No.7ベストアンサー
- 回答日時:
アメリカに36年住んでいる者です。
私なりに書かせてくださいね。ご自分で問題点をはっきりかかれていますよ。 「頭の中でひらがなの50音に置き換えて」と言っていますね。 聞き取りは、と一応条件をつけているように聞こえはしますが、しゃべるときもこれを無意識にこの「自分の音」を作り上げてしまっているのです。
つまり、lightであろうとrightであろうと「ラ」だと思ってしまっているのだと思います。 correctであろうとcollectであろうと「レ」だと思っているのではないかと思います。 頭では分かっているつもりでも、いざ発音する時にはそうなってしまっているのではないかと推測します。
ローマ字で「ラリルレロ」を書くとra-ri-ru-re-ruになりますよね。
ではアドバイスに入ります。
まず、Lの発音の事は気にしないこと。 日本人には全く問題のないとも言える子音だと私は思います。 普通の日本人がlightのLを日本語式に発音するとちゃんとLに聞こえるのです。 たしかにちょっと違いはあります。 しかし、ネイティブの耳で聞くとRには決して聞こえなく、Lに近い、Lを言っているんだろう、とも聞こえる発音をしているのです。 ですから、これを上達させるのは後からでもかまわない、と言うことです。
しかし、Rの場合は違います。 LとRの発音は全く違う物です。 ネイティブからしたら、「何でRとLの違いが分からないんだよ、はっきりした違いじゃないか」と思うわけです。 まず、このことを頭に入れてください。 Rはラリルレロとは全く関係のない子音なんだと言い聞かせてください。 このことを無意識に感じない限りいつまでたっても上達しません。
なんで、ラ行とLが似ているのかというと、日本人のほとんどの人がラ行を発音する時に舌の先が上あごのどこかにくっついているのです。 ですから、その状態で発音されたラ行の音はLに聞こえるのです。
では、Rは?というと付いていないのです。 良く「巻き舌にする」という説明がありますが、それはやっていません。 舌の先をただどこにもつけないで発音してください。 (後で分かると思いますが、下の両側が上あごや歯についているのが分かります)
舌先をつけるかつけないかで一瞬にしてネイティブには違いを感じ取る事ができるのです。 まずこのはっきりした違いを伝える事で単語を伝える事ができるのです。
つまり、まずこの小さな舌の動きでこんなにも大きな問題点が解決出来るのです。 発音は一つ一つ問題点を感じ取りそれを解決する事で聞き取りも自然に分かる様になります。 英語の発音は日本語の発音とは全く違う物であり、ローマ字は英語勉強の壁だくらいに持ってください。
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
そうなのですよ、Ganbatteruyoさんっ!!
私は聞き取りどころか発音ももちろん50音ですまそうとしています。←いばっているわけではありませんが。
もうRの発音のときに、日本語のラリルレロは捨てます。
>舌先をつけるかつけないかで一瞬にしてネイティブには違いを感じ取る事ができるのです。
またしても衝撃の新事実です。
わかり易い説明で大変参考になりました。
いつの日か正しい発音ができるようにがんばります。
本当にありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
私はアメリカに3年留学していました。
たまに日本に住んでいるアメリカ人に、日本人はRとL出来ないんだよね・・・と言われるけど、私がやるとoh oh ohhhh...You are right!みたいな感じで、驚かれるというかがっかりされます。
UDA式で発音を学びました。下記のリンク参照して下さい。HPで最低限のことは出来ますが、教材(本とCD)を取り寄せる価値はあると思います。特に時間があるなら、しっかり発音やっておけばあとあと時間の節約になりますよ。
何回も繰り返し練習しました。Light Rightと暇な時、何回も口で言う練習しました。あと、私の経験から一気にすべての音をやっても、覚えられないので少しずつやることをおすすめします。特に現在アメリカ在住ということで、学んだことをすぐ実践できるので、上達が早いと思いますよ:)
とりあえずRの発音は、下記のリンク先で「やさしい発音講座」23番で詳しく説明されています。「ル」でもなく「ウ」でもない発音です。
頑張ってくださいね!!
