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室温付近で温度が10℃高くなると反応速度が2倍になる反応がある。この反応速度が、温度300℃では室温での値の何倍になるかを求めよ。

この問題にアレニウスの式を用いて活性化エネルギーを求めたのですが、負の値になってしまいます。その場合は負の値のまま計算するのか、絶対値で正の値に直して計算するのかがわかりません!

質問者からの補足コメント

  • 室温は25℃で計算しています。

      補足日時:2015/08/03 12:39
  • アレニウスの式を
    v=v0exp(-Ea/RT)
    と教えてもらい、それに沿って計算してみたのですが、教科書を見てみると全然違いました。私が教えてもらった式はなんの式なんでしょうか?

      補足日時:2015/08/03 14:19
  • 教科書には
    k=Aexp(-Ea/RT)…①
    配布された資料では
    k=vexp(-G*/RT)=Aexp(-H*/RT)…②
    ただし、A=vexp(S*/R)
    G*=活性化の自由エネルギー
    H*=活性化エンタルピー
    講義では
    v=v0exp(-G*/RT)…③
    と説明されて、①と②が同じことはなんとなくわかるのですが、③だけが他とはちょっと違っていて、対数とったら同じものになるんでしょうか?導出まで書いていただけるとありがたいです。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/08/03 16:12

A 回答 (3件)

問題を解くだけでしたら、No.1の方法で十分です。


活性化エネルギを求める必要は有りません。

アレニウスの式①、②、③は基本的に同じものですが、ちょっと
混同しています。

ギブスの自由エネルギGがG*=H* -TS、ここにH*はエンタルピー、
S*はエントロピー、で表される系では、反応速度定数kは

k = k=vexp(-G*/RT)=vexp(-(H* -TS*)/RT)
=vexp(-(H*/RT -S*/R))
=Aexp(-H*/RT)
ここに、 A=vexp(S*/R)

で与えられます。

講義の③式は、反応速度定数kは反応速度に比例するから
kの代わりにv、Aの代わりにvoと置いているだけです。
(一般的な表示では無いと思います。)

②式を使っての活性化エネルギの計算は

k1=vexp(-G*/RT1)…④
k2=2k1=vexp(-G*/R(T1+10))…⑤

k2/k1 =2=exp{-(G*/R)(1/(T1+10)-1/T1)}
=exp{-(G*/R)(T1-(T1+10))/T1(T1+10)}
=exp{(G*/R)(10/T1(T1+10)}…⑥

両辺の自然対数lnをとると
ln2 =(G*/R)(10/T1(T1+10)
これより
G*= (R/10)T1(T1+10)ln2 (>0)

G*を求めたら、その値を⑥に代入し、T1=273+25,
T1+10をT1+(300-25)に置き換えれば比率k2/k1が
求められます。

活性化エネルギEaの①式が普通で、経験的な式に
<ギブスの自由エネルギGがG*=H* -TS、ここにH*はエンタルピー、
S*はエントロピー、で表される系>云々の話はしないと思いますが。
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アレニウスの式は教えてもらったもので合ってますよ。


ただし、この式はそのままでは解くことができません。
教科書に載っているのは対数に直したものではないですか?
この式と実験データをアレニウスプロット(片対数グラフを書く)
ことによって、おおまかな活性化エネルギーを出すことができます。
この回答への補足あり
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活性化エネルギーは負になりませんよ?


反応速度定数もわからないし、対数計算が必要なので
近似値しか求まりません。

そもそも、活性化エネルギーが必要ですか?
35℃で2倍、45℃で4倍、55℃で8倍.....
で300℃を求めればいいです。
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