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今、秘書検定の勉強をしているのですが、時候の挨拶がわかりません。

「~の候」(例えば「早春の候」)とは、どういう意味なのでしょう?そもそも読み方は、「そうろう」でいいのでしょうか?

あと、読み方でわからないのは、
「更衣」、「霜冷」です。

どなたか教えて下さい!!お願いします。

A 回答 (4件)

 候には、もともと古い中国の暦で、360日(陰暦は一年が360日)を72等分した単位(5日間)のことを示すことばでした。

今でいうと「週」みたいなものです。そこから「季節」「時期」という意味が生まれてきました。ちなみに候が二つで「旬」=10日間という単位になります。今でも一月を上旬、中旬、下旬と三つにわけるのはこの名残です。
 手紙などの冒頭の挨拶でつかうときは「~のこう」と読みます。「~というふうに季節もうつりかわってきましたが」というほどの意味です。なお候をコウと音読みにするので、「~」の部分も音読みにするのがふつうです。
 「更衣」はコウイ。衣替えのことで、本来は旧暦四月一日(現在の五月初旬)に春着を夏着にあらためた行事です。秋や冬にも衣替えは行いますが、古くから和歌のなかで「更衣」といえば夏のそれについて主に詠まれてきたので、「更衣の候」といえば初夏のことです。キサラギは二月のことで、更衣とはまったく別物です。二月は寒いので「着、更、着」(着物の上にさらに着る)でキサラギなのだという語源説がありますが、これは平安時代からある俗説で、まったくのウソです。「着」と二月は関係ありません。
 「霜冷」はシモビエでもかまわないでしょうが、「そうれいのこう」としたほうが音読としてはしまると思います。ちょうどもうすこし寒くなったころに使う挨拶ですね。
 時候の挨拶は「~の候、いかがおすごしでしょうか」あるいは「~の候、ますますご清祥のことと存じます」というふうに、つづけて相手の安否を問う書き出しにするのが作法です。この場合、私信ですと手紙のおわりに「なお末筆ながらくれぐれもご自愛ください」と相手を気遣う言葉を置いて前後照応させます。また時候の挨拶をつけるときには「拝啓」などではじめて「敬具」等でおわり、つかないときには「前略」などではじめて「早々」等でおわります。
 「みぎり」は「候」を日本語におきかえたもので、むかしは女性が手紙を書くとき、コウではいかにも硬いので「みぎり」と言替えて使いました。「そうしゅん(早春)のみぎり」でも今ではかまわないようですが、できれば音読みの言葉をさけて「はつはるのみぎり」などというのがもとの使い方からいってふさわしいような気もします。
 「~の候」というのはきわめて硬い言い方ですので、公用の手紙や目上の親しくない人でなければ「******となってまいりましたが」でおきかえるのが今ではふつうでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご説明、ありがとうございました。
音読と訓読はそろえた方がいいんですね。
大変勉強になりました。

お礼日時:2004/11/06 14:22

質問ちは直接関係ないのですが、↓も


参考にしてください。

「時候の挨拶 ★ゴーヨン★」
http://www.gogo459.com/template/jikounoaisatu.html


「候」は、「みぎり」と置き換えてもOKです。
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「こう」と読みます。


季節ごとに何種類もあります。
早春は3月です。
手紙の導入に書きます。

「更衣」きさらぎで2月
「霜冷」これは初めて見ました。

勉強不足です・・・。

参考URL:http://www.tatsujin.co.jp/ibc/products/aisatu.html
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「~の候」は「~のこう」と読みます。

「気候」という言葉がありますが、「候」は「季節による気候の変化」の意味で、手紙に使われる「~の候」は「OOの季節になりましたが・・・」というニュアンスで使われます。

「更衣」は「ころもがえ(=衣替え、衣更え)」

「霜冷」は「しもびえ(霜がおりるほどの冷え込み)です。
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