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株式会社を公開する時に、最低これだけの資本金がないと公開の審査規定に抵触する、というレベルはあるのでしょうか。株式会社ですので現在1000万円の資本金があります。因みに売り上げは20億円、経常利益は1億円です。(これから公開業務を進めるに従って資本政策を施し、資本金を増加させる事が可能なのは分かっています。逆に言うとこのまま資本金1000万円でも公開の審査規定には抵触しないのでしょうか?)宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

No.4の続きでコメントさせていただきます。



おっしゃるとおり、問題ないとお考え頂いて差し支えありません。
VCは資本金が50百万円だろうと10百万円だろうと、場合によっては有限会社、また資本金100円の会社に対しても出資します。
また、資本金が10百万円の会社にVCが100百万円を出資しても、VCの持株比率は10%程度で収まっている、というようなことは実際にあります。

事例を示すわけにはまいりませんが、貴社は利益が出ておられますので現在の企業価値(時価)をVCは高く評価することは十分考えられます。
つまり、経営者が@50,000円で取得した株式をVCは@500,000円といった高値で評価するということです。
(そうすれば経営者側の持株比率は高い状態を維持できますよね)

ただし、資本金が少ない企業の場合、VCの担当者の中にはこのように考える人がいます。
「経営者は3百万円程度しか出さないのにわれわれは100百万円も出すのだ。それでいて比率はわれわれが10%。リスクをもう少し取って欲しい(=もう少し出資することは難しいだろうか?)」

この場合のVC側の意図は、経営者がどこまで自己のリスクを負っているかをはかることで経営に対する本気度を知りたがっているということです(これはアメリカでも同様です)。
必ずしも額面通り取る必要はないかと思いますよ。

ご不安であれば、大手VCに一度お会いになってみることをおすすめします。
直接飛び込まれてもいいですが、今付合いのある銀行から紹介してもらうことはできると思います。
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この回答へのお礼

再度のご回答有難う御座いました。大変参考になりました。昨日証券会社と打合せをして再確認してきましたが、やはり資本金に対する規制はないとの事でした。これからじっくりと資本政策を考えていきたいと思います。これからも公開関連の質問をさせて頂く事があるかと思いますが、その際は御指導宜しくお願い致します。有難う御座いました。

お礼日時:2005/01/13 09:32

ベンチャーキャピタルに勤務しております。



公開基準で定められているのは、「公開株式数」、つまり(一般・機関含め)投資家に流通させなければならない株式数です。
その比率は特に定めがありませんが、流通株比率が低すぎると流動性が低くなり株価が乱高下しやすく、また売買がされにくくなり上場基準に抵触することとなります。

実際、公開基準決算期において資本金が1億円を下回っていた事例はバリュークリックジャパンなど何社かありますが、非常に少ないです。
本当に資金が要らないのであれば上場する意味自体を問われることになりますし、そうでなければ(経験的に=結果的に)数億円程度の資本金にはなっている企業が大半です。

企業にとり、公開できるかどうかは証券会社が決めるもの、といっても過言ではありません。
証券会社にとって魅力があれば、過小資本だろうと赤字だろうと公開はできます。
魅力がなければどれだけ利益が出ていても公開はできないと考えてください。

資本金額は、それ自体が公開を左右する決定的要因とはなりえません。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います.質問の意図としては,公開後に資本金の増加が必要あるかないかという事ではなく,公開する為に(証券会社やVCに公開の為のパートナーになってもらう為に)公開するまでの間に資本金を増やさなければいけない様な規定は無いですよね,という事でした.公開する為に(公開に向けての具体的な準備作業を証券会社等と進める為に)まず銀行からお金を借りて資本金を増やさねばならない,という様な事は無いですよね?上場するまでの間の最低資本額に関する規定等がありましたら教えて下さい.宜しくお願いします.(上場する為には一定の流動株を市場に流通させなければならない事は知っています.)

お礼日時:2005/01/11 10:46

ベンチャーキャピタルに勤務しております。



形式基準には、資本金の規定はありません。ただ、市場によっては純資産の規定があります。
また、他の方が指摘されているように、実質審査において、心証はよくないでしょう。
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こんにちは。

確か公開時の資本金に法の縛りはなかったのではないでしょうか。ただ、1,000万円で公開した場合創業者の出資比率が極端に低くなるため、のっとられる可能性が高いのではないでしょうか?
公開基準については証券会社と、取引所の審査があるのでそれぞれの内規として縛りはあるかもしれません。本気で公開を目指しているのであれば証券会社に問い合わせると良いでしょう。ただし、弱小証券会社だと公開準備期間がやたら長く、顧問料だけ取られ続けるパターンがあるそうなので気をつけてください。
また、大きなお世話かと思いますが、経常利益が1億円では、今後の業績が3~4倍に膨らむことが確実でないと公開できないし、仮に公開しても高い株価がつかないとおもいます。公開した場合、証券会社に報酬を支払うことはもちろん、毎年会計士の監査が入り継続的に費用が出るので慎重に検討されたほうが良いと思います。もしかしたら公開するメリットがないかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います.>1,000万円で公開した場合創業者の出資比率が極端に低くなるため、のっとられる可能性が高いのではないでしょうか?
についてですが,創業者の株式比率は現金を出金しなくても株式分割があるので維持出来ると思います.
ただそうは言っても,資本金に縛りは無いのかなーと疑問に感じていました.
また経常利益に関しては現在がそれくらいであるというだけで,今後売上げの増加に伴って利益も増えていく見通しです.
証券会社と具体的に打ち合わせしてみたいと思います.有難う御座いました.

お礼日時:2005/01/07 11:13

どこに上場するかにより、基準は違います。


下記をご参考ください。

参考URL:http://www.hyogo-kobe.jp/best/startup/step2/answ …
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