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お世話になります。

ニューロンから伸びている軸索をカバーする物で神経鞘があり内部は、「髄鞘」という物質があると聞きました。

この「髄鞘」がある神経線維を「有髄神経繊維といって、無いものを「無髄神経繊維」というのです。

「有髄神経繊維は脊椎動物の神経線維

「無髄神経繊維」は無脊椎動物の神経線維・交感神経


また、脊椎動物には有髄神経繊維、無髄神経繊維があるという事でしょうか?^^;
だとしたら、交感神経が無髄神経繊維なのはまたどうして?
この「髄鞘」はどんな効果があるのでしょうか?

という質問をした所



「伝導速度が速くなるのは髄鞘の電気抵抗が高いからです」

とお答えをいただきました。

…せっかくお答えいただいたのですが…電気抵抗と伝導速度の関係がわからないんですよTT

抵抗が無い方が早いのでは?と思うし(哀)また、交感神経で、無髄なのはまたなぜかと。もしかしたら、交感神経は、動物的に「古い機能?」という事になり、野性的(興奮・闘争本能)で原始的な無脊椎に多いとか(また全然違うし)交感神経は緊張時、副交感神経はリラックス(健康浅知恵・泣)

理科の電気の勉強にもどらないといけないかなTT

A 回答 (4件)

交感神経について。



神経による情報伝達の優れた点は、指令がすばやく目的地まで伝わることです。捕食者からの回避行動や、逆に捕食行動では、外界の情報をいかにすばやく取得し、あるいはいかに早く行動するか、そのスピードが生死を分けますから、できるだけ早く気づき、早く動けるような方向に神経のシステムが進化してきたんだと思います。ちなみに、神経が情報を伝える速さは、
・神経線維が太いほど、それに比例して速い
・有髄神経だと、無髄神経に比べて飛躍的に速い
です。ただ、太い神経線維や、神経線維を取り巻くミエリン鞘などは、いってみれば、細い神経線維や、ミエリン鞘なしの神経線維に比べると、生物にとって、材料費、維持費、構造の複雑さなどの面で負担がかかります。ですから、体中の全部の神経をそれにするというのは、コストパフォーマンスの面で、無意味だったのでしょう。ほんとにスピードが必要な部分だけが、そういう高速回線を使用するように進化してきたのだと思います。

交感・副交感の自律神経は、機能的に古いかどうかというよりは、高速回線が必要ないので、昔のシステムのまま取り残され、アップデートされなかった、というイメージでいかがでしょうか。唾液や消化液、汗の分泌やら、胃腸のぜん動運動… みんな一刻を争うとはいえない機能です。

交感神経とそれ以外と2つに分けるとこうなりますが、この間にはいくつもの中間があり、一番太くて有髄なのが、筋肉を動かす運動神経線維、次が外界や筋肉の情報を脳に伝える知覚性の神経線維… 皮膚の痛覚などを伝える知覚性線維、ときて、最後に自律性線維となります。スピードの必要に応じて太さがいろいろあります。

ちなみに、自律神経系よりももっと、コストのかからない情報伝達システムもあります。それはホルモンを利用した情報伝達システムです。神経は、結局のところ目的地までケーブルをひかないといけませんから、その分の経費がかかりますが、ホルモンは血液中に分泌され、血流を利用して目的の臓器まで情報を伝えられますから、専用のケーブルそのものが不要です。そのかわり、自律神経などよりも、情報が伝わるのがさらにずっとゆっくりです。
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この回答へのお礼

生理学的な観点からと身体全体の面と進化の問題まで絡めてのお返事、大変分かりやすいお言葉を有難うございますTTあった方が断然情報は進みやすいのですが、無駄な所まで(そこまで)早くする必要は無い、抜群のスタイルとコストパフォーマンスを追及した人の身体は、調べるほど(頂いた情報も)とてもためになります。授業にはまったく関係ありませんが(笑)人生の肥やしになります!これで生物学のテストは頑張れそう^^

お礼日時:2005/01/22 21:25

神経細胞においては、信号は単純に電位の変化が伝わるのではなくて、小さな電池が並んでいて、それが隣の電池に影響を与えて行くという形で伝わるため、それが隣接しているより、間隔が離れているほうが、活動電位が伝わるのが早いという理屈です。



ただし、電位が上がるのではなく、あらかじめ、部分的な電池が電位を生じさせていて、それがイオンチャネルが解放されて電池が短絡することにより脱電位が起こる変化が伝わります。つまり短絡が生じると、次に短絡を伝えるわけです。
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この回答へのお礼

短絡・とは何ぞや?と辞書で調べると「ショート」と出ました。ショートしてるんですか?!(笑)ちょっと・否かなり驚きです!人の身体って面白いですね…素晴らしい!^^;成る程。「(・m・)

お礼日時:2005/01/22 21:28

髄鞘により跳躍伝導が可能になるため、無髄線維より有髄線維の方が電気シグナルの伝達が早くなるという#1の方の説明で宜しいかと思います。



因みに中枢神経では稀(乏)突起膠細胞(オリゴデンドログリア)が髄鞘を形成し、末梢神経ではシュワン細胞が髄鞘を形成しています。

下記のサイトに行くと神経伝達を模した動画が見られます。

参考URL:http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/index.html
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この回答へのお礼

早速のお返事有難うございます!こういった勉強支援?サイトは中々上手く検索用語を入れて探せないため、とても貴重です。是非参考にさせていただきます^^
動いてますね!?こうするととても分かりやすいです!他にも参考になる情報があり二重で嬉しいです。

お礼日時:2005/01/20 00:11

私も詳しいことはあまり覚えてないのですが、


生理学を勉強する時にココのサイトがとても役に立ちました。

有髄線維は跳躍伝導をするから速い!としか覚えてませんでした^^;

参考URL:http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/phy/phy00029 …
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この回答へのお礼

早速のお返事有難うございます!こういった勉強支援?サイトは中々上手く検索用語を入れて探せないため、とても貴重です。是非参考にさせていただきます^^

跳躍伝導とはまた不思議な伝導を…実際のケーブルなどで利用されたりするのかなぁとか思いました。抵抗=早いの意味はバッチシ!とても不思議な構造ですね?^^;

お礼日時:2005/01/20 00:08

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