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大和物語の馬槽(下野の国に、男女住みわたりけり。…)の品詞分解をしていただけませんか?
助動詞の意味だけでも分ければひとまずは大丈夫なので、お願いします。

A 回答 (1件)

下野の国に、男・女住みわたりけり。

年ごろ住みけるほどに、男、妻(め)まうけて、心変り果てて、この家にありける物どもを、今の妻のがり、かき払ひ運び行く。「心憂し」と思へど、なほまかせて見けり。塵(ちり)ばかりの物も残さず、みな持(も)て往(い)ぬ。

けり、ける
ず 連用


ただ残りたるものは、馬舟(うまぶね)のみなんありける。それを、この男の従者、「まかぢ」といひける童を使ひけるして、この舟をさへ取りにおこせたり。

たる
ける
たり


この童に女の言ひける。「なむぢも今はここに見えじかし」など言ひければ、「などてか、さぶらはざらん。主(ぬし)おはせずとも、さぶらひなん」など言ひたてり。女、「主に消息聞こえんは。申してんや。文(ふみ)はよに見給はじ。ただ言葉にて申せよ」と言ひければ、「いとよく申してん」と言ひければ、かく言ひける、

ける
じ 打消推量・終止
ざら 未然
ん(む) 連体

な 強意・未然
ん 意志・終止
り 存続
ん 意志・終止
て 強意・未然
ん 勧誘・終止
じ 打消推量・終止
けれ
て 強意・未然
ん 意志・終止
けれ
ける


  「『舟も往ぬまかぢも見えじ今日よりは憂き世の中をいかで渡らん』

じ 打消推量・終止
ん(む)意志・連体


と申せ」と言ひければ、男に、「かく」と言ひければ、物かきふるひ去(い)にし男なん、しかしながら運び返して、もとのごとく、あからめもせで、添ひゐにける。

けれ
けれ
し 過去・連体
ごとく 比況・連用
に 完了・連用
ける 過去・連体
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます!助かりました!

お礼日時:2019/02/28 07:11

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