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縄文時代は一万年近く続いたとされています。
その中の重要な文化のひとつである縄文式土器ですが、これは進化し続けたのでしょうか?
造形や文様が複雑になっていったのはわかりますが、それ以外のもの、作り方、焼き方、丈夫さ、薄さ、材料などについて変化があったのかどうか、教えてください。

この前考古学展をみてきたのですが、初期のものも後期のものも同じようにしか見えなかったので、疑問をもちました。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

進化を殆どしていません また 滅ぶ事も無かったです


これは日本の自然条件と位置がせいですね
文明が進歩するには自然条件が過酷だったのです
また他の侵略を受ける事も無く孤立していました
そして弥生に成る時も逃げてきた人たちからの
新しい文明を受け入れて それを飲み込む事で
弥生へ変化したのです
この時代を短くすごした所が早く進歩しました
今のイラク当たりですね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
縄文時代は自然は豊かで、すごしやすう気候だと思っていました。
過酷な条件だったのですね。

お礼日時:2004/12/05 12:12

ちょっとだけ説明させていただきます。



縄文時代は草創期・早期・前期・中期・後期・晩期と、時期区分されていて、土器にはその時代ごとの特徴がみられます。これは生活のスタイルや土器の用途によってさまざまな点で変化しているためです。

>初期のものも後期のものも同じようにしか見えなかった

 きっと草創期や早期あたりの縄文地紋の土器と、晩期の加曾利あたりの薄い甕をみてのご感想かとおもうのですが、どうでしょかね?縄のあとひとつをみても、縄自体の造りや縄目のつけかたでも違いが見られます。また後者のほうには粗製土器と精製土器ってのがみられ、内面や外面をこすって土の目を締め(徽密度を高め)ています。
 
 このような土器の変化を(中部山岳地帯の土器についての)特徴でいいますと、厚みは、薄⇒厚⇒薄と変化がみられます。材料については粘土に混ぜ入れるもの((これは粘土のみだと焼き上げるときに割れてしまうため砂などを混ぜます))に違いがあります。また器形は底が尖ったものから平底のものへと変化し、時代が下るごとに形はバラエティ豊かとなっていきます。

 縄文土器は時代は作られた地方によってそれぞれの特徴が顕著にみられるものです。またそれは生活のスタイルの変化であると考えられます。
 人の生活がかわっていけば、使う道具もかわってくるわけです。縄文時代の一万年間には、いろんな変化があったことは紛れもない事実、その変化を今に伝えるのが土器なんです。土器がかわるということは、それを作った人々の生活がかわる、またはその土地に住んでいる人がかわる(移動してきた)ということであり、長い年月の間で言えば、進化といってもいいのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
縄文土器を見ての印象は、文様はすばらしいものの、弥生式土器にくらべてどれもぶ厚く、どれも大きいということでした。
現代のお茶碗に比較するとびっくりするほどぶ厚いですね。
それにすぐ割れそうな、きゃしゃな印象がありました。
もっと薄く、強固にする工夫が生まれなかったのかと疑問に思いました。
またお猪口や茶碗のような小型土器も飾ってありませんでした。
ほとんどが一家族ぶんの大型煮炊き用窯か、食料保存用の甕のようでした。
古墳時代の土器は祭祀用など、いろいろヴァリエーションに富んでいたので、ギャップを感じました。
縄文式土器で祭祀用とか、一人用の小さな茶碗、お皿などはなかったのでしょうか?

お礼日時:2004/12/05 12:20

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