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自宅で業者から基礎と建物の補強をすすめられたらしいのですが・・・

築35年の家で、かなりガタは来ています。が、去年は祖母が業者から床下に湿気が凄いのでと小さなファンのようなものを取りつける工事をしました。(30万位)
先日床下の検査に来て、カビは無かったとのことです。先日、このような工事の業者が不正をしているとの内容のテレビ番組を見ました。

そして、先日また来て今度は築年数が古くて基礎と建物がきちんと接続されていないとのことで基礎と柱を金具で固定する工事をした方が良いと言われたとの事です。
見積もりをみると、パワージョインを12箇所で6万円。アームと言う金具での接続が8~14箇所で1箇所2万円。 合計20万円以上との事です。

この工事をすれば5年は家が持つといっていたそうです。

常識から考えて、もし本当に必要な工事であれば去年の湿気を抑える工事のときに言われてると思いますし。何より、20万円以上かけてあと5~6年なんて・・・


テレビ等を見ていても、この工事に意味が無いような気がします。 建築にはまったく知識が無いので、上記のような説明では不足だとは思いますが詳しい方いらっしゃいましたら宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

結論から申しますと、20万円掛けられても意味がありません。



根拠/
(1) 法的に保証対象物に指定出来ません。

法律的に建築物等は下記の条件物に入ります。
〔製造物責任法(平成六年法律第八十五号)〕製造物責任(Product Liability; PL)

sng666様の住宅は築30年を経過されておられるという事は、税法上からも消却期間を超えています。

叉、公的機関並びに公的認可機関の保証対象建築物となる条件には下記を全て満足させる必要があります。

 売買契約により所有権が移転される一戸建て住宅で、以下の要件を全て満たすものを既存住宅保証制度(以下「本制度」といいます。)の対象とします。
イ.築年数
 登録申請時点で、新築後15年以内の戸建て住宅であること。
 ただし、新築後1年を経過していない住宅は、売り主等が居住の用に供した住宅であること。

ロ.新築時点での中間検査の実施
 住宅性能保証制度、住宅性能表示制度、住宅金融公庫融資、建築基準法のうち、いずれかに基づく公的な中間検査実施されているもの。

ハ.増改築工事が全体の過半を越えていないもの
 増改築工事が行われている場合、その部分が全体の延べ床面積の過半を超えていないもの

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10年保証の家/10年保証制度・・いろいろ略されて言われています
http://www.ohw.or.jp/
WEBは(財団法人)住宅保証機構です。

「工事が完成、引き渡し後、万が一住宅が傾いたり、雨漏りしたりなど不具合が起きたら」
「登録業者が最長10年間保証します。そのために、工事中現場審査に合格した住宅に保証書が発行され、
万が一の修補費用を保険でサポートする制度です。住宅品質確保促進法にも対応しています。」
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/toriku …

http://www.judanren.or.jp/chuo-event/hinkaku2/in …

http://www.ofuco-c.co.jp/sokusinhou.htm


WEBを見て頂ければ、住宅は長期に保証される。と言う事がご理解して頂けると思います。
住宅は新築に限らず、修繕でも改修でも模様替えでも全て、ある一定期間の保証というモノがついて回ります。

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(1)につきましては同上/イ項)築年数に該当しませんので、保証は不可能です。

今回の事例ですと。「5年は家が持つ」と言っておられるのは、その人が言っているだけで法的な執行権を何も有しませんので。
何か不都合が発生した時、まったく、あてになりません。。

(2) 工費の問題
築35年近い住宅を現行建築基準法に照らして、並びに10年保証の住宅の基準に合わせようと、改造工事に掛かりますと、
既にご回答者のお書きの通り、新築「建て直し」に近い費用が掛かります。

「地震時の耐震性能向上」「火災の防火対策」「遮音/断熱等の各種住環境向上」
どの部分に、主力を置かれるにしましても、
既存の建物を改修するには、一級建築士等が現状状態を調査して、弱点を診断し、計画を練って、設計しないと、効果がない事が多いです。

