牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

正確ではないと思いますが、一時期、日銀が大量に紙幣を印刷して市中にお金をじゃぶじゃぶ行き渡らせると言われました。しかしこの手順が良く分かりません。
 その方法として小生が理解していますのは、まず、政府が国債を発行して市中銀行がこれを買い、市中銀行はこの国債を日銀に売る。日銀は印刷した紙幣でこれを買う。これで市中の紙幣発行額が増えるが、この方法は前提として国債発行の枠(建設国債とか赤字国債とか)の議論がある筈ですが聞いた覚えがありません。
 日銀の紙幣の大量発行は歯止めのない超インフレに結びつくはずですがその議論も聞いた記憶がない気がします。
 政府の政策目標は1~2%のインフレと言う事ですが、経済の好循環によりそれを実現すると言う事ですが、じゃぶじゃぶ印刷した紙幣の発行でインフレが起きるのではないかと思っていたのですがそうでもなさそうですのでそれもわかりません。
 以上の中に量的な判断が少しも入っていませんのでそこが違うのかとは思いますが、色いろわかりません。ごく基本的な事ですがやさしい解説をよろしくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    たくさんの方に色いろお教え頂き有難う御座います。その中に日銀の決算をお教え頂きましたがそれを書きますと次の様です。
                 国債    当座預金    発行銀行券
    126回事業年度決算  77兆円   41兆円    81兆円
    131回事業年度決算 349兆円  275兆円    95兆円
       増加率      453%    671%      117%
     これでは国債と当座預金の増加率の違いはともかく年間80兆円の目標でマネタリーベースを増やす筈なのに発行銀行券の額がそんなに増えていないのはどういうわけでしょうか。何か私の理解に違いがあるのでしょうか。別途お教え頂きました黒田日銀総裁発言のウキペディア記事の中のグラフでは2015年6月ごろに340兆円くらいになっているのですがその違いをお教え頂ければと思います 。

      補足日時:2016/07/21 04:02
  • うーん・・・

    次にスーパーインフレの事ですが、通貨の発行は所詮信用の膨張以外に実態の価値を創出している訳ではないので日銀券と国債に日本(世界)国民の信用があるかぎり大丈夫というようなきわめてセンチメンタルな事なのでしょうか。
     マクロ的にはそれで良いとしてもミクロ的には自分のかかわらない所で実態なく80兆円膨張するわけですが80兆円は何の何%になるのでしょうか、逆に言えば私の財産が5000万円だとしたら実態としては何%目減りするのでしょうか。
     2%のインフレにするというのですからそんなところかとは思いますが、きちんとは分かりません。
     時流に乗れない者にとっては大きなデメリットと思いますが、そんな不公平が大っぴらに通るのはどういう理由でしょうか
     何やらわかりにくいお尋ねですがどなたかよろしくお願い致します。

      補足日時:2016/07/21 04:25

A 回答 (10件)

日銀が仮に紙幣を大量に発行されたとしても、それが市場に、充当されなければ、市場にある紙幣の量は増えません。



日銀は、市場にある現金通貨の量を増やすために市場から国債や地方債、株式などの金融商品を購入し、日銀券に置き換えます。
これを「買いオペレーション(買いオペ)」または「量的緩和」と呼びます。

「政府がまず国債を発行して」という発想ではなく、何時の時点かはわからないけれども、既に政府が発行している国債を、日銀が意図的に購入し、日銀券に置き換えるのです。

これを別の表現で、「流動性を供給する」という表現もします。安倍内閣に於ける日銀がこの様に市場に流動性を供給する目的は、当初「期待インフレ率」を上昇させる為に実施しましたが、現在では寧ろ「期待インフレ率を下落させない為に」市場へ流動性の供給を行い続けています。

「2%の物価上昇」についても同様で、「期待インフレ率」を上昇し、または下落させない為に掲げているもので、これを日銀単独の力で達成させるつもりは元々ないものと私は考えています。
詳しくはこちらを↓
http://nonkinonki007.blog.fc2.com/blog-entry-127 …

