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発音記号を覚えるメリットは?

現在英語の発音練習をしています。
子音母音だいたい覚えたのですが、「…覚えたところで役立つの??」と今更ながらに思っています。
たとえばæの音を練習しても、この音がどの英単語に使われているのか知らなければ意味が無いのでは
と思い、なんだか良く分からなくなりました。

私は今高二で、ターゲット1900の英単語を一通り終えたのですが、発音を覚えるためにもう1周0から始める必要があるのでしょうか?
そもそも発音記号を覚える意味とは…?
やはりリスニング力向上のためには、シャドーイングをひたすらして英語耳にすることが1番なのでしょうか?

A 回答 (8件)

たとえば、次の2つの単語を辞書で引いてみます。



① road (意味:道路) 発音 róud
⓶ abroad(意味:外国で) 発音 əbrɔ́ːd

便宜のために発音をカタカナで表すと、

①は「ロウド」、⓶は「アブロード」となっています。

-oa- のところの発音が、①と⓶で異なるのが分かります。これは、発音記号を覚えるメリットのひとつです。

ここでテストです。

though の発音は「ぞウ」* でしょうか? それとも「ぞー」* ?

*便宜上、ひらがな と カタカナ を使っています。

答え合わせはこちらで。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/though/#ej- …


補足ですが、発音記号を覚えればネイティヴに通じる発音ができるようになるわけではありません。別の勉強と練習が必要です。
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もう少し広い目をお持ちになられてはいかがでしょう?



私は在米の隠居爺です。
プロファイルにも書きましたが、考えるところがあり、若いころにカミさんと当地に渡って来ました。

当時の私の英語は、日本の普通の学校教育で習っただけのものでした。
言うなれば、大学入試の英語と言ったところでしょうか。

なので、『まったく英語を知らない』というわけではありませんでしたが、東北出身の田舎者ということもあり、会話はおろか、読み書きでさえも、欧米の人と英語でやり取りするなどという実際に使う経験は全くありませんでした。

そんな私が当地で仕事に就いたばかりの頃、私の同僚となった当地の仲間が、個人的な好意で私の英語力の訓練をしてくれました。
以下はその時の思い出です。

私は彼の家に寝泊まりし、彼と寝食を共にして訓練を受けました。
彼が私にさせたのは、仕事をしている時とトイレと寝る時以外は一緒に居て、何でもいいから話続けろ、と言うものでした。

見たものの説明、感じた事、思った事、聞こえた事、味や匂い、空想したことなど何でもいいから話し、話すのをやめるな。

しかし、英語で話したことなどない身にとって、これはかなり辛いものでした。
なにしろ話すことが全く浮かんで来ませんし、口も回りませんでしたから。
それでも、見えたもの、感じたこと、思ったことを言うということをしていると、少しずつですが、言うことが頭に浮かび、それを声にすることが出来るようになっていきました。

そんな中で彼は、質問をしてきたり、相槌を打ってくれたり、反論したりしてくれました。

しかし、そういう行動をしていると、自分のボキャブラリーの低さに気づきました。
表現したいものごとがあっても、それを表現する言葉を知らないんです。
だから質問すると彼はいろいろ教えてくれました。

しかし一番覚えるのが大変だったのが、言い回しと発音でした。

うまく説明できないときや発音が変な時になると、それはこう言うんだ、そんな時はこう言うんだ、と言って、彼は以下の様な『指導』をしてくれました。

そんな時はこう言うんだ、xxxx、真似して。
私『△△△△』
そうじゃない、xxxx
私『○○○○』
違う、xxxx
私『□□□□』
こう、xxxx
私『xxxx』
そう、もう一回
私『◇◇◇◇』
違う、xxxx
私『xxxx』
そう、もう一回
私『xxxx』
そう、もう一回
私『xxxx』
・・・・

ビデオやテレビはとても役に立つ訓練道具でした。

ビデオでドラマを見て、いろんなシーンの真似はずいぶんしました。
最初は意味も分からず、ただ音だけを聞いて、それをくり返しました。
くり返していると、そのシーンやその前後の展開は覚えちゃうもんです。
なので、『次にはこう言うぞ』と待つようになりしました。
耳が慣れてくるんですね。

