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船の博物館に行ってきました。
そこの庭園に故・笹川良一氏の署名入りの石碑や、海底生活実験船に笹川氏が乗り込んだ時の人形なんかが展示してあって、違和感を覚えました。

笹川氏と言ってももう知らない人も多いと思いますが、私なんかは
「一日一善、人類みな兄弟、お父さんお母さんを大切にしよう」(合っているかどうか自信なし)
と唱えながら笹川氏がお母さん(らしい)女性を背負ったCMの印象が強烈です。うさん臭いイメージもあります。

日本船舶振興会のドンとして君臨されていたのはわかりますが、船の博物館は笹川氏の私財で建てられたものではありませんよね?
ああいうのって、公私混同ではないんでしょうか?

どこだったか忘れましたが、当時の横浜市長だった高秀さん(故人)の署名入りの碑も見た記憶があります。珍しいものではないようです。

事情をご存じの方、教えて下さい。

A 回答 (1件)

博物館や美術館は、公的な機関が運営しているところと、企業が運営しているものとあります。


現在の博物館や美術館がもともと、どっち側であったのかにより、その博物館や美術館に個性が出てきます。

企業が社会貢献を目的に、博物館や美術館を運営している場合は、その企業を興した人は、会社にとって名誉のある方であり、亡くなっても、その名誉は失われず、むしろ、みなも見習ってほしいと会社は思うでしょう。

企業が運している(実際は財団法人など)博物館や美術館は、そういうものなんだ、という見方でいいと思います。社内だけで公開するだけでなく、地域に公開しているだけで、公的機関の博物館や美術館とは違うという認識でいいと思います。

企業が運営している博物館や美術館は、その会社のPRのための展示施設もあったりと、民間色を逆に楽しんでみるのも楽しいと思います。

会長の趣味が講じて美術館になっているところは、実際に多いです。箱根のOOO美術館、東京の盆栽美術館とか。企業は利益をもうけるだけの団体ではなく、文化・芸術・技術を保存・公開してゆくことにも貢献していることに、私は好感を持っています。公共団体(国、県、市)だけでは、保存しきれないと思うからです。
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この回答へのお礼

お答えいただいて、ありがとうございます。

船の博物館、ではなくて船の科学館の間違いでした、すみません。そして調べたところ、ここはやはり船舶振興会が母体となって作られたところのようです。
だからご回答いただいた通りの事情のようですね。

同じように個人の趣味から作られていても、個人崇拝? が目立たないところもありますが、それはまあ、それぞれの好みということなんでしょうか。
私などは、中国の街角でしょっちゅう見かけた毛沢東やトウ(すみません、変換できません、dengです)小平の署名入りの石碑を見て「失脚したらどうするんだろう、、、」と思ったことなんかを思い出します(ずいぶん昔の話です)。

お礼日時:2004/12/04 20:08

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