また、一方「ハイパーインフレ」という貨幣現象ですが、仮にハイパーまで行かなかったとしても、国民の生活に深刻なダメージを与える程のインフレとは、市場が過剰な程の好景気にあるか、または過剰に物資が不足する中で、最終消費者に対して直接通貨を分配し続けた場合にのみ発生します。

安倍内閣に入って、確かに景気は良くなりましたが、まだまだ日本国経済は供給過多の状態にありますし、政府も資金の供給は基本的に最終消費者に直接ではなく、「仕事」として発注、もしくは助成金、補助金という形で分配していますから、現在の日本は、ハイパーだとかいう貨幣現象が起きる経済状況とは対極的な経済状態にあると思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

課題が大きすぎて色いろ分からない事が多いのですが、部分部分としてはお教え頂いて解りました。どうも有り難う御座いました。全体としてはもう一度お教え頂いたことを整理して考えてみます。

お礼日時:2016/07/26 00:27

>発行銀行券の額がそんなに増えていないのはどういうわけでしょうか。



それは、簡単な話、多くの市民は給料を紙幣で支払ってもらっても、困るということです。銀行に電子マネーで支払ってもらったほうが、便利ですよね? ネットで買い物しても簡単に引き落とせるし、パソコンの知識が普通にあれば、泥棒にあうこともありません。現金をたくさんもっていたら強盗殺人にあうかもしれません。

よって、日銀はきちんと発行した電子マネーなどのマネタリーベースのうちの紙幣発行量を支障のない範囲で調節しています。

もっといえば、マイナス金利の話にもなります。ーーー市中銀行はこれまで0.1%の日銀当座預金に付利をもらっていたが、今後取りやめになりました。詳しくは検索してください。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

通貨発行量はマネタリーベースと違うこと理解できました。M2とかM3とか言われること自分で調べてみます。早速にお教え頂きまして有難う御座いました。

お礼日時:2016/07/21 10:15

少し厳密にいっておくと、日銀が大量に紙幣を印刷するだけではなく、日銀が国債を買った対価として電子マネーで主に市中銀行にお金が供給されます。

これでマネタリーベースが巨額に増えるわけです。

実際の増え方はここなど。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0 …

このままではハイパーインフレは、おそらく絶対に起きません。80兆円/年のマネタリーベース増加でマイナスインフレ(=0.4%のデフレ!)ですからね。

http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/ind …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お教え有難うございました。特に黒田総裁のウキペディア記事は大変参考になりました。

お礼日時:2016/07/21 02:11

紙幣の大量発行? 5年で15兆円しか増えていません(本当は「しか」ではないのですが)。

量的緩和でふやすのは発行銀行券を増やすか当座預金を増やすかです。負債を増やしたら資産を増やさないといけませんね。バランスシートなのですから。

日銀の貸借対照表から。
第126回事業年度末
発行銀行券: 81兆円
第131回事業年度末
発行銀行券: 96兆円

日銀のバランスシートは年々肥大化しています。名目GDPが伸びていないのにバランスシートが拡大するのは大問題です。
以前は負債でいちばん大きいのは発行銀行券つまり紙幣でした。いまではとんでもないことになっています。紙幣は健全な資産のもとに発行されるものです。いちばん大きな資産はいうまでもなく国債です。緩和をやめる出口戦略はこの肥大化したバランスシートを小さくすることですから、出口はない気がします。三菱東京UFJ銀行が国債の特別資格を返上しましたが、国債が未達になり日銀が直接引受をするようになったらハイパーインフレのはじまりです。

第126回事業年度末
国債: 77兆円
当座預金: 41兆円

第131回事業年度末
国債: 349兆円
当座預金: 275兆円

http://www.boj.or.jp/about/account/index.htm/
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳しく具体的な事をお教え頂き有難う御座いました。日銀決算書など初めて見まして興味深いものでした。きちんと勉強していないものがおおそれたお尋ねをして恐縮しております。有難うございました。

お礼日時:2016/07/21 02:20

意識操作の方向を予測して、次の行動に対応して生き残りましょう。

イナゴの行動は、単純な武力行使、餌の誘い込み姿を見たら隔離して生存を守りましょう。論理的嘘を見破り蛇に対応しましょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