そのうちに言い回しもおぼえます。
ボキャブラリーも増えてくると、しりとりや反語や類語の言い合いなんかもよくしました。

ずいぶん時間がかかりましたが、そうして実際に使えるような会話力が手に入りました。

彼は語学の専門家ではありません。
今でいう IT 系の先端技術を教える大学教授です。

そんな彼曰く、コミュニケーションに使う言葉は学問じゃない。
赤ん坊だって覚える。
赤ん坊は文字も使わない。
教科書も使わなければ辞書さえ使わない。
赤ん坊にとっては親が話す声だけが教科書だ。

口の動かし方なんかを工夫し、親が出すのと同じ音にしようとする。
同じになると親は喜んでくれ、それを成功体験として取り入れ、同じ動作を繰り返すうちに定着させる。

声の出し方は発音につながり、いろいろな発音を組み合わせて言葉を作れるようになる。
親が話す単語や、それを組み合わせた文章を真似たとき、それと目で見たものや感じたこととを組み合わせて何を意味するのかを理解して修得する。

だから、音の聞き分けと、聞いたのと同じ発声をする能力をつけることがまず大事な事だと。
それができれば、その音を組み合わせた文としての発音やイントネーションなんてすぐ覚える。

言葉を単語の組み合わせとして覚えるようなことは大人になってからすることだ。
子どもは文章としてまず言葉を覚える。
生活に必要な文章なんて限られている。
それをまず耳と目で覚えることだ。

ミルクを前にした赤ん坊は『ミルク』と叫ぶが、彼の頭の中にではそうじゃない。
けれの頭の中に渦巻いているのは、『そのミルクをちょうだい』『喉が渇いたよ』『お腹が空いた』『それが飲みたい』ということだ。

その叫びに親はどう反応するか。
『えっ、ミルクが欲しいの?』だろう。
そこから赤ん坊は『ミルクが欲しい』というフレーズを覚えるんだ。
おしてしばらくするとそれを口に出すようになる。
親が何度もそれを言うからだ。

私が受けた訓練は正にその大人版だったように思います。

今から思うと、よほどの人でもない限り、日本の方々の英語は日本語訛りのものです。
それを日本風に言えば、カタカナ英語ですね。
発音記号で発音を覚えたところでそれは変りません。
訓練を受けて、それを終えてその意味が初めて分かりました。

ある時、私は仕事でひとりで日本に出張することになりました。
長旅と言う事で、秘書さんは日本行きの飛行機が出る空港までのアメリカ国内線はファーストクラスの席を用意してくれました。

搭乗時刻になって席に向かうと、私の隣席の客はもう席についていました。
アメリカ人は話し好きです。
飛行機で隣席の人とは、挨拶をして雑談をするのは礼儀の様なものです。
なので、私は席の上の物入れに手荷物をしまいながら挨拶をしました。

そのときに私はやらかしてしまいました。
案の定、隣席の人は点になった目で私の方を見つめていました。
私、仲間に訓練されて覚えた南部なまりのままの発音とフレーズで挨拶しちゃったんです。
日本で言えば、白人の口から薩摩弁で挨拶されたようなものです。

隣席の人にしてみれば、ファーストクラスに入ってくる東洋人だから、日本か中国なまりの英語を予想していたことでしょう。
だから思いっ切りびっくりしたようです。

私もさすがにすぐに気づいたので標準語(多分に日本語訛りの英語)で挨拶はし直しましたから、彼も安心したようで、それからは、それをきっかけに雑談を楽しめました。
今となっては何を話したかは覚えてませんが。

発音に絡む私のエピソードでした。

実は、質問者さんのお話を読んで私が言いたいのはそんなことではありません。
ある程度発音できるのであれば、やるべきことはそんなもんじゃないんじゃないと言いたい、ということです。

日本の外に出て暮らしてみるとそれは痛感します。

インド訛り、東南アジア訛り、中国訛り、ドイツ訛り、イギリス訛り、スペイン訛り、イギリス訛り・・・
世界ではとても多くのなまった英語が使われています。
インド訛りの発音なんて発音記号で書けるもんじゃありません。
巻き舌を多用するので、多くの日本の方にはとても聞き取りにくいと思います。
それでも彼らは平気で話します。
生きた言語なんてそんなもんです。

そんな発音なんかを気にする日本人の方は驚くほどたくさん居ます。
ではそんな『勉強』を3年かけて修得したとしましょう。
それで何か話せるようになったでしょうか?

