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右下肺野侵潤影の疑いで精密検査になりました。どんな病気ですか?

A 回答 (2件)

肺の中の肺胞という部分に、液体がたまっている状態をいいます。


のどから気管がのびており、気管は肺の中で分岐を繰り返して気管支、細気管支になるのですが、その先端の部分が肺胞です。丸い袋状の形をしています。

肺胞の中には、ふつうは空気だけしか存在しません。
ところが、組織に炎症が起こると、人間のからだのおもしろいしくみとして、水分がそこに集まってきます。
肺胞に水分(液体成分)がたまってくるのも、肺が炎症を起こしているためです。

レントゲン検査をおこなうと、炎症を起こしている部分がもやもやとしか映らなくなり、鮮明に見えません。
この状態を浸潤ないしは浸潤陰影(浸潤影)といいます。
質問者さんの場合には、右の肺の下部(右下肺野)に浸潤がありますよ、ということになるわけです。

このような状態のときの精密検査では、まず真っ先に、肺胞そのものに炎症を起こす細菌性肺炎を疑います。
主として、肺炎球菌が原因で起こりますが、高齢者の場合には命にかかわることもあるのでワクチン投与が呼びかけられているほど、怖い病気です(CMで啓蒙活動が展開されています。西田敏行さんだったかな?)。
自覚症状がない場合も少なくないのですが、早期に治療(一定期間、抗生物質を使って細菌を完全に死滅させます)しないと重症化するおそれがあるため、そのために精密検査を行なって病名を確定させます。

そのほか、ガンや結核などの場合にも浸潤があらわれますが、いずれにしても、どんな病気なのかは精密検査をしないとわかりません。
つまりは、状態をあらわす名称なのですね。病名そのものではありません。
言い替えると、あらゆる可能性を考えざるを得ないわけで、速やかに病医院にお出かけ下さい。お大事に。
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肺がん、若しくは肺炎。


タバコとか吸わなかれば大体間違い。
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