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血液型と性格が関係ある、という事を示そうとしている統計的"実験"はたくさんあると思うし、イヤという程聞かされるのですが、"血液型と性格が関係ある"とする生化学的な説明は為されているのでしょうか?
こんな実験が、こんな実験が…と見せびらかすだけではまるで健康食品の誇大広告のようだと思ってしまうのですが…
何かご存知の方はぜひ教えてください。

念のため、注。
生化学=「生命・生理現象を化学的側面から研究する学問。」(by広辞苑)

A 回答 (13件中1~10件)

>血液型の決定遺伝子の近くに神経伝達物質の遺伝子も載っていて、


遺伝子的には近くにはないんだが。
それに近くにあっても関連するとは限らないし。
大体、その神経伝達物質が性格に影響するという報告はありません。

それにしても「影響しあっているに違いない」とか、「10年後20年後世界に認められるデータが登場する」とか、どうして信じて疑わないんでしょうかねぇ。

参考URL:http://www.meken.med.kyushu-u.ac.jp/~tosakai/Blo …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。これはなかなか有力な情報を紹介していただきました^^

http://www.meken.med.kyushu-u.ac.jp/~tosakai/Blo …
これはかなり詳しく書かれていますね。難しいし、量も多いのでなかなかすぐには理解できなさそうですが、これでも元は理系を目指していたので(今は文系)がんばって理解してみようと思います。
相当詳しく書かれているようですが、このHPを作った人は一体どんな方なんでしょう…
九大医学部のサーバ上にあるので、医学生か大学関係者だと思うのですが…

ご回答ありがとうございました^^

お礼日時:2005/01/11 09:16

#11です。



しつこくてすみません。

ただ、私の事もどうも誤解されているようですので、私が参考URLを貼ったのは、これで証明さていますよというつもりではなく、こういう研究者がいますよとの参考のつもりだったので。

私自身、このテーマが現時点ですっきり行くような説明がされているとは信じていません。
そんなに簡単に説明できるほど、研究も進んでいないし、データも出てきていないと思うからです。

だからこそ、10年20年先に説明できるデータが出てくるかもと思っているだけなんです。

対象となっているものが人間の体と心(または脳の精神構造)だけに、簡単に実験が出来ないものだから、解析には微生物やマウスを扱うようには進まないだろうなと思うだけです。

>どうして信じて疑わないのでしょう (#12さんより)

これは私が、自閉症児の母だからでしょうか。
今は発症メカニズムも治療法も判っていない我が子が、いつの日か何らかの弾みでわかった生化学のメカニズムのおかげで劇的に改善してくれる事を心の底で望んでいるから。
そのためなら、血液型でも何でも取っ掛かりはいいので、遺伝子と脳との関係を研究してもらいたいと望んでいるから。
主旨とは関係なくてごめんなさい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お気持ちはわかりますが、可能性があるかも可能性があるかもと言うだけでではなんでもアリになってしまいます。
それに、疑似科学で治療をすることは出来ません(直接/間接プラシーボ効果等の心理効果を利用した治療ならできると思いますが…例えばクリスチャンサイエンス等)。

>簡単に実験が出来ないものだから、解析には微生物やマウスを扱うようには進まないだろうなと思うだけです。
多分そんな事は無いだろうと思いますよ^^何も"ヒトの脳丸ごと"とか"人間を丸ごと"使わなくちゃいけないわけではないですから。

>これは私が、自閉症児の母だからでしょうか。
私は母が精神病だった事や、自分自身も苦しんだ事もあるので、人間の心・精神というものをなかなか科学的に捕らえようとしない日本の文化・習慣に憤りを感じます(日本だけではないのかもしれませんが…)。

natu77さんと娘さんのご健勝を心からお祈り申し上げております。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 10:30

#4・8です。



しつこく出てきてすみません。

お礼の欄を読ませていただいているうちに、私もとっても興味が湧いてきたので、ネットで調べてみました。

すると、外国では血液型と性格の関係を生化学的に研究している人がたくさんいるそうです。
していない、あるいは頭から受け付けないのは日本人の研究者だけだとか(そのサイトによると)。

現在判っている範囲では、血液型の決定遺伝子の近くに神経伝達物質の遺伝子も載っていて、人間が発生する初期段階から、影響しあっているに違いない(と思っている)とか、O型はこういう時に神経伝達物質が排除できないとかいろいろ書いてました。
難しすぎて、何のこっちゃでしたが、それでも生化学的に血液型の違いを説明しようとしていた事は確かです。

