動物と人間の聴力、可聴域、距離について

動物と人間の聴力について、
「動物、人間はそれぞれ約何km先の音を認識できるのか？」
ということを調べたいと思っています。

動物による可聴域（周波数）の差は資料も多く出てくるのですが、
可聴域と可聴距離の関連がわかりません。
「聴力が4倍＝聴き取れる距離も4倍」なのでしょうか？
（そもそも聴力＝可聴域の幅の大きさと考えて良いものなのでしょうか…？）

どなたかわかるい方いらっしゃいましたらご回答お願いいたします。

質問者からの補足コメント

• 同じ音を同じ大きさで鳴らしたときに、
  動物によって何キロ離れた距離まで聞き取れるか？というのは
  その動物の可聴域、最小可聴値によるということなのでしょうか。

    補足日時：2016/07/11 17:23

No.2 回答者： tekcycle 回答日時： 2016/07/11 22:55

天津で大爆発事故がありましたが、5kmであれば、あの爆発音は聞こえたでしょう。

むしろ被害地域かもしれない。
ところが、5km先で普通の声で会話しているのは(如何に中国人が大声で話そうとも)、通常、人間にはまず聞こえないでしょう。
ノイズがどれだけかにもよります。

可聴域は、視覚で言うと、紫外線や赤外線の範囲の色がどのくらい見えますか、のような話です。
ドレミファソラシドと音階がありますが、上のドは下のドの倍の周波数です。1オクターブで周波数が倍。
バイバイバイとやっていって、どの辺りの低音、高音が聴きとれるのか、ということです。
通常人間に聞こえない周波数は、上は超音波、下は低周波、と言うかもしれません。
同じ音の高さの音であっても、大きい音と小さい音とあります。
普通は聴力というと、どれだけ弱い音まで聞き取れるか、だろうと思います。
通常は、距離が離れても、聞こえる周波数は変わりません。
例えば、野外会場でベートーベンを演奏したところで、前で聴いている客と後ろで聴いている客と、200m離れたところで聴こえた人とで、周波数が違って聞こえることはありません。
距離が離れることで、その間にある何かに、ある周波数が吸収されて、その部分が聞こえなくなるようなことならあるかもしれませんが。

> 動物によって何キロ離れた距離まで聞き取れるか？というのは

それ自体がフィクションです。
東京の、車やらなにやら騒音だらけのところと、音を吸収しそうな雪原と、東京に中性子爆弾が落ちて生物が滅びた後の世界、コンクリートやらアスファルトやらで音を良く反射する場所と、では、聞き取れる距離が変わるはずです。
勿論、音源の音の大きさにも依りますし、音の高さ＝周波数に依っても変わるかもしれませんし(何かにどれくらい吸収されるかが変わる)、その生物が、どの周波数を一番感度良く聞き取るか(おそらく高周波帯の感度がどれだけ良いか)でも変わるでしょう。
勿論、何km離れたところの音を聞き取った、という事実が確定できれば、それはそうなのでしょうが、それがその動物の最大能力だとは言えません。

> 「動物、人間はそれぞれ約何km先の音を認識できるのか？」
> ということを調べたいと思っています。

もし真面目に研究するのであれば、やめた方が良いでしょう。
調べたところで、音源や環境によって話が変わるので、実際どうなるか、あなたの周りでどうなるかは、さっぱり判らないでしょう。
そうですね、うちの近所に、作りかけの国道のバイパスの峠のトンネルが、まだ使われずにありますが、そういう場所であれば、何hz何db(デシベル)の音が何km先まで聞き取れました、というような実験が少しは可能かもしれません。
ただし、犬の聴力であれば、トンネルをはみ出すことも十二分に考えられますし、何をもって犬が聞き取ったことにするのか、という辺りが難しいはずです。
勿論、鳥のさえずり蛙の鳴き声蝉の鳴き声少し離れた場所の車の騒音等からは逃れられないでしょう。
人間や動物の呼吸音、心臓の音、等々も。
ちゃんと実験しようとすると、凄いことになるだろうと思います。
あなたの家であなたの愛犬が、ということであれば、それはまた別の話になるでしょう。

No.1 回答者： hayaumepapa 回答日時： 2016/07/11 15:16

「何km先の音を認識できるのか」というのはおかしな疑問です。

音が大きくなればなるほど、遠くでも聞こえるからです。

ツァーリ・ボンバという水爆が爆発した際にできた衝撃波は、地球を3周したと言われています。
これでしたら地球の裏側でも音として聞こえたはずです。
つまり人間でも他の動物でも2万ｋｍ離れたところの音が聞こえたはずです。

ツァーリ・ボンバ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A1 …

聴力を考えるなら、どれくらい遠くではなく、どれくらい小さい音が聞こえるかが問題となるわけです。

聞こえる一番小さい音は最小可聴値と呼ばれるようです。

最小可聴値
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%B0%8F …

この回答へのお礼

聴力を距離で比較するというのはやはり難しいのですね…
最小可聴値など、詳しいご回答ありがとうございました！

お礼日時：2016/07/11 17:01