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・お留守居役

・大小姓頭

・膳奉行

・道中仮目付

・小十人各御庭番

この5つの上下を教えてください。
偉い順びするとどうなりますか?

A 回答 (3件)

・お留守居役


御留守居年寄
諸大夫:万石級の大名格
実際は5千石級の旗本が就いた
定員5名
大名家にとっては留守居役は外交官としての責務も果たしていましたから、幕府とは取扱いが違います。

・大小姓頭
御小姓頭取:布衣500石御役料300俵
御小姓組番頭:3000石級の旗本
御小姓組頭:200俵~300俵(500石~750石)級の旗本

・膳奉行
御膳奉行
200~300俵(500石~750石)級の旗本
御役料200俵

・道中仮目付⇒不明
道中奉行:大目付が兼任
大名家にとって参勤交代は重要な責務ですので、道中方の名称、取扱いは幕府とは違います。

・小十人各御庭番
御庭番:100俵 両番格6人 小十人格8人・・・格は相当の意味
小十人組:100俵10人扶持

全部所轄組織が異なりますので、直接の上下関係は決められません。
格式としては禄高を目安として下さい。

上記はいずれも幕府のものですが、大名家によっては呼称、職務内容、格付けが異なります。
時代小説では作者によって役職名がいい加減なことがありますので注意して下さい。

出典:江戸幕府役職集成 笹間良彦 著  雄山閣出版
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何をもって偉いというか難しいのですが、ここでは


江戸幕府の職碌(役高)で見ることにします。

お留守居役  幕府の職制では「留守居番」
         職碌   千石~

大小姓頭   幕府では「小姓(組)頭取」
         職碌   三百~千石

膳奉行     職碌   二百俵(二百石と同格)

道中仮目付  臨時職でしょう。 幕府職制は定職しか
 ないようです。
 「徒歩目付」と同格とすると
         職碌   百俵
 (その頭取とすると  千石 になります) 

小十人各御庭番
 お庭番は吉宗が造らせたもので、隠密なので幕府職制では明確
ではないようです。お御庭番とかお庭の者とか呼ばれていたようです。
 「小十人衆」格とすると  
         職碌   百俵
この中では最下位です。

注)小姓について、藩によっては、年齢により
 児小姓、中小姓、大小姓と分けていますが、
 幕府の職制では、すべて小姓と呼びます。
 ただ俗には分けていうことも多いようです。

 以上は旗本が就任する職ですが、留守居番の上に
 大名が就任する「留守居年寄」があります。
 お留守居役はこれではないと思います。
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ninntomoさん、こんばんわ。



全て幕府の役職なら、全て旗本の役職です。御留守居役が一番高いです。
御留守居役は将軍不在の時の江戸城の警備責任者←道中仮目付はわかりませんが、道中奉行なら大目付の兼任です。←大小姓頭はわかりませんが、御小姓頭取ならここですね。←御膳奉行は将軍の召し上がるもののチェックをする役職です。
←小十人格御庭番お目見え以上の御庭番で隠密御用をする役職です。
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