にいれば病むものですよ。
同居を解消できればいいように思いますが、そう出来ない事情があるから一緒にいるのでしょうね。
それならその方との関係性を改善する術はないものでしょうか?
回答にならずに申し訳ありませんが、音感が狂ったという話も珍しければ、ピアノをそんなに嫌う人も珍しい話で、やはりそこに原因があるとしか思えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。改めて聞くとわかっていながらもおっしゃる通りです。
例えば私は、車バイクの大きな音が苦手で、F−1とかモトGPのテレビがすごく苦手です(グルグルと何週もするモーター音)
ですので、同居人のピアノ嫌いもそういうものかと思っていました。
そんなに嫌う人は珍しいですか?
おそらくはピアノを弾く私を嫌っているのだと思います。
それによる精神的なものでしょうね。やはりそうなのですよね。そう思うと、安心した、というのも変な話ですが、理由がみつかってほっとしました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/06/14 05:15

絶対音感保持者が、加齢につれて、だんだん音を高く感じる(本当に鳴っているよりも高い音に感じる)ようになるというのは、それなりによくある話です。


例えば、スヴャトスラフ・リヒテル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%B4% …
は「50才を過ぎたころから、実際の音より高く感じるようになった」と言っています。
(逆に、本当の音よりも、低く感じるようになった、という人はほぼいません)
まあそういうものです。加齢です。あきらめてください。

ただし、音楽家であれば、絶対音感だけではなくて相対音感も持っています。
絶対音感で最初は「レ」だと思った音が実は「ド」だと分かった後、それを頭の中で修正できます。
また、加齢による音の感じ方のずれは、急にすすむわけではなくて、ゆっくりと進みます。
なんで、普段から音楽に触れ続けている人であれば、自分は最近音を高く感じがちだ、と思えばそれを修正するというプロセスを何度もやっているわけです。
(レに聞こえる音をドだと思い直す訓練を何度もしている)
質問者の場合は、音楽との関わりを一切絶っていたということで、その間に加齢でズレが少しずつ溜まっていたのを修正する機会がなかったということですかね。
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この回答へのお礼

なるほど、大好きなリヒテルにそんなことがあったとは。全く初耳でした。ありがとうございます。
そういえば、リヒテルの録音の(どれかは不明)スケルツォ2番の特徴的な低音の1音が確実に1音高く、もちろん曲の間何度も繰り返されます。なぜこんな1音だけ狂った調律で弾いているのか?と思っていたのですが、
信頼するメーカーの調律を信じて演奏前に確かめることはなかったと聞き覚えていますが、調律師がまして、狂わせるわけもなく、それでいいと思っていたのか?もしれないですね、(それはないか。私の耳が悪いんですね)。

相対音感は、加齢とブランクの影響はなく、無事にあります。
ただ、ピアノを見ると(目を閉じて弾けばかなりの確率で平気)この鍵盤はどうみてもドなのに、なんでレが鳴っているのか?途中で何度もドを連打して、違和感を拭えず最後まで弾けないことが多いです。例えば熱情の第1楽章の始まり2個は全く違和感ありません、見ても平気です。その後もラストまで違和感は生まれません。
どの曲か、そういえば意識していなくて挙げられないのですが、どれかの曲の決まった位置のドで常に止まる気がします。しかも必ず右手小指です(これに気づいただけでも本当に嬉しいです、ありがとうございます)。
ご指摘のように、加齢によることと、修正できていないこともあるでしょうね、
それについては初耳でしたので、そういう事例があることを教えて頂け、感謝します。今後、もっと狂っていかないように注意します。ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/14 05:42

わたしも絶対音感を持ちながらずれを覚えるようになった者です。

参考になるかわかりませんが聞いてください。
フランスと行き来していますが、フランスのピアノにしばらく住んだあと日本に帰国するとピッチが高くて気持ち悪いのです。
調律師に尋ねたところ、「わかりますよ。フランスは低めなんです。低く整えておきましょう」と言われました。
下のwikiをご覧ください。実際ピッチにはこんなに幅があるんですよ。
音高 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%AB%98

日本では442-443がわりと多いのでしょうか。いつしか、わたしの中には2つのピッチができあがっていて、あれれ、となってから都度修正でなんとか認識しなおしています。
そして、建物が鉄筋の場合と石造りの場合と木造の場合で、ピアノの置き場所によって、何か干渉が起こるらしく、残響の偏りでピッチは正確に把握しづらいのです。つまり、プロの調律師にもすっきり調律しきれていないピアノがたくさんあるのです。

テレビやCDなどスピーカーから聞こえてくる音の方が、あなたのピアノより低いピッチの慣れ親しんだ音程に聞こえませんか? あまり違和感がないのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
だとしたら、ピアノのほうは高めの調律に輪をかけて建物の干渉があるかもしれないと疑ってみてもいいかもしれません。お育ちになった家と、今住んでいる家を比べてみてください。