そもそも、研究者たるものデータを見るときに、「ほとんど変わらない」と見るか「この微妙な差は何らかの因子があるからかもしれない」と見るかで、研究方向も全然変わってくるものですから、頭ごなしに否定している人ばかりではないと思います。

こんな中から、10年後20年後世界に認められるデータが登場してこないとも限りませんよ。

ご覧になった事があるかもしれませんが、貼っておきます。

参考URL:http://www.abo-world.co.jp/science/index.html

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
多少誤解を招いているかもしれないので念のため。

>していない、あるいは頭から受け付けないのは日本人の研究者だけだとか(そのサイトによると)。
私は、決して「そんな研究はされていない、そういう説明も為されていない」と強固に信じているわけではないのです。

生化学的な観点からのきっちりとした根拠付けも無く、"心理実験"のデータだけで、性格云々と言うのでは、まるで何かの誇大広告のようだと思うのです。

ですから、「何かしらそういう説明をしようとしている人がいるハズだ。いないハズは無い(でも聞いた事が無い)。いるとすれば、いったいどんな説明が今までなされているのだろう?そしてそれらの説明は化学的にまともなものなのだろうか?」と思って、皆様のお知恵を拝借いたしたく、質問に至った次第です。

補足日時:2005/01/10 23:10
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>血液型の決定遺伝子の近くに神経伝達物質の遺伝子も…
近いとか遠いだけではダメなんです。体の細胞は殆ど全部同じ遺伝情報を持っていますが、細胞の種類や役割によって発現する遺伝子が違って来るのです。ですから実際にどんな遺伝子が、どこで発現する/しないが問題なんです。
>生化学的に血液型の違いを説明…
生化学的に血液型の違いがあるのは当たり前です。"頭ごなしに否定している"学者だって認めます。もし違いが無いのであれば、初めから血液型なんて存在しません。問題なのは、「血液型と性格の関連性を示す生化学的根拠」です。
>「この微妙な差は何らかの因子があるからかもしれない」と見るかで…
性格を4つのタイプに大まかに分別できてしまう程の違いを出す為には"小さな違い"ではダメです。"大きな違い"でないと。
>頭ごなしに否定している人ばかりではないと思います。
そりゃそうです。否定派にだってじっくり考えた上で否定する人/根拠をもって否定する人はいるでしょうし、"可能性"まで完全に否定する人は殆どいないでしょう。

参照URLを拝見しましたが、こんな事もこんな事もと、性格の事とは直接関係の無い事をいくつか挙げて、だから性格にも関係している"かも"と印象付けようとしているだけで、血液型と性格との関連性を直接示すような根拠はどこにも書かれていないように思われます。
例えば、血液型と糖鎖の項では、
(1)糖鎖=生物固有の特質を形成するために重要な働きをしている
(2)血液型の違い=糖鎖の違い
(1)、(2)より、
(3)血液型の違いによって、固体の特質の形成に重要な違いが現れる→性格も?
という論理を展開しています。一見この理屈は成立しているように見えますが、実際は穴だらけです。
様々な"糖鎖"があるわけです。それらが全部で、重要な働きをしているのです。"糖鎖"というのは総称で、赤血球の表面の糖鎖というのはその一例に過ぎません。したがって(2)の「糖鎖」は「赤血球の表面限定の糖鎖」に置き換えられ、(1)と(2)から(3)を導き出す事は出来なくなります。
(1)人間=哺乳類
(2)カモノハシ=哺乳類
(1)、(2)より人間=カモノハシ
という論理が成り立たないのと一緒です。
(1)遺伝子→血液型
(2)遺伝子→性格
(1)、(2)より血液型→性格も同じようにダメです。むしろ人間=カモノハシよりもっと問題があります。

お礼日時:2005/01/11 06:06

脳でも弱いながら抗原抗体反応は起こるため、なんらかの類似物質が脳に存在している可能性がありますが、血液そのものが存在しているわけではないです。

また、それがABO式血液型と関係しているかどうかははっきりしていません。更に言うとそれが性格に影響しているかどうかは不明です。
浅尾哲朗氏の著書はほとんどが推測にすぎません。
仮に血液型が影響しているとするともっとはっきりと性格に差異がでてくるはずですが、(TVでやっているようないい加減な調査ではなく)統計的にちゃんとデータを取ると差異はほとんど出ません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>それがABO式血液型と関係しているかどうかははっきりしていません。更に言うとそれが性格に影響しているかどうかは不明です。
そうですよね。"性格に影響する"ためには色々とハードルを越えなくてはなりません。

>浅尾哲朗氏の著書はほとんどが推測にすぎません。
そうなんですか!?

