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F-4戦闘機などの複座型の戦闘機は、一人ではミサイルなどの発射などはできないのでしょうか?
warthunderというゲームでで出てきた、F-4戦闘機をよく見てみたら、2人搭乗員がいました。
調べてみたら、後ろの操縦席の人は、ミサイルを担当?みたいなことが書いてありました。
ということは、F-4戦闘機は戦うときは、2人以上必要なのでしょうか?
詳しい方よろしくお願いします

A 回答 (5件)

複座式の機体は基本的に操縦と火気管制の分担になっています。


機体の設計段階で各機能を2席で振り分けるように設計されているので搭乗員は2人必要です。
マンガなどで「改造」と簡単に称して操縦席側で火気管制を行えるようにする描写が良くありますが、しょせん、マンガの話です。

もっとも、単座式の機体の方が圧倒的に多いので、必ずしも操縦と火気管制は分けなくても良いのですが、F-4などは汎用機の名機で何度も大幅な回収が行われてきましたし、そもそもの火気管制システムだけで膨大な操作系統がある機体な上、近代装備の追加などで操縦系統以外の運用システムが多すぎるので単座では機体性能を十分に活かしきれないという理由もあるでしょう。

飛ぶだけなら前方の操縦担当だけで十分ですが、戦闘となると火気管制担当がいないと話にならないですね。各種レーダーにミサイル・爆撃などの管制制御機構などは後部座席に集約されていますので、操縦席側で使用できるバルカン砲のみで戦闘に向かうのは自殺行為です。

一方、逆の理由で、火気管制の負担も大きいですが、可変翼の制御で操縦担当の負担も大きいF-14なんてのもありましたな。これも単座運用は無理です。

複座式の多くは空戦と対地上戦の両方で運用できる汎用機の場合が多いです。
(アメリカをのぞいて実戦に投入されたことがない近代戦闘機は別として。)

大概の場合は、どちらかに極フリして単座制御にします。
複座式は撃墜されたら熟練パイロットを2名失うのと同義なので、これが、戦闘機の部品で一番高価なのはパイロットと言われる所以で、単座式設計が圧倒的に多い理由です。
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空軍のF-4は後席にも操縦システムがあって、パイロットの資格を持つ要員が搭乗する。


ただし後席にしか火器管制システムはないので、前席だけではミサイルのコントロールはできないし
後席で操縦しながらミサイルのコントロールも無理。
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>調べてみたら、後ろの操縦席の人は、ミサイルを担当?みたいなことが書いてありました。


いや、”操縦席”は1つだけで、”後ろの席”は「兵装システム士官(Weapon System Officer:WSO)」席。
WSO席は非常時に最低限の操縦が出来るようになってはいるけど、本質的には、WSOという別の仕事をする”専門職”のための席で、操縦席とは云わないんだけど・・・

1970年代までの初期のレーダーや射撃管制システム(Fire Control System:FCS)の技術が未熟であったため、パイロット一人で、操縦しながら、複雑なレーダーやミサイルの操作を行うことは事実上不可能であった(レーダーのみを搭載したF-86Dですら「手が3本要る」と言われた)ため、レーダーを監視しながらミサイル発射の判断・操作を行う専門の乗員が必要だった。
F-4も、機関砲を持たない”ミサイルキャリア”として、パイロットとWSOの”分業”を前提にして設計された戦闘機。
レーダーやFCSも改良されたけど、パイロットとWSOの2名乗務の基本は変わらなかった。

1980年代ころから、戦場ネットワークシステムの充実、FCSも進化するに伴い、機体の基本設計レベルで対空ミサイルの管制が高度に自動化したシステムを採用した単座戦闘機が主流になっている。
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マンガの「ファントム無頼」を読んでみると分かりますが、2人で分担しないと難しいことが多そうです。


もちろん、昔のゼロ戦は1人乗りでしたし、最新の戦闘機であれば、コンピュータの力を借りて1人で戦うことも可能だと思いますが、F-4は後部のナビ担当との分担を想定して設計されているのだとおもいます。
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F-4だったら爆撃手が乗るんでしょうね。

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