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フランス革命、ロシア革命、マルクス主義が典型ですが、人類史は高貴な志が俗悪な欲望に敗北してきた歴史なのでしょうか?

A 回答 (5件)

そうかもしれません。


高貴かどうかわかりませんが、本人たちとしては純粋(ピュア)な志を立てて「正義の共同体」を目指しました。いったんは成功したかに見えましたが、異論をとなえる者を粛清したり、「反革命」にたいするテロリズムを行ったりして(何故なら、革命派はピュアで、正義だから!)、無理は長続きせず、(フランス革命のようにクーデタによって、ロシア革命のように70年あまり後の自己崩壊によって)革命体制は消え去ります。
そのあとに栄えるのは、持てる者の利益誘導だったり、運と欲望で権力にむらがる男女だったり。その意味でルイーゼさんのいう「高貴な志が俗悪な欲望に敗北してきた歴史」というのは、一面の真理を突いていると思われます。
ただし、フランス革命後も、ソビエト=ロシア崩壊後も、ある種の自由な思想、(高貴で純粋ではないかもしれないが)他者に寛容な考え方が一定の力をもって広まったということも事実ですね。「勝てば官軍」だけではない、と信じたい!
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志なんてのは、人間の為に存在するのです。



志の為に人間が存在するのではありません。

それを勘違いして、志という鋳型に、無理矢理人間を
押し込めようとしたので敗北したのです。


それに加えて、革命の動機そのモノが高貴では
ありませんでした。

ロシア革命も、フランス革命も、生活が
苦しかったから発生しただけです。

自由平等なんてのは、後付け理論に過ぎません。


人間など卑小な存在であることを忘れたから、
つまり現実を無視したので敗北したのです。
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レーニンやブハーリンはスターリンを冷酷な人間と看破していましたが、結局スターリンに権力が渡り、ソ連は恐怖主義国家になりました。


フランス革命では、革命後のビジョンがない中でジャコバン派のロベスピエールが権力を握ってジロンド派の追放やエベール派の粛清、寛容派のダントンの処刑など恐怖政治を行い、最終的には自身も処刑されています。

ところが、レーニンもロベスピエールも私生活では華美を嫌い、慎ましやかな生活を送っています。俗悪な欲望というより、ゆがんだ正義なのでしょう。

そもそも、革命やクーデターって、とりあえず行っちゃえのものなので、その後はひどいことになるのが珍しくない・
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高貴(笑)まぁそうですよ。


その、「高貴」という
表現が確信をついてます

大体人は世俗的で低俗なのですよ
高貴な人々は理想と現実に差違が合った場合
理想を追求し現実を歪めます

話はちょっとズレますが
山岳ベース事件とか知った時
彼らを愚者扱いは出来ないなぁ、、、
って思いました
その狂気は高貴と紙一重なのですよね
そもそも高貴なる意思と勝敗を絡めた瞬間から
狂気は始まります。それは上下、階層社会を作るって事ですからね
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悪貨は良貨を駆逐する。

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