>統計的にちゃんとデータを取ると差異はほとんど出ません。
私の知っているケースも全てそうでした。多少の差異があっても統計的には殆ど無為である場合が多いですよね。

いろいろと教えて頂けるととても助かります。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 08:58

脳や神経系を含めた全身にABO血液型物質は存在します。


一時広がった「脳には血液型物質がない」という話は、昔から専門家によって明確に否定されています。
最近発売になった、浅尾哲朗「血液型と母音と性格」には、ちゃんと神経系に存在するという証拠写真が口絵になっています。
もちろん、生化学的な根拠(とはいっても一部推測を含む)も示されています。
A型物質は電荷がない無極性の状態であるの対し、B型とO型物質は水酸基による電荷が存在するため、何らかの違いが生じるのではないか、とのことでした。
また、MRIでも、血液型によって脳の活性化部位に差があったそうです。
なかなか興味深い結果だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とうとう来ましたか^^;なにかしらあるんじゃないかと思っていたんですよね。そういうの。

>一時広がった「脳には血液型物質がない」という話は、昔から専門家によって明確に否定されています。
そうだったんですか!?知りませんでした。
ただ、どんな理屈によって"明確に否定"されているのか、具体的におっしゃっていただいた方が助かります。そうでないと、本当に"明確に否定"されているのかどうか、(私も含めて)この回答を読んだ方が確かめることができませんから^^;

>ちゃんと神経系に存在するという証拠写真が口絵になっています。
どんな証拠写真なんでしょうか?それも具体的に言って頂いた方が助かります。しつこいようですがよろしくお願いしますm__m

>A型物質は電荷がない無極性の状態であるの対し、B型とO型物質は水酸基による電荷が存在するため、何らかの違いが生じるのではないか、とのことでした。
なるほど、極性ですか!そこは意外なところを突きますね。もしそういう事あるのなら(←どなたか確認していただけると助かります…)、フリーラジカルとか何とかの関係で、微妙な違いが出るのかもしれませんね^^

>また、MRIでも、血液型によって脳の活性化部位に差があったそうです。
それは"個人の差"なんでしょうか?"血液型の差"なんでしょうか?この場合統計云々の話も考えなくてはなりませんね。
もし"血液型の差"であるのなら、なぜ脳の活性部位に違いが出て、"脳の活性部位の違い"は一体何を意味するのでしょうか?脳機能地図(?)みたいなのに差が出てしまうとか?

>浅尾哲朗「血液型と母音と性格」
こういう情報を寄せていただけると、とても参考になります。
大学の図書館で借りて、(ヒマがあったら)読んでみよう…と思ったのですが、大学のWebOPACで探してみたところ、見つかりませんでした。リクエストしても相当時間がかかるので、当分無理っぽいです。
なのでやはりさしあたっては、もう少し"具体的に"説明していただけるとありがたいです。

とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 00:13

#4です。



先程書いた内容は、TV番組で見たくらいなので、詳しい根拠となる文献やレポートをご紹介できなくて申し訳ありません。

>脳の構造
これについてですが、私もあまり詳しくは説明できません。
ただ、脳の発達および構造を決めるのは、脳内物質(脳内ホルモン)も大きく影響すると思います。
ホルモンもタンパク質から合成されるのだったかな?(ちょっとあいまいですみません。)
となると、ある血液型の抗原を持っている個体は、ある種の脳内ホルモンが出やすい傾向があるということになれば、性格もかなり大きな目でみると似てくる可能性もあると思うのですが。

具体的にはセロトニンとドーパミンとアドレナリンとノルアドレナリンの分泌のバランスが、脳の発達と構造に影響しているとわかってきているようです。

この分泌と遺伝子との関係がもっと研究されていけば、究極性格と遺伝子の関係もわかっていくのかもしれません。

余談ですが、うちには自閉症の娘がいます。
この子が自閉症と呼ばれる特殊な構造を持った状態になった原因も、突き詰めればある特定の遺伝子の影響かもしれないとも考えられています。
自閉症の子供が毎日やってくれる健常人とは違う数々の行動を見ながら、自分が普通に感じている事は決して当たり前ではなく、絶妙な脳の働きがあってこそと思います。

そう考えたら、血液型の抗原も何かあるのかもと思っている次第です。

参考にならなくてすみません。

この回答への補足

別に詳しい文献やレポートを求めているわけではありませんので念のため。
血液型関係のタンパク質が、どのような作用機序で性格に影響を与えると考えられるか、という薬理学的な説明が知りたいのです。
もちろん詳しい文献やレポート等を紹介してくれるのならそれはそれでとてもありがたい事なのですが。

