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エタノールとエチルアルコールは同じですが、エタンとエチレンはなぜ違うのでしょうか?
恥ずかしながら、同じものだとかなり長い間勘違いしていました。

また、こちらは本題の質問とは異なるので、もしご存知でしたら教えてください。
キウイフルーツを熟すために、エチルガスが欲しいのですがりんごを使う以外の方法で気軽に作ることはできますか?または、エタノールから簡単に作れますか?

A 回答 (4件)

ethanol と ethyl alcohol は「名前の付け方」の違い.



どちらも CH3CH2OH に対する名称ではあるが名前の構成法が違う.
・「母体化合物 CH3CH3 の水素を OH で置き換える」方法を「置換命名法」と呼び, これを使うと ethane (CH3CH3) + -ol (OH) = ethanol.
・「官能基 -OH とそれにつく基 CH3CH2- のそれぞれの名前を並べる」方法が「基官能命名法」で, この方法では ethyl (CH3CH2-) + alcohol (-OH) = ethyl alcohol.

どっちも「慣用名」とはいわないし, 現在の preferred IUPAC name は ethanol.

エタノールから濃硫酸を使ってエチレンを作るというのは実験室レベルではなくもないけど温度を間違えるとジエチルエーテルになっちゃう. これは麻酔薬として使える (火花には注意) し, ほかっておくとみんな大好き爆発物になることもある. あと, 生石灰ではダメっぽい.

そして個人で使う程度の少量であれば, 実は amazon で買えてしまう.
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>名前についてですが、エタノールとエチルアルコールは同じ分子式ですが、なぜ、異なるのでしょうか?



呼び方の違いだけで、同一のものだから。
「エチルアルコール」は国際化学命名法の名称で「エタノール」は慣用名。

>また、リンクの紹介ありがとうございます。エチレンガスのボンベはいくらであるのでしょうかね?

詳しくは知らないが、カセットボンベくらいの大きさでも万単位と聞いたことがある。
個人相手の販売をしていないのは、高コストのため少量だと採算が合わないのが大きい。

>作用としてはエタノールから無理やり水分子を奪うだけであれば生石灰や何かしらの無水物で少量のエチレンガスを作れないでしょうかね?

やめておいたほうがいい。
エチレン生成の温度管理が難しい上、別の(有毒な)化合物が生成されてしまう危険性がある。

キウイフルーツを追熟させるなら、リンゴを使うのが一番手っ取り早い。
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ただ単に、ちがう物で呼び方がことなるだけ。


リンゴのエチレンガスは有名ですよね。
ただ、リンゴだけでなく傷んだ植物はエチレンガスをだすので、一部の果物屋さんは箱のなかのキウイを1個だけ潰すとかします。
家庭なら数個のうち1個をテーブルとかで1箇所潰すとか、1個だけカットしたキウイをポリでいれておくとリンゴのような効果を期待できるのでは?
私は熟すためにでなく、長持ちさせるために、1個づつポリでわけて保存します(バナナとかも)。
あとは、カーバイドをつかうとか、通販で追熟用の資材を購入して使うとかが手っ取り早いのでは
(リンゴのほうか手っ取り早いか、、)
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単純に分子式が違う。



エタン:C2H6
エチレン:C2H4

キウイフルーツを追熟させるエチレンガスは、基本的に個人相手の販売はしていない。
法人もしくは個人事業主(農業)であれば、以下のサイトの製品がよく利用されている。

https://klchem.co.jp/blog/2014/03/post-2258.php

エチレンは簡単には作れない。
実験室レベルでもエチレンの生成には濃硫酸(劇物)が必要。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

名前についてですが、エタノールとエチルアルコールは同じ分子式ですが、なぜ、異なるのでしょうか?

また、リンクの紹介ありがとうございます。エチレンガスのボンベはいくらであるのでしょうかね?密封した袋の中にありますので数mlもあれば1000ppmにはなりますし僅かでいいのですがどこかで手軽にりんごよりも安く入手できればと思っています。

なお、濃硫酸はバッテリー液を蒸発させればできますね。学生の頃化学部で作ったことがあります。ただ、作用としてはエタノールから無理やり水分子を奪うだけであれば生石灰や何かしらの無水物で少量のエチレンガスを作れないでしょうかね?

お礼日時:2019/12/19 23:19

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