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仕事と勉強を楽しく両立!初挑戦の色彩検定に合格しました!

「サマンサタバサ」のショップスタッフに影響を受けて色彩検定3級への挑戦を決意した小林さん。通信講座で楽しみながら勉強し、□いよいよ試験当日を迎える。気になる合否は?□色彩検定の学びは仕事に役立つの?□プライベートでも生かされる?実際に色彩検定を取得した小林さんのリアル体験を公開します。
  • Chapter1 わたし、色彩検定に合格しました!
  • Chapter2 色彩理論でアクセサリーづくりのデザインが進化!
  • Chapter3 仕事だけでなく、プライベートにも変化が!
chapter1

わたし、色彩検定に合格しました!

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決戦前夜、過去問に5回挑戦

何年振りの試験だろう。試験前日の緊張感は言葉で表現できない。たくさん勉強したし、通信講座の課題もほぼ満点だったから普通にやれば合格間違いなし。それでも、緊張する。不安もある。だけど懐かしい感覚がする。はじめて百貨店でアクセサリーを販売したときとも違う。ドキドキでもあるしワクワクでもある。新しいことに挑戦するこの高揚感、ちょっといいかもしれない。
「今日は最後の追い込み!過去問を5回はやろう!」
小林さんの決意は本物だ。午前中に各年代・期ごとの過去問題に挑戦し、昼からは仕事。いつもより早く切り上げて、帰宅したら2度目の過去問題。夕食後、バスタイム後、そして寝る前にとノルマの5回挑戦を達成し、「これで合格間違いなし!」

試験当日、遅刻しないよう30分前到着

6月25日(日曜日)、ついにやってきた検定試験。会場までの移動は公共交通機関を利用し、試験開始30分前に到着。家を出る前にしっかりと忘れ物チェックもした。「受検票、身分証明書、筆記用具、時計。これだけあれば大丈夫。あと、移動中に復習できるカラーカードも必須!」
試験会場にいる人たちは年齢層が幅広く、みんなこの日のためにがんばってきたのだろう。「私もがんばったから、大丈夫!」と自分に言い聞かせる。そして、いよいよ試験開始。緊張で少し手が震えたけれど、一問目を解きはじめたらすぐに集中できた。スラスラと問題をクリアしていき、無事に試験終了。「満点いけるかもしれない!」

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試験後はアクセサリー作りの修行へ

試験翌日、小林さんの姿は空港にあった。
「ニューヨークへ行ってきます!」
ニューヨークではアクセサリーづくりの参考として展示会に参加したり、世界の最先端となるトレンドを肌で感じたりと、アーティストとしての感性を高めることが目的。色彩検定への挑戦で、アクセサリー作家としての取り組み方もプロフェッショナルになったようだ。

ついに、合格発表!結果はもちろん…

試験から約一ヶ月と二週間が過ぎた頃、小林さんのもとへ朗報が届く。色彩検定3級の合格証書だ。
「合格できて本当に良かったし、挑戦して良かった!!」
過去問題の結果は常に合格ラインをクリアしていたし、本番の試験の出来にも自信があった。それでもやっぱり合格という通知が届くと嬉しい。自分が認められたような気分。挑戦するだけでも得るものはあるけれど、やっぱり結果が出るとより気分も上がる。もっとがんばろうと思える。嬉しいからもう一度だけ言います。
「私、色彩検定に合格しました!」

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仕事をしながらでも学べる資格「色彩検定」とは
chapter2

色彩理論でアクセサリーづくりのデザインが進化!

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色の使い方が上手と褒められた!

検定は取得することがゴールではない。小林さんは検定の勉強で得た知識を仕事に生かせている。
「これまでは感性だけでつくっていた。今では色相やトーンを意識し、意図のある配色を楽しみながらデザインするようになった」
配色に悩むこともなくなり、スムーズにつくれるようになり、作品づくりのペースが早くなった。さらに配色イメージを意識してつくることで、はっきりとしたコンセプトに基づく作品が増え、デザインのバリエーションも増えた。
つい先日の展示会では、同業者であるジュエリーデザイナーから「小林さんは色の使い方が上手だし、作品の幅がひろがっているね」とお褒めの言葉をいただいた。人は単純で、褒められると「もっとがんばろう」と素直に思える。以前にも増して、小林さんの創作意欲は高まり、色彩検定の勉強をしていた時間を有効活用してアクセサリーづくりに没頭する毎日。「イメージ通りの作品をつくれるようになった今、アクセサリーづくりは私の天職!

展示方法にもこだわるように

自身のアクセサリーを百貨店やイベントにて展示・販売する際、その見せ方にもこだわりが。背景はなるべくシンプルにまとめる。アクセサリーの並べ方も、配色と同じで色彩調和を意識。色相でまとめると、違和感のない展示ができた。展示方法が変われば、商品の見え方も変わるもの。
「今まではそこまで深く考えることができなかったけれど、色の知識があればいろいろと魅力的に見せるアイデアが思いつくから、これからは見せ方にもこだわろう!」

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色彩検定取得者が意外と多い?!

