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有機化学合成を行う過程で、ラクトンの加水分解を行なっているのですが、反応が全然進行しないです。

原料0.2μmolに対して10M KOHとMeOHをそれぞれ150μL加えて6時間ほど40度の水浴で攪拌後、12N HClでpH酸性にして酢酸エチルで分配して反応液を回収したのですが、どうもうまくいっていないみたいです。

ラクトンは加水分解後に、酸性条件だと、逆反応が起こりやすいのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • ご回答ありがとうございます。原料は6員環のラクトンをもつ親水基のない化合物です。ラクトンの加水分解物にDMF中でさらにアミンを反応させてアミド化させることを目的としています。
    論文の中には全然骨格が異なるものの、酸性条件にして分液して回収したことがかかれてるものもありましたので、参考にしてみたのですが瞬時に逆反応が進むのなら良くなかったみたいですね。
    中性でも危ういのであれば、塩基性状態のまま共沸で水を飛ばすのが一番良いのでしょうか。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/03/10 15:25

A 回答 (3件)

そもそも発想がおかしいです。

加水分解されているのであれば、アミドではなくカルボン酸のアンモニウム塩が得られます。アミドが欲しいのであれば、加水分解せずに、エステルをアンモニアと反応させるほうが理にかなっています。アンモニアのほうが水よりも求核性が大きく、直接アミドを得ることができるからです。ただし、ラクトンの場合に、どの程度の容易さで進むかはわかりませんし、そんなに速やかに進むような反応ではありません。
アンモニウム塩をアミドにしようと思えば、かなりの高熱で、何時間か加熱する必要があることが多いですし、それで分解することもあるでしょう。
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ラクトンのサイズにもよりますが、塩基性ではCOO^-になっているので環が開いていても、酸性にした途端にラクトンに戻るんじゃないですか。


もっと具体的なことを書かなければアドバイスのしようもないです。常識的に考えて、5員環とか6員環のラクトンになるものを、酸性や中性の条件で環の開いた状態で単離しようと言う計画自体に難があるんじゃないですか。
この回答への補足あり
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やったことはありませんが12Nの塩酸中においたらほとんど逆反応を起こすでしょう。

ラクトンは環状の方が圧倒的に有利です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。やはり、環状の方が有利ですか。酸性溶液にならない様に分配を行ってみます。

お礼日時:2017/03/08 21:55

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