補足日時:2005/01/07 15:37
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
既に補足でも述べさせて頂きましたが、詳しい文献やレポートでなくても、
むしろわかりやすく説明していただけたりする方がありがたかったりするのです。
みなさんが色々とご教授くださって、大変ありがたく思っています。

>>脳の構造
自閉症の話を聞いて、natu77さんが"脳の構造"と言っていた意味がやっとわかりました。私は最初、「大脳・中脳・小脳・間脳・脳梁・後脳」みたいなレベルでの「構造」をイメージしていたのですが、そうではなくて、脳神経単位の「構造」を意味していたのですね^^やっとわかりました(汗)

>余談ですが、うちには自閉症の娘がいます。
そうだったんですか^^いろいろと苦労のあることと思います。
ちなみに今は亡き私の母は重症の統合失調症と躁鬱病でした(病名を言うだけでは母の病態の凄まじさは想像できないだろうと思います)。私も幼いながらに色々と調べたり考えたりしたものです。

>そう考えたら、血液型の抗原も何かあるのかもと思っている次第です。
"血液型の抗原が脳に影響を与えている"と言うためにはいろいろと超えなくてはならない"カベ"があるのです。その壁を越えようとする説明は今までなされているのかなぁ、と。

大変ご丁寧なご回答、ありがとうございました。とても感謝しております。

お礼日時:2005/01/10 02:14

訂正



A抗原の線がずれてしまいました。

GN-G-○-A抗原
   |
   F
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
丁寧に最後までありがとうございます^^

お礼日時:2005/01/09 05:13

血液型は赤血球の膜の表面に蛋白質が伸びていて、そこについている糖鎖の種類によって決まります。



A型にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはA抗原とB抗原の両方が、O型にはH抗原がついています。

H抗原はA型とB型にもあります。赤血球の表面から糖が伸び、ガラクトースが端についています。H抗原はガラクトースにフコースという糖が着いています。

A抗原には、フコースの外にN-アセチルグルコサミンがついています。

B抗原には、フコース以外にガラクトースがついています。

G-○-H抗原    GN-G-○-A抗原
|             |
F             F


G-G-○-B抗原
  |
  F


G=ガラクトース  GN=N-アセチルグルコサミン
F=フコース

心とは、脳の神経細胞の配線のしかた、シナプスを伝わる伝達物質の種類と量によって決まります。

一見、抗原が脳内で神経細胞、シナプス、伝達物質に作用して、性格に違いが出るようにもみえます。生化学的根拠があるとしたら、こんなものでしょう。

しかしそれは違います。長くなりましたが、人間の脳内にはA抗原やB抗原が存在しないのでA、B、O血液型と性格のあいだには因果関係がせいりつせず、根拠は無いということになります。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ちなみに私が別に質問したBBB(脳血液関門)についての質問&回答です。皆様のご参考までに。
「赤血球はBBBを通過する?」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1156466

補足日時:2005/01/09 05:18
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
抗原と赤血球の構造についてのご説明、とても参考になります。
抗原は赤血球にくっついていたのですね!初めて知りました。

>心とは、脳の神経細胞の配線のしかた、シナプスを伝わる伝達物質の種類と量によって決まります。
要するに、脳の働きによって支配されているという事ですよね?血液型と性格が関係あるのなら、「血液型関係の物質が脳内に何らかの影響を及ぼしている」ということになりますね。

>人間の脳内にはA抗原やB抗原が存在しないのでA、B、O血液型と性格のあいだには因果関係がせいりつせず、
そうなんです!そこが問題なんです!H抗原、A抗原、B抗原は赤血球にくっついているということですから、どうやったって脳血液関門を通り抜けることが出来ません。つまり、その抗原が直接脳に影響することは出来ないことになります。
となると可能性として考えられるのが、
(1)(ABO型血液型関係の)抗原/抗体が何らかの(BBBを通過できる)血液成分に影響し、その成分が神経伝達物質として作用するか、神経伝達物質の合成・分解に関与するか、何らかの形で脳に生理的変化をもたらす。
(2)抗原/抗体が何らかのレセプター(?)のようなものに結合し、脳に生理的変化をもたらす。
(3)抗体がBBBを通過し、何らかの形で脳に生理的変化をもたらす。
(4)抗原/抗体以外に、ABO型血液型関係の物質があって、その物質が直接脳に入るか、その他の血液成分に影響して、その成分が脳内に入るか、それらの物質がレセプター(?)のようなものに結合して、脳に生理的変化をもたらす。
(5)血液型関係の遺伝子が脳の中でも発現して、抗原、抗体以外の物質の生産を通じて、脳に生理的変化をもたらす。
のどれかだと思うのですよね。
そのあたりの事を説明している人って今までにいるんでしょうか?それがないとなれば、頼るものは"心理実験"のデータ以外に無いと思うのですが…
また上記に述べたような可能性について、詳しい方のご意見を伺いたいです。

