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こんばんわ。
社内通信網の検討をしているのですが、SIerさんからACCA社のADSLをアクセスライン(データが集中する本社は専用線)にしたIP-VPNを提案されました。
こちらの要件としては、1.社内通話を通信網に通すこと2.安定性重視 と言ってあります。

社内通信網の切り替えのような大きい話はそう何回も経験するものじゃなく最近のトレンドというものがキャッチアップできてないので、恥を承知でおききしたいのですが、
ACCA社のADSLで社内通信網を構築する事は結構メジャーな手法なのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんばんは。



某SIerでネットワークSEをやっています。

>ACCA社のADSLで社内通信網を構築する事は結構メジャーな手法なのでしょうか?

現在は実に様々なアクセス回線を選択できるようになっていますが、回線の月額
費用を抑える提案としてはメジャーといっても良いかもしれません。
私もIP-VPNの足回り回線でACCA-ADSLというネットワークは何件も構築しています。
もっとも、最近はさらにコスト削減と言うことでInternet-VPNを提案することも
ありますが。

用件に安定性重視とありますが、安定性という面では専用線にはかないません。
ADSLの宿命ですが、開通させてみないとどの程度の帯域が確保できるかわからない
ことや、開通後もノイズ等の影響で速度が落ちることがあること、また、そのノイズ
の影響を除去しても、いったん速度が落ちたらADSLモデムを再起動しないと元の
速度に戻らないことなどの特性は念頭に置いておかなければならないと思います。
また、環境によっては瞬断が頻発することもあります。この場合は、ノイズマージンを
あげてもらうなどの帯域調整で解決できることもありますが、元々ADSLには厳しい
環境(局舎からの距離等)のばあいは、かなり速度が落ちてしまうケースもあります。
それでも、DA128の回線よりはずっと安い月額料金ということで、納得して使う
ユーザーもいらっしゃいます。

不安にさせることばかり書いてしまいましたが、局舎からの距離が近いなどの
好条件の拠点でADSLを使う場合は、安定して高速な回線を安価に利用できる
ケースも多々あります。

ACCA-ADSLを導入しようとしている拠点の局舎からの距離や減衰(db)などを事前に
調べて適切な回線を選択し、かつ上述したようなADSLの特性をきちんと説明して
くれるSIerであれば、後々のトラブルがおきる心配はないと思います。
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この回答へのお礼

おはようございます。丁寧なお返事ありがとうございますm(_)m

ADSLの提案を受けた拠点はある程度環境がよい(局舎から近い)とされているところなのですが、実際には開通させてみないとわからないのですねえ。ボイス(複数CH)ものっけるという事で速度低下も心配しないといけないし。。

ありがとうございます。更新まで半年ほどありますので、最適な環境を検討します!

お礼日時:2005/01/24 08:41

こんにちは


>ACCA社のADSLで社内通信網を構築する事は結構メジャーな手法なのでしょうか?

マイナーではありませんが、メジャーでもありません。

IP-VPN 用のADSL 接続も、通常のInternet 接続のADSL となんら変わりはありません。
局舎で収容される際のルートが異なるだけで、局舎からエンドポイントまでの、”ラスト1マイル”は同じ特性です。
IP-VPN を使うと言うことには賛成ですが、本当にADSL で運用が事足りるのかは、敷設してみないと分かりません。

確かに、ADSL を足回りに持ってくることで、安価に広帯域な通信が実現可能ですが、ノイズに弱いと言う弱点も持っています。
例えば、以下のようなところから、ノイズの影響を受けます。

・並走するISDN からのノイズ
・AM ラジオの電波
・高圧電線からのノイズ
・社内設備からのノイズ

そして、ADSL は、ある日突然繋がらなくなる場合もありえます。
ADSL は非常にデリケートな回線で、常に局舎のADSL 装置はエンドポイントのADSL モデムと通信品質の監視しており、回線の品質が低下すると、回線を切断し再接続を行う仕組みをもっています。
このため、回線品質が回復しない場合、接続できない状態が続いてしまいます。

また、接続速度について、局舎での収容ルートが異なる為、Internet 接続のようなベストエフォートの影響は受けませんが、ADSL リンクの回線速度の影響を受けてしまいます。
これは、先のノイズの影響と同じで、品質が悪いとADSL のリンク速度を、局舎の装置が自動で補正する機能を持っている場合に低下させてしまいます。
※この機能がない場合、ADSL 回線は元の品質に戻るまで、接続できません。

この為、導入当初は巧く行っても、将来的には設計どおりのパフォーマンスが出なくなる可能性があります。

ですので、安定性という意味では、コストとトレードオフになるので、割りきりが必要になります。

安定度で行くと、「専用線」や「広域イーサ」の方が安心です。
また、光系のサービスがあれば、そちらの見積もりも取っておいたほうが、良いと思われます。
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この回答へのお礼

おはようございます。大変詳しい説明ありがとうございます!

>局舎で収容される際のルートが異なるだけで、局舎からエンドポイントまでの、”ラスト1マイル”は同じ特性です。
このラスト1マイルってのが、やたらとコスト高くなる原因で困っています。。おそらくSIerさんも、うちのもっと安価なのを!てのに答えた形の提案だと思うのですが、いろいろお話聞く限り運用面である程度の覚悟が必要みたいですね(><)

>この為、導入当初は巧く行っても、将来的には設計どおりのパフォーマンスが出なくなる可能性があります。
この辺は大変気になります。現状専用線でやっているので、ある程度環境はよく いかにユーザに安上がりに仕上げたのをわからせないかもポイントなので・・。

>また、光系のサービスがあれば、そちらの見積もりも取っておいたほうが、良いと思われます。
アドバイスありがとうございます。こちらはダークファイバというのを使っている業者(キャリア)さんに聞けばよいのでしょうか??

お礼日時:2005/01/24 08:46

>こちらはダークファイバというのを使っている業者(キャリア)さんに聞けばよいのでしょうか??



SIer が付いているのであれば、キャリアとサービスの選定は、一旦彼らに依頼したほうが確実です。

自分自身で探す事で、サービス選定の目を養うのも大事ですが、一から探すとなると面倒で時間もかかってしまいます。

ですので、SIer が選定してきた物を、自分の目で調査する事をお勧めします。

尚、「ダークファイバ」というのは、あくまでキャリアや敷設者が別のキャリアに貸し出し、ソレを借主がメンテナンスしながら、エンドユーザーにサービスを提供する回線です。
一般的な光回線は、通信経路の一部にダークファイバを使っていても、通常の光サービスに代わりはありません。

自前で機器を設置しメンテナンスされるようであれば、キャリアから借りると言う方法もありますが、、、。
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この回答へのお礼

こんばんわ。お返事ありがとうございます!

>SIer が付いているのであれば、キャリアとサービスの選定は、一旦彼らに依頼したほうが確実です。
>自分自身で探す事で、サービス選定の目を養うのも大事ですが、一から探すとなると面倒で時間もかかってしまいます。
>ですので、SIer が選定してきた物を、自分の目で調査する事をお勧めします。

確かにおっしゃるとおりで、せっかくプレゼンしてくるものを無視してわざわざ自分で探すのもナンセンスですね。

最近は本当に通信サービスが多様化してますねえ。昔はFRか専用線どっち!?て感じだったのですが・・。といってもメリットを享受できることは喜ばしいことなのでじっくり検討してみます。また、いろいろと教えてください。

ありがとうございましたm(_)m

お礼日時:2005/01/24 23:37

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