アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

連用形は用言…などに続くとあったのですが、その例が一つも浮かびません。

用言って動詞・形容詞・形容動詞ですよね。
"その後に続く”って何が動詞などの後に入るんですか?
何が続くんですか?

もう全てが分からないので、連用形は用言に続くの例を一つ下さい。

A 回答 (2件)

「用言に続く形」というのは、「用言の前に来るときの形」という意味です。


「用言を修飾するときの活用」といってもいい。

例えば形容詞。形容詞が動詞を修飾するとき、動詞の前に来るので連用形になります。
「美しい」だったら、「美しく咲く」の「美しく」が連用形。
形容動詞「きれいだ」だったら、「きれいに咲く」の「きれいに」が連用形。
動詞「書く」だったら、「書き終わる」「書き始める」の「書き」が連用形。

動詞の場合、助動詞「ます」の前も連用形になる。
「書きます」「始めます」のようにね。

ところで、連用形は用言の前に来るときの形だけど、用言の前に来るときだけ使われる、というわけではない。
用言の前以外にも、現れることがある。必要条件と十分条件の違いね。
で、実際、連用形は用言の前以外で使われることの方が多い。

例えば、文の途中で切るとき。
「この花は小さく、美しい」の「小さく」
「風が吹き、雨が降る」の「吹き」
    • good
    • 14

これは、鋭い質問です。

いいところに目をつけました。普通の生徒はスルーする、そして、一部の先生は黙って覚えろと逆ギレする、そういう疑問点です。こういう疑問を抱くことを、もしかしたら、誰もほめてくれないかもしれません。だから、まずは、自分で自分をほめてください。

 連用形は用言に続くといいながら、動詞のあとに動詞がくるパターンというのは、案外少ないようです。
たとえば、「喜び勇んで」=「喜び(喜ぶの連用形)」+「勇んで(勇むの連用形+接続助詞の で)」とか思いつくかもしれませんが、辞書には「喜び勇む」という一つの動詞として載っています。最初は”動詞の連用形+動詞”だった言葉が、みんなが使うようになると「一つの動詞」として扱われるようになってしまうんです。「思い出す」とか「飛び出す」とか、いくらでも例が思いつきますね。これを複合動詞といいます。「複合動詞」という用語は、高校入試には出ないけど、定期テストには出しますから、テスト範囲になっている間だけ覚えておいてください。

 もし、私が、新たに、プンプンいかりながら喜ぶことを「いかりよろこぶ」というような表現を作ったら、これは”動詞の連用形に用言が続く形”になります。こんなとんちんかんな言葉は、一部の人しか使わないうちは、”動詞の連用形に用言が続く”という用法ですが、みんなが使うようになったら、なんと「いかりよろこぶ」という一つの動詞になって、辞書にのってしまいます。これが、”動詞の連用形+動詞”の例を思いつかない理由です。つまり、「いかりよろこぶ」のようなとんちんかんな表現であっても、そのうち、みんなが「いい表現だよね」と思って使うようになると、”動詞の連用形+動詞”だった表現が、一つの動詞になってしまうんです。

 さて、形容詞や形容動詞に用言(動詞)が続くパターンはいくらでもありますよね。「やさしく+説明する」とか「ていねいに+説明する」とか。

 余計なことですが、活用形の識別の問題が、テストにはよく出ます。しかも、なぜか、連用形という答えが一番多い。乱暴なことを言うと、どうしても答えがわからなくて、あてずっぽうで答えるとしたら、連用形と書くのが正解の確率が高い。
活用形の識別は、あとに続く言葉で見分けます。「て で ながら ます た だ 、」が続くときは連用形です。私は、語呂合わせで「連用形は 手で(書き)ながらマスターだ ッテン!」と覚えてもらっています。

 文法のお勉強は、みんな苦労するところではありますが、ぜひ、がんばってください。応援しています。
    • good
    • 14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!