これに掛かる費用は、建物の規模が不明ですが、30坪/40坪の一般的な住宅で、100万円とか200万円とかで出来る範囲ではありません。もっと掛かります。

よって20万円を掛けても、専門的見地からして、「5年は大丈夫」の論拠が見いだせません。

(3) 1995年の阪神大震災で、高速道路がひっくり返ったり/マンションが倒壊。。。
私は病気で寝込んでいて、難を免れましたが。
大学は耐震基準の見直し並びに既存建築物の補強対策の指針を出す様にとの、大本営命令で。2年程地獄の忙しさでした。。。

「たしか当時は村山内閣。。。
なぜ。私の時にかぎって、地震やサリンが出てくるのや。。。。。。。(`´メ)」
と言っておられたのを思い出しました。。。

鉄筋コンクリート造建築物に鉄骨を採用した耐震補強対策。木造建築に関係する部分の各種見直し案は、相当に検討されて委員会に報告されています。

実際に公共建築物「学校とか/公共建築物」に耐震対策工事が行われ始めた初期は、大学関係者が理論責めで
「現場の建設会社の監督員がブチギレルぐらい」細かい部分にまで、指示を出しています。
木造建築物に採用される各種補強金物の公的な推薦基準も公布されました。
大学並びに研究所で実験等を受けて、効果がデーター的に確認されたモノだけです。

つまり、既存の建築物を補強とか丈夫にすると言うのは、専門家が頭を抱え込むぐらい。技術的に難しい分野です。

まして、論拠とか、数式の安全性能のデーターを開示せよ。。など言われた場合。
大抵はオヨビゴシになってしまいます。。。

20万円分金物を取り付けて「5年持ちます」と言いきれるのであれば、大学の研究室は苦労しません。。。。ホンネです。。

一般的に、地盤改良。基礎工法。骨組みの補強。そして構造補強金物使用。。。複合的に考察して、全体として耐震性能の向上等を検討していきます。

私はその金物の名称は存じませんが。学術的に「5年は大丈夫」の論拠を出せる金物は、ありません。


と言う事で、
NISEIが言う事など、信頼出来ない。。。と言われるのでしたら
下記の

国民生活センター「The National Consumer Affairs Center of Japan (NCAC)」
http://www.kokusen.go.jp/

同上のWEBをご覧になられまして、最寄りの「お住まいの都道府県の」センターにご相談される事をお勧め致します

ご参考になりましたら幸いです。

++++++++++++++++++++++++++++++++

ホンネのホンネ////

今でも、まだ、その様な営業ありますか?

一時、NCACから大学に山盛り、問い合わせが来ています。

「○○工事に効力は?/◇◇対策に住環境向上効果は/□□商品に耐震効果は/
△△設備の効果は」

NISIEの回答は何時も同じです。

「問い合わせの、モノにつきましては、個別の性能評価並びに仕様書的なモノしか
提出されておらず。既存の建築物に採用した場合の効力について論じる事は、各々の建物物の劣化環境並びに個別建築物現状に相違が多すぎ、回答困難」

「効果無しとは言いません。無いという論拠も出すのが叉、大変ですので」
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頼みもしないのに勝手に来て、工事や商品を進めるのはほとんどが詐欺です。

もし、心配で工事をしたいと思われるのでしたら、ご自分の近くの実在する工務店やリフォーム会社へご相談され、具体的に説明を受け、見積もり(無料です)を申し込まれると、訪問の会社がどのような悪徳な業者か分かると思います。くれぐれも、屋根や、シロアリ業者などを家の中へ入れないでください。シロアリをばら撒いたり、屋根を壊したりします。私の友人も水道業者を二階へ入れたため、トイレの水道管を壊され1階まで水浸しにされなおかつ修繕費まで請求され大変な目に遭いました。
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まったく無意味ですし、


「5年は家が持つ」
と言う事自体、詐欺です。
地震に対してというのであれば、多少は影響するでしょうが、保障は出来ない内容です。
通常の状態では、基礎には垂直の力が懸かっているのですから、改めて固定をしても寿命には影響しません。
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全く意味が無いです。


その前のファンの工事も意味ないです。

だまされ易い家として、リストに載っているのでしょうね。

もともと、在来工法というのは、金具をあまり使わないのです。

金具=丈夫、ではないですよ。
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テレビ見てたんですよね?


典型的な悪質業者の手口です。
無視が一番。
既に一度引っかかっているのでカモとして狙われている可能性があります。

本当に補強かどうか心配なら信頼できる大工さんに相談しましょう。
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建て替えが一番です


それ以外は何をやっても無意味です
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