準・究極の選択

カテゴリが違うかもしれませんが、質問させていただきます。
無謀にも真空パックの機械を作りました。
チャンバー式で、ポンプは排気速度1500L/minの大きいものを使いました。
そこで、ぬいぐるみやタオルや本などの比較的やわらかいものは見た目も市販の商品と同じように強力につぶされて、いかにも「真空パック」というような状態なのですが、硬いものを入れた袋では、ほとんどつぶれません。
なぜでしょうか?
取り付けた真空計では-710mmhgくらいまでは引きますがそれ以上はどこか漏れがあるのか引きません。
そのあたりが原因でしょうか?
袋は真空用のものを使っています。
シールは完璧にできております。
ご助言をよろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

>取り付けた真空計では-710mmhgくらいまでは引きますがそれ以上はどこか漏れがあるのか引きません。



直結型油回転ポンプですと恐らく到達真空度は0.5mbar程度と思います。(ロータリーベーン1段型の場合)
「真空計では-710mmhg(≒67mbar)」はやはり相当大きな漏れがあると思います。
ただし、真空パック品の見た目の真空度はパックする品物に大きく影響され、この程度の真空度でも充分な真空度に見える場合もあります。
食品の真空パックですと、液物の場合は概略15~20mbar、ハム等の場合は2~10mbar程度が代表的な真空度と思います。

>ぬいぐるみやタオルや本などの比較的やわらかいものは見た目も市販の商品と同じように強力につぶされて、いかにも「真空パック」というような状態なのですが、硬いものを入れた袋では、ほとんどつぶれません。

-710mmhgで真空包装された袋の中にはもともとの空気の(760-710)/760×100≒6.6%は残っているのですが、ぬいぐるみのようなものは中に多量の空気を含むスペースがあるので、この残っている空気が品物の中に隠れて充分に真空パックされているように見えます。
一方、品物の中に空気を含むスペースのない硬いものを真空パックすると、袋の中に残った空気は隠れる場所がないのでそのまま硬いものの周囲に残りますので見た目かなり甘い真空パックになります。
同じ大きさの通気性のない材料と通気性のある多孔質材料で真空パックの比較テストをすれば、この辺の所がよく見えると思います。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
そうですか、真空パックといっても程度の差があるんですね。なんかちょっと気が楽になりました。
(完成したら食品をパックする予定です)
つぶれるものとそうでないものも、わかりました。
やはり漏れを止めることにつきますね。
なんとか頑張ってみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/10/30 21:42

何度もすみません.自分に幻滅です...訂正なんです.



>>1.3×10-1乗pa

>は,大体17mmHg(絶対圧)ですから,

1.3×10^-1Pa = 約10^-3mmHg
ですね.しかし現状50mmHg程度と言うことは,
どこかジャジャ漏れですので,まずシール対策ですね.
私などは,アウトガスがあったり,アヤシイなぁと思いつつ引いたときでも
約0.1mmHg=100Paくらいは行ってましたので.
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この回答へのお礼

ジャジャ漏れですか…。
リークという言葉じゃ足りませんね…。
ありがとうございました。なんとか対策をとってみます。

お礼日時:2004/10/25 19:16

710mmHgではなく,-710mmHgでしたね,



>1.3×10-1乗pa

は,大体17mmHg(絶対圧)ですから,
到達圧50mmHgと言うのは,大きくはないが,そこそこのリークがある,
又は内容物から水分や揮発成分などのアウトガスが出ている,等が
考えられます.

袋がぴったりくっつかないのは,袋が厚すぎるので,
弾性力が大気圧に勝ってしまっているからではないかと思います.
袋を薄くするか,ポンプ排気量を大きくする必要があるでしょう.

慌てモノですみませんでした.
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この回答へのお礼

いえいえ、わたしもかなりの慌てモノですんで…。
内容物からガスは出ていませんので、やはりリークですね。

お礼日時:2004/10/25 19:13

1500L/minのポンプなのに


710mmHgまでしか引けないと言うのは,
何処かにかなり大きなリークがあると思います.

油回転ポンプでこのような状態で使うと,
ポンプから伸びる排気ホースから煙っぽいのが出ませんか?
かなり負荷がかかっているので,油が出てしまうのです.
ポンプにも負担になりますし,油がすぐになくなってしまいます.

シューシュー音がしているところはありませんか?
よーく耳をすまして探ってみて下さい.
或いは,アヤシイところにアルコールを注射器などで
ちーっとふきかけてみて下さい.
油回転ポンプは,負荷があると「ブブブブ・・・」と音がしますが,
負荷がなくなるについれて「プチプチ」「コポコポ」となり,
最終的には時々「プツッ」となる程度になります.
漏れ位置にアルコールがかかれば,音が変わるはずです.

袋とホースとを繋ぐところなどは大丈夫でしょうか?
アタッチメントがどのようになっているのか不明ですが,
もしかしたらホースと袋とをぴっちりつける工夫が必要だと思います.

その辺のリークをおさえれば,袋のつっぱりは大気圧に負けて,
ぴったりとくっついてくれると思います.
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
たしかにおっしゃるとおりです。
シューシュー音がします。
ポンプの音も、参考にした機械ではまさしくそんな音でした。(音の違いは個体差かと思ってました)
リーク箇所を探してみますね。

お礼日時:2004/10/25 19:11

 真空ポンプの性能の限界なんではないでしょうか?



 真空ポンプは何をお使いになっているのでしょうか?ロータリーポンプでしょうか?もしそうなら、ここらが限界なのでしょう。

 もし、もって強力なポンプが必要なら、油拡散ポンプや、ターボ分子ポンプでガンガン引けば、いいところまで行くと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ポンプは直結型油回転ポンプというものです。限界でしょうか?性能的には、1.3×10-1乗paの到達圧力をもつらしいのですが、このへん、単位がややこしくちょっと理解が足りないのかもしれません。参考にした機械では、同じ油回転ポンプの、もっと小さいものですがほぼ完璧に引くんですけど…。けれど、なぜ固形物だと引かないのかが不思議です。

お礼日時:2004/10/25 08:21

袋を大きいものに変更してみてはいかがでしょうか。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。袋の大きさが関係するのでしょうか?ちょうどサイズ違いの大きい袋があるのでいちどやってみます。

お礼日時:2004/10/25 08:14

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