とても丁寧なご回答、ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2005/01/09 01:14

思い込みの性格です



「あなたはx型だからxxな性格」と言われ続けると、自然にそうなってきます。

血液型だけではありません。
「あなたは何をしてもだめね」
といわれ続けたら、だめになるのと一緒。
「あなたはすごい!」といわれると、その気になって出来てしまうのといっしょ。

血液型が性格を決めるのではなく、血液型による分析が性格を変えているのです。
現代病ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
心理学用語で言うところの「予測の自己実現」とか「ピグマリオン効果」とか言うやつですね?
某通信制大学の放送授業の"発達心理学"か何かの講義で耳にしたことがあります(私は通信じゃないです)。
もし本当にそういう事になっていたら本当に怖いですよね^^ある意味個性の蹂躙です。

お礼日時:2005/01/08 18:13

一般的な血液型占いとかには何の科学的根拠も生化学もないとは思いますが。



ただ、人間の設計図となっている遺伝子レベルになると、いくつか影響もでてくるのではないのかな?と思っています。

A抗原を持つ個体は、こういう病原体に対する耐性が弱いとか。
B抗体を持つ個体は、こういうホルモンの分泌が比較的良いとか。
どちらも持たないもの(これをO型と一般に言いますが)は、アレルギー反応が起こりにくいとか。

何かそういった研究も進んでいるとか、小耳に挟んだ事があります。

それに、遺伝子情報のうち、血液型を決める情報は微々たる物かもしれませんが、その個体の特性を方向付ける1つの重要な要素かもしれません。
これが変わる事によって、病気にかかりやすい人ができたり、脳の構造が変わったり、という事はないとも言いきれないと思います。

これを研究する事によって、何らかの病気や障害を治療したり、予防したりできるほどの重要な要素ではないから、研究されていないと推測しますが。

この回答への補足

>A抗原を持つ個体は、こういう病原体に対する耐性が弱いとか。
>B抗体を持つ個体は、こういうホルモンの分泌が比較的良いとか。
>どちらも持たないもの(これをO型と一般に言いますが)は、アレルギー反応が起こりにくいとか。
そういう話のことを指して、"生化学的説明"と言っているのです。
ただし、ただ単にA抗原を持つ個体はこう、とかそれだけではなくて、
そのA抗原を持っていると、それがどのような作用機序で"こういう病原体"に対する耐性が弱くなるのか、とか、
B抗体はどんなプロセスを通じてホルモンの分泌に影響するのか、とか、
そのような部分の説明を知りたいのです。
ただ単に実験でこうなった、と言うだけではなくて。

補足日時:2005/01/07 09:10
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この回答へのお礼

朝早くからご回答ありがとうございますm__m
予想以上の反響にビックリしています。

>人間の設計図となっている遺伝子レベルになると、いくつか影響もでてくるのではないのかな?と思っています。

遺伝子が体の働きに影響を与えるのは、たんぱく質の合成や代謝を通してです。血液型の話ももちろん例外ではありません。ですから、その遺伝子がどんなたんぱく質を合成し、そのたんぱく質がどのような作用機序で性格に影響してくるのか、というような話を知りたいのです。そのような説明はあるのでしょうか?

血液型と感染症の話等は私も聞いたことはあります。
でも、今知りたいのはそういう事では無いのです。

それに思うのですが、ある種のタンパク質が人格の形成や人間の精神活動にまで影響を与えたりする程の働きがあるのであれば、十分研究価値があるんじゃないでしょうか。病気治療・予防への応用が期待できるし、ビッグビジネスになるかもしれません。

>それに、遺伝子情報のうち、血液型を決める情報は微々たる物かもしれませんが、その個体の特性を方向付ける1つの重要な要素かもしれません。
>これが変わる事によって、病気にかかりやすい人ができたり、脳の構造が変わったり、という事はないとも言いきれないと思います。

病原体の感受性に関係あるから、脳の構造にも関係あるかも、なんてあまりにも乱暴です。そんな事を言っていたらキリ無いです。鉛が薬になります。
それに、血液型を決定している遺伝情報が違うと脳の構造(←この言葉の意味自体わかりませんが)を決定している遺伝情報もそれに伴って違う、なんて事は可能性としてどうなんでしょうか?あり得るのでしょうか?
う~ん、謎は深まるばかりです。

とにかく、ご回答ありがとうございました。
それでは取り急ぎ、失礼致します。

お礼日時:2005/01/07 09:56

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