A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
えっと,前提というか,質問者の今の立場を僕は確認しておりませんでした。
大学および国研の研究職に就くには教員・研究員の公募に応募して全世界からの応募者との競争に勝たないといけません。また民間の研究所に採用されるためには,一般にはまずその会社に採用されなければならず,その場合,果たして研究所に配属してもらえるかどうかは事前によく話し合わないといけないです。民間の研究所が直接大学生を雇用するかどうかは知りません。少なくとも僕の分野でそのようなことはありませんでした。また,大学および国研の場合は,例えばhttps://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
の画面中央の求人公募情報検索で探してみれば,ご自分の興味のある分野でどのような国研や大学が今現在あるのかについて,少しは現状がわかるかもしれません。参考まで・・・
ありがとうございます。
まだ具体的にどうこう決めるじきではないのですが、知っておきたいと思いました。
しらべてみると、研究所のほうが研究にかけるお金の規模が大きそうですね。
これを見るとだれもが研究所に行きたいのではないかと思いました。
No.3
- 回答日時:
大学の附置研究所の正規の職員はもちろん,教授・准教授・助教(学位が無ければ助手)と,それを支援してくれる技術職員と事務職員ですよ。
いわゆる研究員というのはたいていの場合,ある特定のプロジェクトの資金源の会社社員か,あるいはそのためだけに公募で雇用された学位取得者です。ですから,非常勤に相当しますし,任期がありますから不安定なポジションになります。これは国研の場合もそうです。いま学位(博士)取得者が困っているのは,正規の職員の公募がほとんど無い現状で,後者の任期付き研究員の公募しかないことです。ですから,好きな研究だからと研究員になっても,雇用された途端に次の職場を常に探し続けることになるかもしれません。また,理系の研究の場合,昔の分野の壁もなくなっていることもありますが,実験だけとか計算だけという研究では対処できないテーマもありますから,一人でコツコツ研究という場合は,えてして小規模な研究になって,よっぽどすばらしい成果が出ていない限りは資金獲得も難しくなるということがあります。ま,科研費がうまく当たって年 100 万円以下で研究活動ができるなら,それはそれで幸せかもしれません。ただし,それでは昇任人事の道を歩くのが難しくなりますよ。すごい先生は一年に40編くらいの論文を発表したりしますからねぇ。誰が書いているんでしょうねぇ。No.2
- 回答日時:
大学内の附置研究所の場合,規定上は学生がいないことになっていますが,それでは研究が前に進みませんよね。
たいていは,各附置研究所が大学学部・大学院のある学科・専攻となんらかの関係が規定で定められていて,それが役所に届け出てあります。そして,卒論生(4年生・4回生)が,当該学部との取り決めの範囲の人数で配属されます。修士・博士も同様です。その代わり,研究所員にも教育(学部・大学院の講義)の義務が課せられることになるわけです。ただし,担当する講義数は当該学科・専攻の教員よりは比較的少ないと思います。また,噂ですが,附置研究所の先生の講義は上手じゃない・・・アハハ。原則として研究者だからでしょうか。ということで,研究所内の会議に出る必要があるのは,民間だろうと大学だろうと同じですが,大学の研究所の場合の教授は当該学部・大学院の教授会には出席の義務が発生します。教授会と呼ぶのか,委員会と呼ぶのかの違いはあるかもしれませんが。民間の場合はその会社の利益につながる研究をせざるを得ません。しかし国立研究所(つくばにあるような・・・)とか大学の附置研究所の場合は,テーマ選びは比較的緩くて大学のそれに似ていると思われます。ただし,No.1 さんのおっしゃるように,昨今,国立大学法人であっても国からの交付金は研究をカバーできる額ではないので,営業活動をして研究費を集めないと出張すらできなくなってきています。となると,その研究費を出してくれる機関・組織・会社と約束した研究にしかその資金は使えなくなります。この営業活動は現在では教員の義務のようになってきています。競争率が高いのでたいへんでしょうね。米国の場合は,その研究費の一部を教授の給料に回すことができますが,我が国ではそれができません。多分,そういったことにはご興味は無いとは思いますが。
ありがとうございます。
大学の研究所は研究員だけではなく、教員でもあるのですね。
ただ、結局、研究をなるべく進めたい研究者としては
授業を負担してでも学生がいたほうが良いのか、
授業も学生もなく、自分で全部やったほうが良いのか。
ここが判断できません。
研究をがっつりやりたい場合はどの進路がいいのか...迷うところです.
やはり設備の良い研究所でしょうか?
研究自体が楽しそうなだけで,今はさほど自由に魅力を感じないので..。
No.1
- 回答日時:
はじめまして、元大学関係者です。
いい仕事の定義にもよります。
研究者の方が一般的に設備は整っていますし、授業はともかく学内会議等の雑務がありません。
大学は、授業はもちろん学内会議等の雑務が結構あります。
ただ、大学の良い点は比較的自由な研究ができることです。
普通の研究者の場合ですと、民間企業も準公務員の産業総合研究所もそうですがチームをつくって研究に取り組みます。
そうなると、当然、研究対象が需要の高いものになりがちですし、それ以外の研究は事実上できません。
もっとも、昨今はいずれの職種もアメリカ流の評価というのが強く意識されるようになっていますね。
ありがとうございます。大学関係の方ということで心強いです。
やりたい研究と研究所のテーマとのマッチングがとれれば、研究所は最高の場所と感じました。
人によるとも思いますが、研究者の人達から見て、どちらが人気が高いと感じておられますでしょうか?
あと、わからないことがいくつかあります。
大学内にある研究所は大学と見ていいでしょうか?研究所と見るべきでしょうか?
また、アメリカ流の評価とは何でしょうか?
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