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チューブレスレディとかチューブが無いタイプのタイヤですが、メリットとデメリットを教えて下さい。パンク自体は起こりにくいと言えますか?交換作業についてもお願い致します。

A 回答 (3件)

チューブレスが市場に出回りだした’70年代初頭、『パンクレスタイヤ』などと言われました。

勿論実際にはパンクするのですが。

【チューブレスのメリット】

※パンクし難いです。
 チューブ入りタイヤでクギなどが刺さると、ペラペラのゴムのチューブに穴が開き、そこからチューブとタイヤ(の裏側)の間に空気が盛大に漏れて、タイヤは瞬時に空気圧を失います。
 チューブレスだと、クギが刺さってもそれが抜けない限り、(タイヤのゴムが十分硬く、刺さったクギを強く拘束して穴をふさぐので)空気が急激に抜けることはありません。(勿論、空気は徐々には抜けます。)

※チューブレスの登場で、ホイールへの組み込みがカンタンになりました。
 ビードの部分(ホイールのリムとタイヤが当たる部分)はチューブレスの方が硬く、ここを組むのにちょっとしたコツとチカラが必要ですが、チューブ入りタイヤのビードも大同小異です。
 そもそもタイヤチェンジャーを使って組むなら、ビードの硬さはそれほど問題にはなりません。
 またチューブ入りだったら、チューブが捻じれたりビードに挟み込まない様に慎重にタイヤ内に入れる工程が必要になりますが、チューブレスだったらタイヤチェンジャーを使いホイールにビードを嵌めるだけです。慣れている作業員なら、裏表両方のビードを嵌めるのに1分もかかりませんが、チューブを入れる作業が入ると、タイヤ組み換えにチューブレスの3倍時間がかかります。

※最後に空気を入れる時、チューブレスだと『嵌めただけ』のビードから空気が漏れてしまい空気が入らないという問題が発生します。これはいわゆる『手組み』をやっていてポンプも手押しポンプや足踏みポンプしか無い場合は深刻で、事実上『空気が入れられない』ということにもなりますが、クルマの製造ラインではコンプレッサのエアを使って一気に空気を入れるので、全く問題とはなりません。
 この『ホイールへの組み込み時間短縮』が製造ラインで重視され、クルマでは一気にチューブレスが普及したとも言えます。

※パンク修理もラクです。
 チューブ入りのパンクでは、一旦タイヤの空気を全部抜き、ビードをホイールから落として(リムから外して)チューブを引き出し、新品のチューブに交換するかチューブの穴にパッチを貼って穴を塞ぐ必要があります。
 チューブレスであれば空気を完全に抜く必要はなく、またビードを落とすことも不要です。刺さったクギなどを抜き空気をある程度出して減圧させた後、その穴に『ゴムのり』を塗ったゴムプラグをねじ込み、飛び出したプラグをニッパーやカッターで切るだけです。
 刺さったクギなどがすぐに判ったら、クルマに装着したままでもパンク修理が出来ます。

※ホイールバランスがよく取れます
 タイヤとホイールを組んだ後、回転バランスを取らないと高速走行で振動が出ますが、一般的にチューブ入りよりもチューブレスの方がバランスがよく、バランスを取る為に貼り付けるウェイトも少なくて済みます。

【チューブレスのデメリット】

※手組みが、不可能とは言いませんが困難
 チェンジャーやコンプレッサを使わず『手組み』の場合、上述したビードの『空気漏れ』の話がある為、チューブ入りの方がラクに組み換え出来ます。

※分割リムが使えません
 昔の(360㏄時代の)軽自動車や、今でも小型トラックに残っている『分割式リム』ホイールは、分割部から空気が漏れてしまう為、チューブレスが使えません。(リムが外せるこの種のホイールでは、タイヤはリムを取ったホイールに『スポッとはめる』だけでよく、ビードを入れる作業が不要になるのでタイヤの組み換え作業が幸せを感じるほどラクです。もっとも空気圧が高いトラックの場合、空気を入れている時にリムが外れて飛んで来て、作業者が死亡する労働災害が日本全国で2~3年に1回ぐらい起こっていますが。)

※スポークホイールが、ちょっと難しい
 今ではチューブレスが組めるスポークホイールもありますが、リムにはスポークの穴がズラズラ開いており、一応その穴はシールされていますが数が多いので信頼性はイマイチで、空気が漏れる可能性は常にあります。
 スポークホイールの場合は、『チューブレス対応』という製品でも、念のためチューブを入れておいた方が無難です。

 ちなみに言うと。

 チューブ入りタイヤをチューブレスとして使うことは出来ませんが(空気を入れても漏れまくります)、チューブレスにチューブを入れることは可能です。
 オフロードバイクやクラシックなクルマでスポークホイールを使う場合、最新のチューブレスタイヤを使いつつチューブが入れられます。
 またオフロードに走りに行く場合、最悪は現地でパンク修理をする可能性がありますが、足踏みポンプしか持っていかないならチューブを入れておいた方がパンク修理が現実的です。(チューブレスで完全に空気が抜けてビードが落ちてしまったら、上述した様に足踏みポンプでは空気が入れられません。)
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チューブレスタイヤのメリット


 釘などが刺さっても、ゆっくり空気が抜けるので、ある程度の距離を走行できる。
デメリット
 ビートが硬いので、交換にチョットしたコツが必要。
 ホイールの歪みで、空気が抜ける。
チューブは、その逆

パンクのしやすさは、同じ
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チューブレスタイヤは釘を踏んだくらいでは、簡単に空気が抜けませんが、


交換となると、素人では手に負えません。その点チューブタイヤだと、
タイヤレバーと空気入れがあったら、(もちろんパッチとゴムのりはいりますが)
簡単に自分で修理ができます。
それと、バイクによくあるスポークホイルではチューブレスは難しいですね。
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