準・究極の選択

経済学の問題を解いてますが...

自分の理解が追いつかないので質問させて下さい
独占企業の市場需要関数はD(p)=160-p
費用関数はC(q)=20q
で与えられてます。

完全競争市場だと仮定した場合均衡価格、均衡取引量、社会余剰を求めたいのですがこんがらがって解けません。
詳しい方解説できたらお願いします!

A 回答 (1件)

独占企業が競争的に行動したらどうなるか、ということ。

競争的に行動するとは、(市場)価格を所与として、つまりプライステイカーとして行動するということ。いま、価格をpとして、この企業の供給曲線がどうなるか考えてみよう。供給曲線とは、与えられた価格に対してこの企業の利潤最大化生産量を示す関数のことだ。いま、この企業の利潤をπと書くと,
与えられた費用関数を用いて
π = pq - C(q) = (p-20)q
となる。利潤πを最大化する生産量qは、p > 20ならば、qを大きくすればするほど大きくなる(数学的には最大値は存在しない)、p < 20ならば、q = 0 、つまり、q大きくなるほど、損失(負の利潤)はどんどん大きくなるので、生産をゼロとするとき、利潤はπ=0と最大化される!(生産しないのが得策ということ)、そして p = 20ならば、利潤πは生産にかかわらずつねにゼロ。つまり、利潤最大化生産量は不定。この供給曲線をpを縦軸に、qを横軸にとって描くと、p=20のところで水平の直線となる。言い換えると、供給は価格20で無限に弾力的である。
市場均衡は供給と需要が等しいところで成立するから、
p=20
q=D(p)=160-p
より、均衡取引量q=160-20=140と求まる。社会的余剰(TSと書こう)は需要曲線と供給曲線で囲まれた部分(3角形)の面積に等しいので、
TS=(140×140)/2= 9800
で与えられる(需要、供給の図を描いて確かめなさい)。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。
丁寧な解説で理解できました!!!!

お礼日時:2016/06/13 20:08

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