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50才、女性です。
お恥ずかしい話ですが、若い頃から歯が悪く、現在、部分入れ歯です。
すごく、口臭があります。
口臭を減らす方法を教えてください。

A 回答 (4件)

歯科医ではありませんが、たまたま直近の歯科医師会の雑誌


(日本歯科医師会雑誌 Vol.70 No.6 2017-9 P33-P40)で
「口臭と口臭症患者を理解するための基礎知識」という
小特集がありましたので、そこからまとめてみます。



・口臭の発生源

1. 口腔内からの生理的口臭
 主に唾液成分を原材料として発生する。唾液の量や質と関連
 するため、自律神経系の影響を受ける。

2. 歯科・口腔領域の疾患由来
 歯周病・舌苔・粘膜疾患・清掃不良な義歯・多数歯のわたるむし歯
 悪性腫瘍などがある。

3. 耳鼻咽喉科領域の疾患
 副鼻腔炎・扁桃腺炎・上気道や中咽頭の悪性腫瘍など

4. 内科疾患
 糖尿病・肝疾患・腎疾患・胃疾患・逆流性食道炎
 遺伝的疾患のトリメチルアミン尿症など



・口臭の測定方法

1. 官能試験
 人の鼻で臭いをかいで判定する方法。
 機器による検査では測定できない臭気も評価できる。
 袋の中に呼気を入れ、30~50cmほど離して臭いをかぐ。

2. 機器にを用いた検査
 ガスクロマトグラフ、簡易型ガスクロマトグラフ、
 簡易型サルファイドモニターなど。
 (ちなみに、機器による検査は特定の臭気ガスを検出するので
  官能検査で臭っても反応しないことも非常に多くあります。
  市販のものは誤差が大きいので、その点は注意して下さい)

口臭は飲食による影響を受けるので、その口臭測定の直前の
条件を規定しておく必要がある。
朝起きて、飲食や口腔清掃をしないで測定するのか、
飲食後2~3時間経過した状態で測定するのかによって
基準となる検査値は異なる。日を改めたり時間帯を変えて
繰り返し行う必要がある。



・治療手順

検査の結果、客観的に口臭が認められない場合は
口臭不安に対してそれぞれの方法でアプローチする。
(自臭症という臭いが少ない状態ではカウンセリングで対応)
客観的口臭を認めた場合、その原因に対処する。
歯周病などの歯科疾患があればその治療を行う。
顕著な疾患が認められず、明らかな舌苔が認められれば
舌清掃指導を行う。舌には舌乳頭があり、舌をブラシで
激しく清掃することは、舌を傷つけるので注意が必要。
これらの対処をしても病的な口臭が認められる場合、
耳鼻科領域の疾患を疑う。
病的口臭については、その原因因子の対処が必須である。
一方、緊張や生活習慣などが誘引となる生理的口臭では
心理的対応も必要となる。



ここからは個人的な意見です。

口臭を訴える方には様々な原因があります。
うちでは起床後の飲食禁止での官能試験後に過酸化水素による
洗口を30秒程度行い、再度官能試験を行う(これでも口臭がある
場合は全身由来の病的口臭の疑いますが、それなりに多いです)
これを2回以上行います。
この検査で口臭がある場合、まず口腔内疾患を確認します。
日常で歯に詰まりやすいとか、入れ歯の清掃不良など
それらしい疾患がない場合、基本的な口腔清掃では
舌苔の清掃や(薬用)洗口剤を使用します。
歯垢染色液を使えば判りますが、歯だけではなく
頬粘膜や舌にも多くの汚れがついています。
これらをガーゼや舌ブラシなどで丁寧に清掃します。
傷がつきやすいので丁寧にすることが原則ですが、
過度な歯磨きや舌苔の除去で症状が悪化すると聞いて
清掃しないと状況は変わりません。
洗口剤については、欧米では亜鉛化合物のものが使われますが、
薬事法の関係で日本では市販のものには効果が少なく、
口臭に特化したもの(ビーブランドのハイザックなど)が
効果が期待されます。
ただし、洗口剤は一過性なので効果を期待しすぎないで
歯科治療や口腔清掃などの原因除去を優先してください。
また、唾液の分泌を促すためにガムをかむなど、
できることから初めてください。

おだいじになさってください。
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お口の中が原因の口臭の場合、虫歯菌や歯周病菌が繁殖している可能性があります。

歯の根の部分などは歯ブラシも届きにくいので、予防歯科をやっている歯科医院に相談されるといいかと思います。
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口臭は特に原因が無くても起こります。

朝起きたときにはほとんどの人が感じると言われ、これを生理的口臭と言います。例え就寝前に歯を磨いたとしても、唾液の活性が低下する事や、口の中の乾燥によりどうしても細菌が繁殖しやすくなるのです。

対して病的口臭の原因のほとんどは虫歯や歯槽膿漏などの疾患です。まずは原因の除去を心がけてください。
歯槽膿漏、虫歯等明らかな原因を治療し、口中を清潔に保つことで改善されます。
またその要因として無視できないのは 口の中の乾き・口呼吸です。鼻炎やアレルギーで常に口の中が乾いていると口臭の原因になります。
当然ながら 入れ歯の汚れも原因になりますから、可能な限り清潔に保つ努力も必要な事です。

また自臭症と呼ばれる、実際には口臭が無いにもかかわらず自分で臭うと錯覚してしまう人もいます。実はこれが口臭を気にしている人の過半数を占めるとまで言われています。
自臭症の場合、生理的な口臭と病的口臭を取り違えて、過度な歯磨きや舌苔の除去、消臭剤・マウスウオッシュ等を使用してしまい、症状を悪化させてしまう事が実に多いのです。
まぁ、私の知る限り 口臭を気にしている人90%はこれに該当するようです。

また、非常に特殊な場合として、胃が悪い場合も口臭は発現しますが相当の重傷でなければあり得ません。
むしろ、服用している内服薬の臭いが血液を介して肺循環を経てて口臭として現れます。
他には重度の糖尿病・肝疾患・尿毒症でも発生しますが、その場合は口臭を気にしている場合ではないでしょう。
さらに「生臭い」「魚のような臭い」と言われますが、「魚臭症」と呼ばれる特殊な疾患があります。
これは、一種の代謝障害・トリメチルアミン尿症に起因する物ですから、内科的な治療になるでしょう。

いずれにしても大切な事は、自分・あるいは他人の口臭に関して、客観的な数値で判断する事です。 市販の口臭チェッカー等も販売されていますし、歯科医院での専用機械もあります。
その上で 自分の口臭の原因を突き止めて予防する事に成ります。場合によっては、歯科・耳鼻科だけではなく、心療内科・精神科的なアプローチも必要でしょう。

下記リンク先は大変参考になります。現在日本で最も信用できる口臭のサイトです。舌や頬の運動で口臭を防ぐ方法も記載されています。

参考: http://www.age.ne.jp/x/rie-d/kousyuu.htm
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舌みがきはされていますか?歯磨きの最後にやると効果的です。


歯間の臭いなら、糸ようじをオススメします。
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