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遺伝子突然変異が起きても、形質変化しない場合の理由を3つ上げてください

A 回答 (1件)

三つは無理、二つ挙げます。


1.いわゆる「ジャンクDNA」と呼ばれ、現存種には無意味な部分だから。
2.転写されポリペプチドやタンパク質になったとき、正常なアミノ酸の代わりに別のアミノ酸が入ってもポリペプチドやタンパク質の構造がほとんど変化せず酵素や構造タンパク質としての働きが変化しない場合。
あ、健忘が解けてきた。
3.DNA→アミノ酸の対応には重畳があり同じアミノ酸をコードするDNAが複数あるケースが多い、普通三つの塩基のうち一つだけ違う組み合わせになっている、この場合そこが変わっても問題は起きない。
4.ジャンクDNAに近いがmRNAがスプライシングされて最終的にポリペプチドやタンパク質になるとき、切り捨てられる部分が変化しても何も起きない。
ただ、どのケースも蓄積していくと突如変な機能のポリペプチドやタンパク質になってしまう。それが有利か不利かはその表現型が生活環境により良く適合しているかできまり、単純な予見はできない。
この辺はリチャード・ドーキンス教授の「利己的な遺伝子」「ブラインド ウォッチメーカー」「延長された表現型」などに詳しい。もっと新しい論客がいるだろうが私は知らない。
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