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下條信輔が「<こころ>はどこから来て、どこへ行くのか」のなかで、アメリカでの研究を取り上げ、
次のように書いています。(もっとも講演の書き起こしのようですが)

<養子のIQが、年を経るほど生物学的親のIQに近づいて、育ての親のIQから離れてゆく。これもおかしいですよね。むしろ逆になるべきだから。>

今まで、私も逆になるはずだ、と考えていました。
IQの遺伝と環境間の関係について、解説して下さい。

A 回答 (2件)

親のIQって、何の参考にもなりませんよ。


知能指数というのは、作業テストで得られた知能年齢を実年齢で除して100倍したものです。
例えば親が30歳で知能指数が130だった場合、知能年齢は39歳になりますが。実際に作業テストをやってみれば運動反射能力、視覚の劣化などにより30歳と39歳の作業テストの結果はほとんどありません。さらに言えば、どちらもIQ100だったとして、作業テストの結果が40歳の平均が52歳の平均に劣ると思いますか。

IQは若年層ではある程度の指標になりますが成人以降はほとんど参考になりません。成人のIQをうんぬんするのは血液型性格判断と大差ありません。
こういう研究は、IQによる差別思想にバイアスが振れていると思います。
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございました。
<IQは若年層ではある程度の指標になりますが成人以降はほとんど参考になりません。>のですね
<成人のIQをうんぬんするのは血液型性格判断と大差ありません。>なのですね。
IQについて、認識を新たにしました。

お礼日時:2018/11/07 14:50

私も似たような研究を読んだ覚えがあります。


私の読んだ研究では「頭の良さもDNAで決まる」といった物でしたが。

簡単に言えば「脳も細胞の集まりで筋肉と変わらない」という事なのだそうです。
身体能力が親からの遺伝で決まる事が多いように
頭が良いかどうかも親からの遺伝で決まるそうです。

遺伝子学の研究も進んでいて
「頭が良くなる遺伝子」「頭が良くなる事を邪魔する遺伝子」
という物も見つかっているそうです。

また、白人には「頭が良くなる遺伝子」を持っている人が多く
黒人は「頭が良くなる事を邪魔する遺伝子」を持っている人が多いそうです。
理由として
人類はアフリカのサバンナで生まれた訳ですが
その地から離れざるえなかった人種はどんどん寒い地方に追いやられ
白人へと進化していった訳ですが
その極寒の地で生き延びる為に頭が良くならざるえなかった。
一方、環境による死の恐れが比較的少なかったアフリカに残った人種は
そういう機会が無かったので頭が良くなる必要も無かった。
と書いてありました。

国民性とかも言われますが
(国レベルで)住んでいる地方によって性格が変わるのも
その地での生活に適するように結果的に品種改良していた事になった。
訳だそうです。

人類も動物ですから、犬や馬と同じように品種改良されていった。
という事なのでしょうね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
「脳も細胞の集まりで筋肉と変わらない」のですね。
筋肉は親から伝えられるように
<頭が良いかどうかも親からの遺伝で決まる>のですね。
このことが、IQに関連してくるのですね、育ての親より産みの親になるのですね。
アフリカ人は、生存に楽だったので、<黒人は「頭が良くなる事を邪魔する遺伝子」を持っている人が多い>のですね。そうです。
最後に人類も、環境により<品種改良されていった>のですね。
幅広い説明、面白かったです。

お礼日時:2018/11/06 19:22

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