何度もお書き下さって有難うございました。とても難しい問題でした。

お礼日時:2016/07/21 02:24

お金は、意識操作の産物ですね。

偽札を作る為にイナゴの騙した技術は、武力行使ですね。これが無いと騙せ無いのです。だからイルミナテイマフィアが作られます。馬鹿だと生存出来ません。人口増加は、殺しに来る、そしてイナゴの楽園にして、砂漠にしていきます。全てを承知して生き残りましょう。イナゴは、偽札を求めているのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

有難う御座いました。難しいです。

お礼日時:2016/07/21 02:28

お金は、元々紙切れ、重要なのは、エデンの園建築ですね。

綺麗な水、食糧、エネルギー、豊かな文化それを揃える為に信用を作っているのです。論理構造を理解しておきましょう。信用を失えば、消えてしまうものなのです。信用のコロニー単位に存在するものですから昔は、藩札でした。海賊が欲しがるお金は、信用が無いから消えてしまうのです。生産物と交換出来無いから騙すマネーロンダリングして使おうとします。結局お金は、生産物と交換するものですから、戻って来ます。エデンの園を作ることが出来れば困ら無いのです。だから人口増加すると殺しにくるのです。するとエデンの園は、無くなり砂漠化していくのです。それが食え無い餓死地獄、てめーが作ることをやめているだけで、いい迷惑ですね。かくて、生存競争で砂漠化する人達から守る戦いになるのです。覚悟して対策を立てて置きましょう。障壁を作る進撃の巨人、消えて無くなる砂漠しかし、場所を変えても作れるのです。困る事は、無いのです。協力を作れば互いに良くなっていくのです。問題は、イナゴの大群ですね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

有難う御座いました。抽象的でとても難しいです。よく勉強してみたいです。

お礼日時:2016/07/21 02:32

それだけ、円が紙切れになる、円が安くなる!

    • good
    • 1
この回答へのお礼

有難う御座いました。小生にはとても難しい問題でした。

お礼日時:2016/07/21 02:34

>その方法として小生が理解していますのは、まず、政府が国債を発行して市中銀行がこれを買い、市中銀行はこの国債を日銀に売る。

日銀は印刷した紙幣でこれを買う。これで市中の紙幣発行額が増えるが、この方法は前提として国債発行の枠(建設国債とか赤字国債とか)の議論がある筈ですが聞いた覚えがありません。

ははは。ありますよ。私の計算によれは2022年?ごろ、このままいけば(年間80兆円の国債買取)で、日銀は国債をすべて買いつくすはずです。日銀の2%インフレの期限は先延ばしになっていますが、2017年終わりには、緩和をやめる予定ですので、まだまだ余裕なのです。

>日銀の紙幣の大量発行は歯止めのない超インフレに結びつくはずですがその議論も聞いた記憶がない気がします。
>政府の政策目標は1~2%のインフレと言う事ですが、経済の好循環によりそれを実現すると言う事ですが、じゃぶじゃぶ印刷した紙幣の発行でインフレが起きるのではないかと思っていたのですがそうでもなさそうですのでそれもわかりません。

日銀は年間80兆円で、マネタリーベースを拡大しています。日銀は2%インフレにしたいのだが、、、なぜかそうならない。これは消費税アップのため。年間80兆円で、インフレにならないと言うのは、だれも予想していなかったのでは?

日銀の最大使命は超インフレとかにしない、すなわち物価の安定ですので、あまり心配する必要はないです。つまり、超インフレになりそうだったら、即座に保有している国債を売れます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

易しくお教え下さり有難う御座いました。年間80兆円でインフレにならない事はだれも予想していなかったと言う事は説得力がありました。

お礼日時:2016/07/21 02:42

日銀が市中から国債を購入しているが


その結果銀行に渡った資金は、日銀にある各銀行の当座預金として積み上がるだけ

つまり理論上紙幣を刷ってはいるが、即座に日銀に舞い戻り実際に市中の流通量が増えて行っている訳では無い

なので、日銀に預けられている当座預金に対してマイナス金利を適用します <-銀行が損をする
というマイナス金利政策がとられた
    • good
    • 1
この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2016/07/21 02:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!