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私の周囲(クラシック関連の演奏者や、講師)は
音場→オンジョウ
音色→オンショク
でした。
しかし今ふと調べたら「音場はオンバと読め」という意見が多いような。

音色も、以前はネイロと読んでいましたが、専門家の人たちがオンショクというので、そう読むようになりました。

専門分野の世界と一般で違うということがあるのか、私の周囲の専門家でそういう傾向があっただけでしょうか。

A 回答 (3件)

「音場」は、物理や科学をやっている人なら「おんば」でしょう。

「電場」を「でんば」、「磁場」を「じば」、「重力場」を「じゅうりょくば」と読むのと同じですから。field を「場」(ば)と呼ぶのが常ですから。一種の専門用語ですかね。
「録音」をする技術者、オーディオの専門家などは「おんば」と呼ぶと思います。

「おんじょう」と読む人にはあまりお目にかかったことはありませんが、音楽・芸術関係の人でそう読む人はいるかもしれませんね。「劇場」は「げきじょう」、「演奏会場」は「えんそうかいじょう」ですから、「演奏会場での音の広がり、音の届き方、残響のしかた」だったら「音場(おんじょう)」と呼ぶかもしれません。
あるいは、「おんば」はちょっと専門用語的に「硬い」ので、もっと日常用語的に「おんじょう」と呼ぶかもしれません。

逆に「音色」の方は、専門家である音楽・芸術関係、演奏家は、専門用語的に「おんしょく」と読む方が多いかもしれません。
「音量」(おんりょう)、「音程」(おんてい)、「音律」(おんりつ)、「テンポ」、「リズム」などと並べると「音色(おんしょく)」なのでしょうね。「ねいろ」に比べると、もっと「即物的」なものを指しているのだと思います。

それに対して「ねいろ」は情緒的・文学的な表現であり、一般の会話でも「柔らかな音色(ねいろ)」「うっとりする音色(ねいろ)」などと普通に使われると思います。「即物的」ではない、全体の「雰囲気」を表す言葉として、音楽家、演奏家の方もよく使われると思います。
ということで、「一般用語」としては「ねいろ」、専門用語的に「即物的」に言う場合には「おんしょく」と使い分けているのではないでしょうか。

私はどちらかというと「科学」の側にいるので(でも音楽もアマチュアで楽しんでいます)、勝手にそう感じているだけかもしれませんが。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございました。
統一されているというより、業界、状況で変わる感じですね。

お礼日時:2020/04/13 19:56

ネイロは、一般的な意味合いで「ネイロが美しい」とか「ネイロが艶やか」と言った使い方をされるが、



オンショクは、例えば同種の楽器同士を比べて「オンショクがザラザラしている」とか「倍音が豊かなオンショク」と言った、より専門的な表現なんだろうと思ってました。
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近ごろは専らオンバ・オンショクですね。

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