色彩検定を取得して小林さんが気付いたのは、美容・アパレル業界に色彩検定取得者が多いこと。たとえばメイクアップアーティストの方に「私、色彩検定に挑戦したんです」と話してみると、「私は2級ですよ!」と返答が。スタイリストの方やウェブデザイナーの方など、周りを見渡せば「色彩検定の先輩」ばかり。「もしかすると、色に関わる仕事をする人にとっては必須アイテムのような存在なのかも」とうなずく小林さん。「まさかコミュニケーションを広げる役割もあったなんて!」

伝え方が変わり、説得力がプラス

「アクセサリーデザイナーとして色彩検定を持っているだけで信頼感を得られるようになった」と笑顔の小林さん。これまでは曖昧な表現でアクセサリーの魅力を語ってきたが、今では専門用語を交えながら自信を持って配色を説明できるようになった。これまでの感性に理論が加わり、小林さんのアクセサリーは進化すること間違いなし。
「自分が好きな色だけでなく、いろいろな人に楽しんでもらえるようなアクセサリーをこれからもつくっていきたい」

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仕事に活きる!自信が持てる!「色彩検定」とは
chapter3

仕事だけでなく、プライベートにも変化が!

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色彩理論で、ワンランク上のコーディネート

モノトーンが好き。地味ではなくクール。シンプルではなくスタイリッシュ。そんな小林スタイルが、ほんの少し変化し始めている。「普段のコーディネートがちょっと物足りなくなって、そんなときにトップとボトムの中間に別の色を組み合わせて全体を引き締めるのが今の私のトレンド!」
そんな小林さんの変化に敏感なのが、友人たち。一緒に買い物に行くと、必ず小林さんに相談してくるようになった。「ファッションは全体のバランスが大切。ワンポイントに他の色とは異なる目立つ色を使うだけで、ワンランク上のコーディネートになる!」
服や小物だけでなく、ネイルもファッションの一部。仕事の都合で個性的な色はできないので、服と同一トーンのカラーに合わせることが多い。「足元は仕事に影響ないので、ペディキュアは季節感のある派手な色が好き」とネイルも楽しんでいる。

キッチングッズをカラフルにして、調理時間を楽しく

自炊はする。だけど、自分で食べるためにわざわざ盛りつけるなんて面倒…だと思っていた。色彩検定3級に合格した小林さんは違う。色がもたらす効果は、気分を変えてくれる。盛りつけを楽しむようになったが、それよりもキッチングッズをカラフルにした。オレンジ系でまとめることで、テンションが上がり、調理時間が楽しくなった。何気ないことかもしれないけれど、些細なことが大切だと小林さんは知っている。人生は日常の積み重ね。日常を少しずつ楽しく変えることで、人生はもっと楽しく、明るくなっていく。

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気になる配色を見つけると思わず撮影

色の世界を知ると、自分の周りにある様々な色に興味がわいてくる。たとえばひまわりを見たら「綺麗に咲いているなぁ」と思うだけだったが、黄色と緑色の配色について「これは類似色相配色だ」と理論的に認識するようになった。街で配色が絶妙な看板や広告デザインを見つけると思わず写真を撮ってしまう。配色収集が趣味みたいになっている。「この世界は色で溢れていると言ってもいいくらい色だらけ。こんなに身近な色について何も知らなかったなんてちょっと不思議なくらい」

プライベートにも活かせる資格「色彩検定」とは

挑戦してよかった色彩検定!

仕事もプライベートも充実しています!

新しいことをはじめるには勇気がいる。どんな挑戦にも努力は必要。でも、諦めずにやり遂げたときの達成感を知ってしまうと、何度も挑戦したくなる。小林さんは学生時代に色彩検定を受けるチャンスがあった。だけど、必要性を感じられずに受検を見送った過去がある。あれから10年の時を経て、青春時代の忘れ物を取り戻すかのように色彩検定に挑んだ。昔は難しいと思えた理論も、一つ一つ理解していけば難しくない。むしろ楽しい。「勉強を楽しめるなんて、私も大人になったな」と妙に実感。
「普段からファッション、ヘアカラー、ネイル、メイクなど色に関わる事が多く、勉強を通してより色彩のもつイメージを理解し色とりどりな生活を送れるようになった。仕事にもプライベートにも役立つ知識だから、本当にとってよかった。3級では基礎を学んだので、今度は2級に挑戦してみようかな」
小林さんは今、新作のアクセサリーをデザインしているが使う色が確実に増えている。完成はまだ先だが、アクセサリー同様、小林さんの人生もカラフルになっている。

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