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外科病棟で使われている吸収熱についてくわしく知っている方いらっしゃいますか?看護学大辞典で調べたら、6行程度しか記載されていなくて・・・・・よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

組織内に出血が起こった場合、あるいは骨折で組織が挫傷を受けたとき、無菌的に経過しているにも関わらず、40度近い高熱を来す病態を吸収熱といいます。


外科方面での、術後高熱の割には患者さんがさほど
倦怠感などの訴えが少なく、しかも血液検査で、白血球増多など感染所見がみられない事が前提です。いずれにしても、組織の損傷、血液などの中の成分、タンパク質、アミノ酸、ヒストン、プロタミン、等が発熱物質と考えられています。血清には不思議なことに発熱性はありませんが、赤血球中には発熱物質が含まれています。手術後、腹腔内に溜まる、もしくは残留した貯留液は組織挫滅に伴う浸出液、及び赤血球が含まれているわけですから、当然吸収熱は出ることが多いのです。ドレナージがうまく効いている場合には出ないこともあります。
現在では、それらの発熱物質が、血管内に入り白血球と反応して、内因性発熱物質を作り出し、それが視床下部前野温ニューロンに抑制的に働き発熱をきたすと
考えられているようです。
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この回答へのお礼

早急で詳しい回答、本当にありがとうございます。

お礼日時:2001/07/17 23:29

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