私的な答えは完全な『 No 』です。
日本の人は、大事なことを忘れて居るか知ろうとしないです。
その大事な事とは、話す中身がないと言う事です。

言葉はたかが道具です。
道具を磨いても、それを使う技がなければ何の役にも立ちません。

わたしが訓練で仲間に聞いた『あれは何て言うものなの?』『こんな時にはなんて言うの?』に始まり、話す相手とやり取りする話題についての知識がなければ会話が成立しません。
会話する中身がないと言う事です。

飛行機の中で隣同士になった人と話をするにも、アメリカ人ならアメリカ人がしそうな雑談のネタを持っていないと、どんなに発音がきれいでも会話になりません。
発音のネタで雑談なんか楽しく出来ると思いますか?

発音なんてそこそこできればいいと私は思います。
それが出来れば、表現力をつけるための言い回しのバリエーションを覚え、ボキャブラリーを増やし、すらすら話せる訓練をすることが百万倍意味があると私は確信します。

それでも雑談ネタにはまだ到達してません。
勉強という訓練をする傍ら、そう言う雑談ネタは『努力して』集めておくことです。

時事ネタ、スポーツネタ、世界の芸能ネタなんかは最低覚えておくと良いと思います。
日本人は良く、食べ物ネタや日本の歴史ネタを振り回しますが、それは日本人にはウケても海外の人には受けません。
海外の人にはその国の話題を使ってやるのが一番と私は経験的に思っています。

日本の方はそう言うのに疎いですから、それこそ発音を覚える以上に努力しh他方が良いと思います。

趣味の話なんかは話題にお勧めです。
趣味で作ったり使う何かや本や写真を持っているのは話すきっかけを作ったり、話しを弾ませるのに役立つと思うので。

ともあれ、言葉はたかが道具です。
勉強して覚えるんじゃなく、訓練して身につけるもの。
凝ることに固執せず、実用になるレベルになったら、他の足りない領域のレベルを上げることをしないと、使える言葉にはなりませんよ。

使って楽しむと言うのを目標に、もう少し広い目を持たれてはいかがかと思った、というコメントでした。

長々とお目汚しで失礼しました。
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発音記号は正しい英語の発音を理解するうえで大事な概念ではあるのですが、今の日本人高校生が躍起になって丸暗記するようなものではないと思います。



>やはりリスニング力向上のためには、シャドーイングをひたすらして英語>耳にすることが1番なのでしょうか?

現代の日本人の立ち位置では、このほうが有効な手段とは思います。


ただ、令和20年くらいになったら大学入試でスピーキングの試験が必須になって、発音記号に沿った"正しい"発音ができないと東大には受からない、とかなるかもしれません。
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ま,発音記号そのものを覚える必要は無いんですけどね。

一度,Oxford の辞書の発音記号のページを見てごらんなさい。例えば a: のところには father と書いてあるだけ。^ のところには cup と書いてある。そういうことだ。確かに think と sink は区別して発音しないと,相手がインテリでなければ通じません。今の電子辞書はしゃべるでしょ? それを使って数を撃つ以外には手はありません。どうせ高校の英語の先生は日本人なんですよね。発音は上手じゃないでしょ?違う?
 例えば米国では coffee を(面倒なのでカタカナで)カフィ(カにアクセント)じゃないと通じない。研究者の辞書に kcの鏡像:fi とあるけど通じません。次の発音の kafi でようやく通じます。でもね,一番大事なのはアクセントの場所なんです。よく言われる spaghetti,ゲ以外にアクセントをつけるとインテリにも通じません。elevator もエ以外は通じない。
 昨日,テニスで失格になった女性のスピーチがありました。聞きづらいです。冠詞が前の単語にくっつく。多くの大学生がほぼ同じように話します。例えば considering the situation last week... を話すとき,多くの日本人若者は the まで発生したあとに(しかもザと大きな音を出し),一呼吸置いて situation を発声する。わかりにくい。the は聞こえないくらいの大きさで,次の situation と続けて発声しないと・・・こういうことも,たくさんの英語ネィティブと話す以外には身に付かないでしょう。
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発音記号で覚えることの反対を考えてみましょう。

