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「明治憲法が発布される際国民の多くは絹布の法被が下賜されると勘違いした」という逸話がありますが、これは本当ですか?
それとも当時憲法の概念が浸透していなかったということを示すため後世に創作された話ですか?

A 回答 (6件)

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日本の識字率は当時から世界一だった事をご存じない方がいるようですね。

「高札」は行政(幕府や奉行)からの法令(一般法、基本法)を板面に記して往来などに掲示し、民衆に周知させたものですが、その方法を使った理由は、紙に擦って全員に配るとコストがかかってしょうがないからです。
一部の者しか字を読めないなら、瓦版や貸本があそこまで広まるわけがありません。
農村部でも、都市に奉公に出すにはまず読み書きが必要ですし。



>これは本当ですか?
>それとも当時憲法の概念が浸透していなかったということを示すため後世に創作された話ですか?

明治二十二年二月七日の東京朝日新聞に、
【明治憲法の発布を「裏店住居のワカラズヤ」共が天皇が絹布の法被を下賜されると勘違いして騒いでいる】
という内容の社説が載っているので、創作であっても「後世」ではないと思います。


憲法についての知識が無かったのも事実だと思います。
その社説は以下の事も語っています。

「 唯夫れ憲法の事之を詳く説かんには中々一日や二日の社説にて済むべき事に非ず今は唯最もアラメなるところを述べて世の尚ほ知らざる熊八連に告るのみ其詳しき事を知らんと欲ば請ふ十一日以後の東京朝日新聞を読め 」
「「明治憲法が発布される際国民の多くは絹布」の回答画像5
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この回答へのお礼

なるほど、当時既にその話は存在していたのですね。もしかしたらその新聞の社説から広まった話かもしれませんね。
今回は当時の具体的な資料を提示してくださったfmsklh2Onch様にBAを贈らせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/07/31 19:10

明治時代に「郵便箱」と書かれた郵便ポストを「垂れ便箱」と読み間違えて


ポストによじ登って小便する人がいたことを考えると十分考えられることです。
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日本経済新聞には事実として掲載されています。


https://www.nikkei.com/article/DGXKZO00327870S6A …

江戸の識字率、特に都市部では9割を越えていた。
http://www.edojidai.info/sikijiritu.html

「当時憲法の概念が浸透していなかった」ことは事実でしょう。
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まぁ嘘でしょうね。


当時の国民の殆どが文盲だったので、勘違いすることも出来なかったと思います。
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「国民の多くは」の部分は後世の作話でしょう。


それ以外の部分なら1人や2人オッチョコチョイが居れば「本当」になりますね。(検証不能?)
後は洒落で言ったのを後世の洒落の通じない馬鹿学者が本気にしたかでしょう。
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まぁ嘘でしょうね。



江戸時代の情報伝達システムを考えてみましょうよ。
高札に漢字で文章を書いて、それを読み書きできる者達が読んで広めたわけですよ。

明治になっても暫くは同じようなもんです。
都市部では新聞があったでしょうが。
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