参考URL:http://www.uda30.com/
ありがとうございます。
さっそくブックマークしました。RとL以外の発音もここでチェックできます。
oishiiiiさんのおっしゃる通り、少しずつ確実に覚えるようにします。
No.5
- 回答日時:
私はイギリスで生活していますが、日本人がLとRの「発音」が下手なことはある程度仕方がないと思っています。
そして、それはそこまで支障の出ることではないように思います(努力は必要ですが)。それよりLとRの聞き分けが出来ないほうがもっと困ると思いますよ。
◆口・舌の形は、これまでの回答者さんのが参考になりますね。
とくにRの発音を矯正したいのであれば、ウをRの前につけるというアイデアが、非常に簡単で実用的です。
Lはとにかく舌の位置が問題です。またLの場合はそれだけではありません。Lの直前に子音がある場合(※※※のところで後述しますが clear や slightly のような場合)、その子音を発音するときに既に舌を所定の位置に置いておく必要があります。
練習法としては、ふたつ挙げておきます。
◆(1) l と r が両方出てくる場合を練習する:
たとえば
glory (glorious)「栄光(栄光ある)」
celery 「セロリ」
illustrate 「例証する」
recently 「最近」
really 「本当に」
religion 「宗教」
など。(その際、アクセントの位置に注意してください! とくに illustrate と religion の場合……日本人で間違える人が多いので、必ず辞書で確認してくださいね。)
※※※glory の発音練習をするときは、g を「gu」と読まないことが肝要です。
g の音を出すとき、すでに舌は l の発音ができるように舌先を上の歯の裏につけておくのです。
これは、gulory とせず、glory と発音するためです。Lの発音を美しくするの第一歩として、不可欠です。(clear などの場合でも同じで、kulear にならないように、予め舌の形を l にあわせて c を発音します)
◆(2) r と l の差によって意味が大きく異なるものをマークし、意識して発音を使い分けられるようにしておく。
たとえば
free 「自由な
fully 「十分に」
flee 「逃げる」
とか、
light 「光;軽い」
right 「右;権利;正しい」
write 「書く」
rite 「儀式」
とか、
lily 「百合」
really 「本当に」
とか、
election 「選挙」
erection 「立ちあげ、建設、勃起」
とか、
correct (形)「正しい」、(動)「訂正する」
collect (動)「集める、(自分の子どもなど)を迎えに行く」
correction 「訂正」
collection 「収集」
など。
◆ふだんから音読の練習を積み、それを続けることが、発音全体をよくするために一番必要なことです。
音読するときは、自分のレベルから見て少し優しめの英文を選び、それを小さい子に読んで聞かせてあげるようなつもりで、アクセントと意味のまとまりに注意して読みます。多少、日本人風であって構いませんが、上で述べたような点は心がけましょう。
それから、早くしゃべろうとか、うまくしゃべろうとかを、あまり意識しすぎないことです。英語が下手なら下手なりに、落ち着いて、一語一語大切にして話せばよいのです。
◆耳を慣れさせるほうは、もっと大変ですが、聞いて鍛える以外に方法はあり得ません。
米国でも大きな書店に行けば、EFL(=English as a foreign language)テキストのコーナー、あるいは英語テキストのうち「発音」(pronunciation)教材のコーナーなどで、発音を訓練するためのCDつきの教材が種々あります。探してみてください。
そうなのです。聞き取りもできないのでRだったのかLだったのか、ネイティヴ(と言っても米英語の南部なまりなんですけれど…)に発音してもらって練習しようと思っています。
今はwriteとrightなんてどう違うの?とお手上げ状態です。
「子音を発音するときに既に舌を所定の位置に置いておく」なんて、考えもしませんでした。
まずはShimo-pyさんに挙げていただいた単語をひとつひとつ発音できるようにしていきます。たいへん丁寧なアドバイスをありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
僕も10年前に留学した時、中国人留学生に指摘されまくりました。
(ネイティブは色んななまり(英語)をそれなりに消化するので何も言わない。)これまでの回答者の方と同様ですが、どちらかと言うと”L”を意識して、”R”は意識してません。フランス、ドイツ、南米のキッツイ”R”を3日くらい使ったら、4日目くらいには、普通に”R”になるんじゃないですか?それより、日本人は SがSHになるので、SixとかSachsとかSoccorとかSitとか 気をつけました。僕は見た目が日本人100%なんで誤解されにくいけど、いづれネイティブ並みに話せるようになると やばいですよ。がんばってください。確かにsitはまずいです。特に区別して使っていませんから…。SとSHもこれからの重要課題です。がんばります。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
十数年前のテレビ番組で、口の中の上あごに、センサーをつけて、RとLの発音をする時に、上あごのどの部分に舌が接触するかを映像化した実験をやっていました。
私はこれを見てなるほどと思いました。
●Lの場合
・舌が接触する場所は1箇所。
・前歯のすぐ後ろに舌の先が接触する。
・舌の先以外はどこも接触していない。
●Rの場合
・舌が接触する場所は2箇所。
・上あごの左右の奥歯の内側に、舌の両脇が接触する。
・舌の先はどこにも接触しない
Lの場合、舌の先を上に向けて丸める。
Rの場合、舌を左右両側から内側に向けて丸める。
なんという記憶力でしょうか。十年以上前のテレビの番組なのに、ここまで詳細に書いていただけるとは。
大切に保存して頭の中に全部叩きこんで練習させていただきます。
ありがとうございました。感謝致します。
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