一番の弊害はカタカナで覚えること。カタカナこそ本当は意味がないんだな。

I think のthink について。カタカナで覚えた人、発音記号を知らない人は正しく発音するのは難しいでしょう。多くの日本人がアイ シンク(沈むという意味のシンクに聞こえます)と読んでしまいがち。このthの発音記号を覚えた人は正確に発音できるかは言い切れないけど、シとは読みません。

私は学校で発音記号を一通り覚えました。古い世代の人間なので‥

正直言うと、私の方こそ授業で発音記号を学ぶの意味あるのかって思っていました。そんなのやるより他のこと覚えたほうがいいじゃんって。今は発音記号も筆記体も習わないんだってね。びっくりしたわ。時代の違い?

だけどね、私が短大で英語を専攻した時、卒業してからも個人的に英語と関わり続けてきたんだけど、他の回答者さんも言ってましたが、辞書を使うときでも音声的な学びをする上でも、発音記号の知識があって良かった、と教えてくれた英語の先生に感謝したわよ。

英語って文字と読み方が結びつかないことが多いから大変なんだけど、自分で発音できる単語はリスニングでも聞き取れると言われています。(ちなみに私はもう婆ちゃん世代ですがTOEIC受験の経験ありで、発音できない単語は聞き取れないことを痛感しました)

今すぐには発音記号を学ぶ効果の実感は得にくいかもしれません。

あなたは発音記号を学ぶことに懐疑的なご様子。受験のためにだけ英語を勉強する、と割り切れるなら無理して覚えなくてもいいでしょう。てっとり早く点数の取れる勉強をどんどんしてゆけばいいと思います。私の回答としては、発音記号の知識が全くないよりはある方がいいかも、ですかね。私の時代からあなたのように覚えることに反対する説もありましたから。

ただ意味あるの?ということになると、受験のために学んだターゲット1900 の単語を受験のために覚えた元優等生より、観光地で観光客相手に怪しい土産物を売っている現地の貧しい少年の英語運用力のほうがスゴイよ。実際使える英語を゙話せる日本人がいかに少ないか、過去の海外旅行で実感したもん。ターゲット1900の単語も3分後やっと口から出てくるようでは、話の相手してくれないよ、外国では。発音が悪すぎると私の夫ですが、ほとんど聞き取ってもらえない。夫ではなく、私の顔しか見なくなる(私の英語は通じるので)。発音できない単語ばかり脳内トランクルームに保存されていても、錆びて使えない発電機のようなものです。いざという時、作動してくれなければ。

質問の回答者として余計なことばかり書いてしまいましたが、会話力を伸ばしたい(会話では発音が重要。そのためには発音記号が役に立つ)という欲がなかったら、いやいや発音記号に取り組まなくてもいいと思います。、記号がわからなくても兎に角読めるといいわけですから。
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発音記号は、それぞれの発音のしかたはもちろんですがどの音とどの音が同じかを示しているのでそれを意識して身に着けることが重要です。

たとえば
love
London
oven
の o の母音は同じ/ʌ/ですが、馴染んでいる日本語の発音「ラブ」「ロンドン」「オーブン」で考えてしまうと発音や聞き取りがうまくできません。単語を覚えるときに発音記号を見てネイティブスピーカーの発音を聞くことは有用です。

また発音記号も単なる音の羅列でなく、音節でまとまってリズムを作っているので、どう音節で分けられるかを意識することも重要です。これは日本語と大きく違うところで、音節という発音構造に慣れているかどうかが発音や聞き取りを左右します。
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日本語のあいうえおかき、、、、よりも発音方法が多いから発音記号があります。


ちゃんと発音出来ないと、相手に会話が通じませんから、ちゃんと発音できるメリットは沢山ありますよ。
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大事だと思いますよ。

大人になってやっと、英和辞典とかの、-で区切っていることがすごく大事で理解するのに役立つことがわかりましたから。あいうえおと同じなんですよね。
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