余談ですが、フランスの古いレコードでシフラを聞いたときと、リマスター版のアメリカで制作されたCDのシフラを聞くのでは、同じアルバムのはずなのにピッチと速度が違うのでびっくりしたことがあります。CDがほんのわずかながら高いピッチで速度も上がっていて、そのためにフランスで知っていたシフラ独特の圧倒感を欠いていてびっくりしたんです。録音技術者に意図があるわけでもあるまいし。それ以来、もしかすると再生機器もお国柄で調整されているのでは?と疑っています。もちろん、あなたにはおわかりでしょうが、いかれた再生機器でピッチがずれている場合は、たとえ初めて聴く曲でもおかしいことに気付きますよね。
老化を心配されているようですが、問題が楽器の場合だけに起こるのか、音源からの音についても同じなのかを、確かめた方がいいですよ。違和感のある楽器の音を聞き続けていると、音感は衰えますから気を付けてください。そして最後に、こんなに世界の音階のピッチには幅があるのですから、わたしたちの耳もルーズになっていいんだ、、、と思ってはいかがでしょうか。ざっくりした大人になるような具合で。
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この回答へのお礼

大切なお時間を私のために割いてくださったことに感謝致します。
何点もなるほど、と感じる言葉がありました。
まず、今のピアノはヨーロッパ製で調律師も専門の者です。
購入前、何度も試弾(鉄筋コンクリート)、違和感なし、アップライトの構造上感じる一部の不快感と、響きのノイズは木の部分を何カ所か調整。
自宅に来てから。
非常に良く鳴る、歌の好きな子でした。そこが気に入りました。今の住居は木造、開放的で、音が塞ぎづらいため、近隣への配慮のため響板の裏に吸音する板を10cm離したところに(きっと効果はない笑)置きました。
異動後の調律でどのくらいに?と聞かれたので、まだ来て初めてのため、標準と指定しました、この、標準というのが非常に曖昧な表現でした。ご指摘の通り全体に僅かに高いです(このピアノの特性かと思っていました、明るく甘い音、アップライトだから?)。次回低めにしてもらいます。
講師宅は、日本製、古い良いものです。
20年より前の5〜8年ほどは、弾くのはレンタル室か大学のもの。
その前は生家で、木造、防音室ではなく、ピアノ用の単なる個室。日本製。その頃は1日10時間以上弾いていたので、それどころではないし、どのピアノを弾いても(子供だったため盲目で良く言えば柔軟?)一切違和感なし。メーカー、フルコン、グランド、アップライト、場所の違い、タッチの差も指触りも全く気にしなかった。それより椅子の高さと位置の方がずっと気になりました笑。
壊れた鳴らない鍵盤のある誰も弾かないピアノをみつけると逆にわくわくしました。白と黒が逆(昔のピアノ)はさすがに驚きました。

CDは、録音が残念(機器や場所)と感じることはありますが、違和感は通常ありません。そういえばアジア人ピアニストをCDで聞くことはないです(生演奏は聴きます)。
最後に、耳がルーズになっていいんだ、という言葉。とても同意しました。例のスケルツォ、リヒテルが最初勢い良く鳴らした「?」を、曲が進むにつれタッチで調整していく感じ。そのようなルーズさは大人になった今、妥協ではなく、柔軟さだとわかります。私の中の狂ったドを直すのではなく、狂ったまま受け入れてそれなりに通り過ぎることができれば、少しずつ私の中の何かが治っていく気がします。
柔軟な回答者様のピアノを聴きたいと思いました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/06/16 11:19

フランスのピアノに住んだって書いてありますね。

。。笑 すみません、ミスです。フランスに住んだ、です。
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この回答へのお礼

わざわざありがとうございます。下の内容を興味深く拝見しました。

お礼日時:2015/06/16 09:54

ご丁寧なお返事ありがとうございました。


音楽を手放さざるをえなかったこと、手放してしまったこと、無念でしょうね。
また楽しめるといいですね。音楽を分かち合える先生がいるのも、とても支えになっていることでしょう。

慣れた音より高めの調律で耳がやりくりしているところへ、部屋の構造のために、Cの音だけ嫌な共鳴をかすかに起こしている、という可能性がやはり否めないと思います。。。それは調律師さんに相談するとして、本当の悩みは、自宅で長時間、気軽にピアノに触れられないことのほうにあるのでしょうか? 
もし音感の悩みだけなら、ひとつ方法を提案します。ちかごろはiPadのアプリでピアノやギターが弾けて(指で一音一音タッチすることで再生)、世界中の人が演奏を披露して楽しんでいます。クラシックの曲もたくさん弾く事が出来ます。たぶん、ドの音がレに聴こえることはないと思いますよ。こんな遊びで耳が整ったあとは、ピアノの鍵盤の音の違和感も許せるようになるかもしれません。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
この無念さ、この世にお一人でも、一瞬この場だけでもわかっていただけたこと、その事実にとても感謝し、嬉しく、なぜだか幸せに満ちています。ありがとうございます。

この20年、泣いて音楽を自ら捨て、死んだように生きてきました。
遂に死に場所を探していたとき、偶然にも聴こえて来たのが、自分がもっとも音楽に没頭していた頃の曲。
その瞬間に捨てた時期が消え去って、一瞬で全てが自分の手元に戻ってきた感覚を味わいました。
捨てた音楽に私は救われたのです。
久しぶりに聴くと、昔ほど、燃えるような情熱は感じません。代わりに、若い自分には聴こえていなかったものが聴けるようになっていると感じています。また、昔より、要求の多い自分にも驚きます。昔はそれでよかったところをもっと深く追求したくなってしまい、以前よりまして難しく音楽を解するようになっています。今回のご指摘で、柔軟になろうと、改めて思い直しました。
自分の愛する音を自由に追求したいと思います。ドの反乱は、もしかしたら偏屈な自分へピアノからの警告だったのかもしれません。ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/19 22:27

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