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陰陽道では北東の方角を鬼門と呼んでいて、
北東から南西にかけて神様が通過すると考えるそうなのですが、
これは黄道の通る方角だと聞きました。

そこで、そもそも天文学的には、黄道がどの方角を通るのかを下記で質問しました。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9560569.html

それで分かったのは、
冬至点から夏至点へかけては確かに南西から北東へ太陽が動くように見えるのですが、
逆に夏至点から冬至点へかけては北西から南東へと太陽が動くように見えて、
春分点や秋分点のあたりでは太陽は真横に動くように見えるそうです。

ではなぜ陰陽道では、鬼門(=黄道の通る方向)を、
「北東から南西にかけて」とだけ考えるのでしょうか?
黄道であるならば、天文学的に考えて、必ずしもこの方向に限定されないはずです。
鬼門をこの方向に限定している理由が知りたいです。

A 回答 (2件)

鬼門に対する私の理解は少し異なります。

黄道については、関係があるのかどうかは良く知りません。(書かれている黄道の方位?は良く分かりません)

陰陽五行は、方位、季節、色、動物などが、それでリンクしているという考えをします。円を描くと、円の一番上が時期(季節)において冬至で北で五行の水の極ですね。円の右が春分で東で五行の木の極です。1年の中で一番”変化”があるのが、年の変わり目です。一年は春から始まると考えられているので、時期(季節)においては冬至と春分のちょうど真ん中(春の節分)が年の変わり目であり、一番変化を含むところとなります。それは方位で言えば、北と東のちょうど真ん中、北東の方向です。

変化を含むというのは、あまり良いこととは考えられませんでした。天子(皇帝)が変わるとか、何か悪いことが起こることの暗示と考えられました。なので、東北の方位がそのような悪いことの起こる方向と考えられるようになった、らしいです。

『鬼門』と言われるようになったのは、何かの書物に、追難(春の節分の豆まき)だったかで捕まえた鬼を東北の門に集めて縛っている、という話が語源らしいです。なので鬼は捕まえられて神だか仏だかに踏みつけられてたりしてるのですが、そんなのはすっかり忘れられて、鬼の門というイメージ専攻で、しかも上記のおとり何か悪いことが起こる方位として、認識されることになった、と記憶しています。
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この回答へのお礼

陰陽五行において北東は年の変わり目の季節という意味もあるから、
その二つを重ねることで北東に特別な意味が生まれている訳ですね。

そうすると、物理的な根拠(例えば黄道とか)があって
北東という方角に意味がある訳ではないのでしょうか・・。

追儺の話は、鬼門という言葉の直接の語源がそこから来ているとすれば
興味があるので調べてみようと思います。

お礼日時:2016/12/26 22:07

子・丑・寅、、と続く十二支はご存知かと思いますが、北を子として時計回りに


順に子・丑・寅、、、と円形に並べていくと北東の方角は丑と寅の間になり、
これを丑寅(ウシトラ)の方角といいます。
丑と寅、、、昔から「鬼」は、頭に丑(牛)の角(ツノ)が生えていて寅革の
パンツを履いていると云われているので丑寅の方角は「鬼」の通り道とされています。
北東の「鬼門」に対し、反対側に当たる南西は「裏鬼門」と云われています。
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この回答へのお礼

丑寅=鬼という連想から北東の方角を鬼門と呼ぶのであれば、
黄道は一切関係ないということでしょうか?

お礼日時:2016/12/24 17:02

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