プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

急性ミオグロビン尿症について一般人の私でも分かるように教えて下さい。

A 回答 (3件)

ミオグロビンというのは、筋肉に含まれていて、筋肉の細胞内に酸素を運ぶ働きをしている赤い色素です。



高熱を出した時、ある種の薬の副作用、広範囲のやけど、感電、打撲など筋肉が広範囲に障害された時、など筋肉が破壊されると、血液中に流れだし、腎臓を通って尿に出て来て、赤い尿となります。

この状態がミオグロビン尿症です。ですから、この症状が現れたら原因を突き止める必要があります。

そして、ミオグロビンは血液中では処理できず、腎臓に入り込むと腎臓を破壊する物質を生じるので、早急に処置をしないと腎不全を起こして腎臓がダメになってしまいます。

処置は、同じく赤い尿であるヘモグロビン尿と識別して(処置が全然違うので)腎臓を破壊する物質を生じないように尿をアルカリ性にする薬を投与するなどの対策をとります。

参考URL:http://www.medic.ne.jp/Student/Burn/burn1g05.htm
    • good
    • 2

「ミオグロビン」とは、赤血球中に存在する血色素(ヘモグロビン)と類似した、鉄を含む物質で、筋肉中に存在し、ヘモグロビンと同様に酸素と可逆的に結合する機能を有しています。



熱傷や電撃症等の大量の筋肉の崩壊を伴う外傷、熱中症や高熱が持続する疾患、筋炎、あるいは、筋肉ホスホリラーゼという酵素の先天性欠乏等でミオグロビンは血中に遊離し、尿中に排泄されます。ですので、一般的にはミオグロビン尿症というよりは、ミオグロビン血症と言われています。ミオグロビン尿も血色素尿も、色調は共に類似し、ペルオキシダーゼ反応を利用した試験紙法においても共に陽性と出るため、これらを鑑別するためには、尿沈渣(尿中の固形成分)において赤血球の有無や円柱等の存在の確認や、それぞれの光を吸収する性質の違い(吸光度)の測定を実施しなければなりません。

maimai-gooさんの言われるところの「急性」に起こるケースとしては、先に挙げた外傷あるいは急性筋炎、熱中症、発熱性疾患(インフルエンザ等)に伴う場合が考えられます。

このミオグロビン血症は、急性腎不全を起こす要因となるため、注意が必要となります。
    • good
    • 2

以下の参考URLは参考になりますでしょうか?


「尿中ミオグロビン」
http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
(血清ミオグロビン)
これらの中で特に「検査を行う理由」「正常値」「異常値の意味」と関連リンク先を参考にしてください。

御参考まで。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!